22日の午後、墓参。
姉妹が集まる機会はなかなかないので、この際、妹二人に、遠からず訪れる私の死に関し、色々な頼みごとをしておきたかった。事前にその時間をとってくれるよう頼んでもおいた。
が、実際に話し始めると、印鑑、通帳、その他重要書類の在り処のことはいいとして、いつしか、話題が直接今必要でもない枝葉にそれ、肝心な私の頼みごと(葬送に関すること、死後、私に代わってしてもらいことなど)については、全く話せなかった。
「とみ」での夕食の時間も迫ってきたので、話を打ち切った。
私の死により、妹たちに多大な負担をかけることになることを改めて自覚し、心疲れた。
落陽を眺めながら、人生の終焉を思う。
ひっそりと雲間に消えてゆく落陽のように、私もまた、ひそやかに死を迎えたいのだが、思い描くような最期を迎えることができるかどうか。
この夕は、単なる自然の景として、夕日を眺めることはできなかった。
墓参の前、迎えの車を待ちつつ、見上げた空。
そこには、秋の気配を漂わせた雲と、夏の名残りを留めた雲とがあった。
姉妹が集まる機会はなかなかないので、この際、妹二人に、遠からず訪れる私の死に関し、色々な頼みごとをしておきたかった。事前にその時間をとってくれるよう頼んでもおいた。
が、実際に話し始めると、印鑑、通帳、その他重要書類の在り処のことはいいとして、いつしか、話題が直接今必要でもない枝葉にそれ、肝心な私の頼みごと(葬送に関すること、死後、私に代わってしてもらいことなど)については、全く話せなかった。
「とみ」での夕食の時間も迫ってきたので、話を打ち切った。
私の死により、妹たちに多大な負担をかけることになることを改めて自覚し、心疲れた。
落陽を眺めながら、人生の終焉を思う。
ひっそりと雲間に消えてゆく落陽のように、私もまた、ひそやかに死を迎えたいのだが、思い描くような最期を迎えることができるかどうか。
この夕は、単なる自然の景として、夕日を眺めることはできなかった。
墓参の前、迎えの車を待ちつつ、見上げた空。
そこには、秋の気配を漂わせた雲と、夏の名残りを留めた雲とがあった。
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