ぶらぶら人生

心の呟き

墓参・落陽

2013-09-25 | 身辺雑記
 22日の午後、墓参。
 姉妹が集まる機会はなかなかないので、この際、妹二人に、遠からず訪れる私の死に関し、色々な頼みごとをしておきたかった。事前にその時間をとってくれるよう頼んでもおいた。

 が、実際に話し始めると、印鑑、通帳、その他重要書類の在り処のことはいいとして、いつしか、話題が直接今必要でもない枝葉にそれ、肝心な私の頼みごと(葬送に関すること、死後、私に代わってしてもらいことなど)については、全く話せなかった。
 「とみ」での夕食の時間も迫ってきたので、話を打ち切った。
 私の死により、妹たちに多大な負担をかけることになることを改めて自覚し、心疲れた。
 
 落陽を眺めながら、人生の終焉を思う。
 ひっそりと雲間に消えてゆく落陽のように、私もまた、ひそやかに死を迎えたいのだが、思い描くような最期を迎えることができるかどうか。
 この夕は、単なる自然の景として、夕日を眺めることはできなかった。


              

              

                 

              
              

 墓参の前、迎えの車を待ちつつ、見上げた空。
 そこには、秋の気配を漂わせた雲と、夏の名残りを留めた雲とがあった。

           
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 9月の庭 (ピンクバナナ) | トップ | 医院の鉢花 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿