ぶらぶら人生

心の呟き

中秋の名月

2023-09-29 | 身辺雑記

 今晩、施設の自室から眺めた中秋の名月。
 月の前側にたなびく雲が、赤い線状に見える不思議な光景。

 二重のカーテンを全て開けて、窓ガラス越しに、お月見をする。中天にのぼって見えなくなるまで。


    




 今日は晴天の一日であった。
 朝陽も夕陽も、雲に遮られることなく、山の端から姿を現し、南寄り(自室の真正面)の海上に沈んでいった。

    




    



 今日読んだ本(辰濃和男著『私の好きな悪字』の「老」の項に、

 老いといふものの静けさ夕月夜
 
             渋沢秀雄

 が、載っていた。

 老いの日々も様々。
 上掲作の境地を、羨ましく思う。


     


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