ぶらぶら人生

心の呟き

サンスベリアの花

2017-09-30 | 身辺雑記
9月30日

座敷の広縁にある
テーブルの上に、
サンスベリアの鉢を置いて、
緑を楽しんできた。
買い求めたのがいつだったか
忘れてしまった。
もう10年は経つだろう。
手間のかからない植物で、
私のような大雑把な人間には
好都合である。

今夕、その鉢に、花を見つけて驚いた。
花茎は、いつからどのようなテンポで
成長したのだろう?



伸びた1本の花莖の周囲に、
白い花が咲いている。
サンスベリアは、葉を楽しむ植物だと思い込んでいたので、
思いがけないプレゼントをもらった嬉しさだ。



彼岸花を超小型にしたような花である。



インターネットで調べてみると、
花は、夕方から夜にかけて咲き、
朝には凋むという。

芳香があるとも書いてあったので、
夜、また鉢を覗く。
香を嗅ごうと努めなければわからないほどの微香である。

カーテンを開けると、
正面の空に、メロンのような月が出ていた。
サンスベリアの花とお月さま。

今日で9月、終わる。
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