軌道エレベーター派

伝統ある「軌道エレベーター」の名の復権を目指すサイト(記事、画像の転載は出典を明記してください)

第8回「宇宙エレベーターチャレンジ」(SPEC016)水戸市で開催

2016-12-01 22:06:48 | ニュース
 一般社団法人「宇宙エレベーター協会(JSEA)」(大野修一会長)が主催する、軌道エレベーターの技術競技大会「宇宙エレベーターチャレンジ」(SPEC2016)が今月5、6日の2日間、水戸市の千波公園で開かれた。
 8回目となる今年は、初の都市部での開催で、大学や企業、個人有志など約20チームが参加。高度は最高で約200mとこれまでに比べ小規模で実施され、バルーンから吊り下ろしたロープ式とベルト式の2種類のケーブル(テザー)を、各チームが自作したクライマーを昇降させて性能を競った。エントリーしたクライマーの中には、ベルトのねじれを補正するバンパーを取り付けた小田原城北工業高等学校新機械技術部のクライマーや、上下左右どの向きにもテザーを通せる、湘南工科大+大林組チームによる球形の機体など、ユニークなクライマーが参戦した。(軌道エレベーター派 2016/12/1)

(以下は軌道エレベーター派の雑記です)
 なかなか更新ができず申し訳ありません。SPECにはこれまでも運営側に片足を突っ込んだ立場でしたが、JSEAの理事に戻ったので、今回は完全に運営スタッフとして参加してました。
 今年は小規模開催で、内容に関しても例年通りであまり書くことがないのですが、会場の千波公園の緑地は、千波湖の向こうにビル群や交通量の多い幹線道路が見えて、これまで郊外やサーキットなど、住宅密集地や都市部からは離れた場所で開催してきたこともあり何とも新鮮でありました。この場所になったのは、何でも偕楽園に日本最古のエレベーターが保存されている場所だとかで、話題づくりもあって地元の方々と話がまとまった次第です。公園の一部だから「ついでに見に来た」という一般客が多く、これも雰囲気がかなり違い、会場で配ってたポケットブック300部が全部捌けてしまった。
 
 私はマスコミ対応や写真撮影係などをやっていたのですが、掲揚しているバルーンを遠くから撮影しようと思って湖沿いに公園を歩いてると、白鳥が歩道を歩いてたりするんですよ。で、水戸黄門像の辺りに行くと人だかり。

 みんなポケモンGOやっとる。

 私も、名物のりんごソフトクリームを食べながらちょこっとだけ起動しましたが、特にレアなポケモンの収穫はありませんでした。
 それにしても、SPECは技術的な意義は未知数なので、人の多い場所でやるお祭りにした方が良いと前から思っていました。安全性と二律背反ではありますが、各マスコミの水戸支局もすぐ近くだし、こういう場所での開催を模索していければと感じました。



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