日野橋の無かった時代の地図

2019-12-03 11:52:48 | タナカ君的日常
 「明治前期 関東平野地誌図集成 柏書房」 なる地図の一部を数年前に立川中央図書館でコピーさせてもらって保存してあった。 今日から始めた何度目かの僕のゴミ部屋整理作業の中で廃棄処分するダンボール箱に投げ込んだ資料です。

 ただ廃棄するだけじゃあ、 せっかくコピーして保管してあった資料に申し訳ないから、ブログ記事としてUpします。

 その集成資料の「刊行にあたって」 の文中には次の様な記述があります。

 迅速図と呼ばれる一群の地図があります。 近代測量の揺籃期である明治初期に、正式地形図に先行して作成された諸地図を指しますが、 とりわけ参謀本部陸軍部測量局によって、関東地方一円に測図されたものを「第一軍管地方迅速図」と称し、 近代以前の首都圏とその周辺のたたずまいを、 豊富記載によって今日に伝える・・・

 たしかに武蔵野には雑木林が広がっていますが、中央線の線路は在りません、 立川と日野の間を流れる多摩川には「日野渡船場」の記載が有りますが、 日野橋はありません。 昔を知る本当に良い資料です。



 「さようなら、 燃えるゴミとして出されるコピー君たちみんな!」


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