家庭内映画館

ホームシアターやAV機器、映画の感想・映画にまつわる話をだらだらと書き綴っていきます。

「13 thirteen~マスターズ・オブ・ホラー2~<3>」・・・(358)

2008-05-27 01:35:07 | Weblog
「ヴァレリーの誘惑」Valerie on the Stairs
監督:ミック・ギャリス
原作:クライヴ・バーカー
出演:タイロン・レイツォ、クリストファー・ロイド、トニー・トッド、他
2006年・アメリカ・60分

<STORY>
作家の卵たちばかりが住むアパートに越してきた、小説家志望のロブ。彼は部屋の前住民が自殺したことを聞いて不安になるが、執筆活動に没頭。そんなある晩、謎の金髪美少女が彼の前にあらわれる...

監督は「ザ・フライ2/二世誕生」のミック・ギャリスで原作は「ヘルレイザー」のクライヴ・バーカーです。

アパートに越してきたらその部屋や住人が奇妙で...っていうのはよくあるストーリーですが今作はなかなか良い雰囲気で引っ張っていってくれます。
ちょっと不可解というか誰にでもわかり易いストーリーというのでは無いと重います...私もラストとかよくわかりません(笑)
それでも意外とラストまで退屈せずに観れましたね~すごい面白い作品ではないですけど、なかなか良くできた作品だと思います。

「言葉なき隣人」Family
監督:ジョン・ランディス
出演:ジョージ・ウエント、メレディス・モンロー、他
2006年・アメリカ・60分

<STORY>
娘を病気で亡くし、気分を入れかえるため、閑静な住宅街に引っ越してきた夫妻。隣家に住む男性とも親しくなり穏やかな生活を送っていた矢先、突然夫が失踪。悲観に暮れる妻を元気づける隣人宅の部屋には、ある秘密が隠されていた...

監督は「ブルース・ブラザース」「狼男アメリカン」のジョン・ランディス。

ジョン・ランディス節と言いますか、ブラックなコメディタッチでありながら哀しくも狂気に満ちた作品で非常に良かったですね~

人を殺して白骨化させ、その骨を家族に見立てて一緒に暮らすという恐ろしくサイコなオッサン(笑)のお話なんですが...そのままだとありきたりに終わってしまうところなんですけど途中で良い感じに展開していきます。
ただ途中で「あぁ~そうか、これは○○(←ネタバレにつき伏字)だな?」と気づく方も多いでしょうね~それでもなかなか面白い作品だと思います。