家庭内映画館

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「夜明けのゾンビ」・・・(791)

2013-07-22 09:30:42 | Weblog
「夜明けのゾンビ」EXIT HUMANITY
監督・脚本:ジョン・ゲデス
出演:マーク・ギブソン、アダム・セイボールド、ジョーダン・ヘイズ、ディー・ウォーレス、ビル・モーズリイ、他
2011年・アメリカ・113分<レンタル>

<STORY>
南北戦争中に世界中でゾンビが大量発生。愛する家族がゾンビ化してしまい、失意に暮れるエドワードは放浪の旅に出るが、彼が遭遇したのはゾンビよりも凶悪な人間たちだった...

う~ん...これはちょっと「ゾンビ映画」とは呼びにくいな~
確かにゾンビを描いてますし、まぁ全編にわたってゾンビは出てきます。
が、ゾンビはあくまで一つの要素であって、本質は違う感じがします。
原題が「EXIT HUMANITY」で、正直意味はよくわかりませんが
多分戦争やゾンビの発生で人々が人間性を失って行くことの虚しさとか哀しみとか
そういうことを主人公の目を通して語りたかったのかな~っと。

そんなに予算の掛かった作品だとは思いませんが、非常に丁寧に撮られてますし、映画としてはよく出来てると思います。
ただ、ゾンビ映画として観てしまうとかなり物足りないし、退屈な作品に思えるかも知れません。
あと長いですよね~...基本”人間ドラマ”だと思うので作品の内容を考えるとこんなもんかな~とも思いますが
”ホラーエンターテイメント”を期待して観ると、2時間弱の尺でこの静かな人間ドラマは厳しいかと思います。
まぁそういう意味では今作も邦題の付け方があざといですよね。

悪い作品では無いと思いますが、邦題やパッケージのイメージとはちょっと違う作品なので
逆にフラットな気持ちで観ていただきたい作品ではあります。


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