この話題については一昨年の3月にも触れている。 若い頃には気にも留めなかった事も、50代になれば俄然、現実味を帯びてきますよね。
先ず注意事項。 試算結果は最低金額と考えた方が良さそうです。
1.65歳までに住宅等の重いローンを払い終え、子供も独立していること
2.定年して再雇用後は給与減額により貯蓄増が見込めないものと仮定すると、
60歳までに〝65歳までに貯蓄すべき金額〟を確保する必要があること
3.退職金は企業規模や業種によって異なること (新卒入社後、定年まで勤め
上げても1000万円にさえ届かない企業もあり、給与規程等で確認が必要)
4.年金が何階建てかによって、年金受給額に差が出ること (分らない場合は
ネットで調べてね)
5.定年を待たず早期リタイアを選択した場合、年金受給額も減ってしまうこと
(1年早いリタイアは、2階建て年金なら月額で4千円強の減額を覚悟)
6.年金の減額、受給年齢の引き上げ、医療の進歩による延命も考慮する必要
があること (長寿の家系は尚更)
7.住民税、健康保険は前年の所得に基づいて算出されること (リタイアをして
無収入になっても、1年目は結構かかります)
8.元データでは住居費が概ね2万円とされていることから、これを超える場合、
その差額を加算する必要があること
→ 管理費や修繕積立費の合計が3万円の分譲マンションの場合
生活費月額 : +1万円 65歳までに貯蓄すべき金額 : + 300万
→ 賃料や管理費の合計が7万円の賃貸マンションの場合
生活費月額 : +5万円 65歳までに貯蓄すべき金額 : +1500万
以下、平均的な生活費月額で試算。
ケース1a
条件 : 夫婦、寿命90歳、年金月額20万円、生活費月額28万円
→ 65歳までに貯蓄すべき金額 : 2400万円
ケース2a
条件 : 一人暮らし、寿命90歳、年金月額15万円、生活費月額16万円
→ 65歳までに貯蓄すべき金額 : 300万円
続いて、ゆとりある生活費月額で試算。
ケース1b
条件 : 生活費月額35万円、その他はケース1a と同様
→ 65歳までに貯蓄すべき金額 : 4500万円
ケース2b
条件 : 生活費月額18万円、その他はケース2a と同様
→ 65歳までに貯蓄すべき金額 : 900万円
元データは、平均的な生活費月額は e-Stat の〝家計調査〟を、ゆとりある生活費月額は生命保険文化センター〝平成28年度生活保障に関する調査〟を参考にしているとのこと。
やはり、最も懸念すべきは注意事項の6番目ですかね? 試算では年金月額を低目にしてありますが、ケース1なら、2階建て年金かつ奥様が専業主婦の場合は大差ないでしょうし、今後の減額も必至。 期待希望より安全堅実で試算しました。
ちなみに、a と b の生活費月額の差異が、ケース1では7万円、ケース2では2万円と、やや離れている点は気になるものの、ケース2に関しては僕自身の実感と大体一致しています。
但しケース2でも、65歳までに貯蓄すべき金額は試算結果の倍必要ではないでしょうか? 一人暮らしを想定した試算結果は夫婦のそれに比べ、余力がありません。
さてさて、フォトはシマあつこの〝8ビートギャグ〟。 紆余曲折、悲喜交交の Gary Barden には人生劇場がピッタリですね。 しかし、よく似てる!
先ず注意事項。 試算結果は最低金額と考えた方が良さそうです。
1.65歳までに住宅等の重いローンを払い終え、子供も独立していること
2.定年して再雇用後は給与減額により貯蓄増が見込めないものと仮定すると、
60歳までに〝65歳までに貯蓄すべき金額〟を確保する必要があること
3.退職金は企業規模や業種によって異なること (新卒入社後、定年まで勤め
上げても1000万円にさえ届かない企業もあり、給与規程等で確認が必要)
4.年金が何階建てかによって、年金受給額に差が出ること (分らない場合は
ネットで調べてね)
5.定年を待たず早期リタイアを選択した場合、年金受給額も減ってしまうこと
(1年早いリタイアは、2階建て年金なら月額で4千円強の減額を覚悟)
6.年金の減額、受給年齢の引き上げ、医療の進歩による延命も考慮する必要
があること (長寿の家系は尚更)
7.住民税、健康保険は前年の所得に基づいて算出されること (リタイアをして
無収入になっても、1年目は結構かかります)
8.元データでは住居費が概ね2万円とされていることから、これを超える場合、
その差額を加算する必要があること
→ 管理費や修繕積立費の合計が3万円の分譲マンションの場合
生活費月額 : +1万円 65歳までに貯蓄すべき金額 : + 300万
→ 賃料や管理費の合計が7万円の賃貸マンションの場合
生活費月額 : +5万円 65歳までに貯蓄すべき金額 : +1500万
以下、平均的な生活費月額で試算。
ケース1a
条件 : 夫婦、寿命90歳、年金月額20万円、生活費月額28万円
→ 65歳までに貯蓄すべき金額 : 2400万円
ケース2a
条件 : 一人暮らし、寿命90歳、年金月額15万円、生活費月額16万円
→ 65歳までに貯蓄すべき金額 : 300万円
続いて、ゆとりある生活費月額で試算。
ケース1b
条件 : 生活費月額35万円、その他はケース1a と同様
→ 65歳までに貯蓄すべき金額 : 4500万円
ケース2b
条件 : 生活費月額18万円、その他はケース2a と同様
→ 65歳までに貯蓄すべき金額 : 900万円
元データは、平均的な生活費月額は e-Stat の〝家計調査〟を、ゆとりある生活費月額は生命保険文化センター〝平成28年度生活保障に関する調査〟を参考にしているとのこと。
やはり、最も懸念すべきは注意事項の6番目ですかね? 試算では年金月額を低目にしてありますが、ケース1なら、2階建て年金かつ奥様が専業主婦の場合は大差ないでしょうし、今後の減額も必至。 期待希望より安全堅実で試算しました。
ちなみに、a と b の生活費月額の差異が、ケース1では7万円、ケース2では2万円と、やや離れている点は気になるものの、ケース2に関しては僕自身の実感と大体一致しています。
但しケース2でも、65歳までに貯蓄すべき金額は試算結果の倍必要ではないでしょうか? 一人暮らしを想定した試算結果は夫婦のそれに比べ、余力がありません。
さてさて、フォトはシマあつこの〝8ビートギャグ〟。 紆余曲折、悲喜交交の Gary Barden には人生劇場がピッタリですね。 しかし、よく似てる!