ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

運命の出会い

2017-12-28 08:13:15 | 日記
貴景勝の三役昇進は明るい話題。 唯一人で臨んだ会見の場における、初々しいながらも泰然自若とした姿は素晴らしい。

「稽古場の姿勢や普段の生活が大事と言われている」  「勝っておごらず、負けて腐らず。 精神面が上下せず、気持ちの強い力士になりたい」 という言葉に、平成の大横綱 貴乃花の強く真っ直ぐな教えが見える。

ニュースやバラエティ番組で報じられている通り、貴景勝の父親は貴乃花親方のファンで、本名 「貴信」 は貴乃花の 「貴」 と織田信長の 「信」 だ。 父親と共に幼い頃から貴乃花の取り組みを一緒に見ていた貴景勝。

貴景勝が小学生の時に参加した貴乃花部屋のイベントで、何と貴乃花自らが稽古をつけてくれ、帰り際には 「この子は絶対強くなりますよ」 と言ってくれたとか。

兄弟子の貴ノ岩もそんな親方に守られており、最善の道が採られていることと思うが、早期回復を願う。


ここ10年程で社会は激変を遂げた。 一方、サービス残業やパワハラ、セクハラが悪であるという認識が未だできていない〝時代に取り残された中高年〟もいるだろう。

世間ではようやく犯罪であることが認識され、事の重大さが理解されつつあるというのに、「何気ない、ちょっとした気持ちでやった暴力」 と言ってのける者が上層に居座る現実こそ、角界の深くどす黒い闇を物語る。

書面でのやりとりに限定することで 「〝言った言わない〟や〝歪曲〟の防止」 を図り、警察の取り調べを優先させることで 「先ず〝事実関係〟を正確に固める」 という姿勢は、陰で何があったかを推測させる。



入門した少年を寄ってたかって殺しておきながら、事件発覚を恐れ嘘偽りで塗り重ねた上、あろうことか親方が遺族に無断で葬儀屋に火葬を急がせ、隠し通そうとした事件もあった。 遺体の状態を不審に思った葬儀屋が、両親に火葬してよいか電話確認をしたことで発覚。

その遺体は、片目が陥没し、片耳はちぎれ、もう片耳は裂け、鼻は骨折で曲がり、殆どの歯は折れ、足の裏には煙草の火傷痕、全身に打撲痕 ・・・ これだけ残酷な殺人を犯しながら、その隠ぺいのため、虚言により被害者を誹謗中傷していたという。

危機管理委員会さえ中立性を欠く中、今尚巣食う、この腐臭漂うドロドロとした膿の払拭に、貴乃花親方は唯一の希望である。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする