ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

先日、子会社へ

2011-03-27 00:40:26 | 日記

行ってきました。 最寄の佐〇駅に到達する路線がほとんど動いていないので、その2駅前の〇手駅で待ち合わせることに。

予定の1時間ほど前に到着し、東口を出て左手の松屋で朝セットを食べていると、強い揺れを感じた。 震度は5弱。 僕もカウンター内の店員も特に慌てない。 11日の記憶の影響だろう。 「慣れっこになってる自分が怖いね。いざ激震が来たら、俺達絶対逃げ遅れるよな」などと店員に話しかけ、お互いに大笑い。 

食事の途中でU本部長から電話があり、 松屋にいることを伝える。  食べ終えて店を出ると、 暦日に反する寒風の中、 U本部長が立っていた。  コーヒーに誘って駅に戻るとM部長も到着していた。

駅改札左側の喫茶店へ入り、しばし談笑。 U本部長は地震に気付かなかったと言う。 こりゃ重症だ。(笑) 待ち合わせの5分前になり、駅前ロータリーへ向かう。 ほどなくH社長とM専務が車で迎えに来てくれた。

「社員は被爆を意識していて、20年後には何らかの症状が出るでしょう」などと話をするH社長は、断水の中工夫をしながら営業を続けた功労者だ。 社屋に到着し、会議開始。

まずは2月単月の業績と今期予測が報告される。 その間、絶えず響く振動。 「機器か何かの振動ですか?」と訊くと「地震です」とのこと。 被災地に近いこのエリアでは始終揺れているという。 途中、いよいよ横揺れがあった。

報告も審議も終わり、昼食をとりに別事業所へ。 「震災直後に送っていただいた野菜やカレールー、ミネラルウォーターは本当に有難かった」などと感謝されつつ、豪華な食事をいただく。 そして食事を終え、2月に新設された事業所へと向かった。 フォトはその際に撮ったもの。

5月人形が並ぶ店は端がつぶれ、無残な姿になっている。 経営者であるご主人は亡くなったそうだ。  屋根をビニールシートで覆った家屋が目立つ。 修理は2ヶ月待ちとのこと。

H社長とM専務が、被爆を意識する社員の不安を和らげるためガイガーカウンターを購入しようと探したところ、秋葉原にもなかったそうだ。 ネットも品切れ。 頑張っている子会社メンバーのため、関西の関連会社を通じ調達することを約束した。

S室長、W部長は医師団と共に被災中心地へ行き、3日間支援活動を行った。 出発日の朝には元気なメールが入ったが、2日目から途絶えている。 明日は現地の生々しい話を聞くことができるだろう。

被災地および周辺地区と東京とは相当な温度差がある。

コメント
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