ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

中央大学教授刺殺事件に見る「就職の真実」

2009-05-24 09:22:17 | 日記
1月14日に、とある筋から届いたメールで知った中央大学教授刺殺事件は、その後のニュースで「傷は40箇所以上で背中に多数の傷が集中。 倒れた教授を執拗に刺し続け心臓に到達する刺し傷も」という異常さを伴うものだと知った。

そして5月21日に逮捕されたのは卒業生でのアルバイト店員。 「トイレで先生が来るのを待っていた」とか。 入念な下見で教授が講義前にトイレに行く習慣を把握していた? しかも高枝ばさみを分解し2枚の刃を1本に合わせて凶器を自作するなど用意周到。

新卒で大手食品メーカーに就職するも試用期間中の翌5月中旬に退職。 その後職を転々としつつ、大学で学んだことを生かせる仕事を探していたようだ。 「先生に不満があった」と言ってるし、希望する就職ができないことで教授を逆恨みしていた可能性もあるとか。

未だ真相は分からんし、実際にその教授との間に犯人が凶行に及ぶようなトラブルがあったかも知れない。 ただ、この事件を見ていて、僕が新卒で前職に就いた直後に出席した結婚式帰りの車内、母校の教授と就職センター長から受けた言葉を思い出しましたよん。

「“どこに就職するか”じゃなく“就職してから”が勝負」

当たり前のことだけど、入学や就職は「ゴール」じゃなく「スタート」。 自分を活かすための「権利」や「道具」に過ぎない。 一方この不況下で、入学はともかく就職は厳しい。 「権利」や「道具」さえ入手し辛い今を生きる学生は大変だ。

ところでこの犯人が卒業した頃は不況だったのかい?
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