脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

マルチリンガルを目指す。

2012-12-13 | Weblog
 友人の朝鮮族の人に、ビジネスレヴェルの日本語を教える代わりに中国語を教えてもらうことになった。
最近朝鮮族が日本で活躍する機会が増えてきている。その韓国で知り合いになった朝鮮族の人も日本語が堪能であると言うことで、現在日系の企業で貿易部門の通訳をまかされているそうだ。ビジネスレヴェルの英語を教えてくれと言うのは、たぶんその時に使う敬語などのことだと思うのだが、私の見解では朝鮮族と言うのは他の中国の民族に比べて語学に堪能で熱心に勉強する人が多いと思う。
現に彼ら彼女らは子供の頃からまず朝鮮語を勉強させられ、そして朝鮮族の中学に入ると日本語を教えられる。
日本語を学ぶのも、日本のアニメが好きとかそういう理由ではない、日本語と朝鮮語が文法が同じで、似ている言葉が多いからで、考え方が非常に合理的、おそらく彼ら彼女らが韓国人に比べて反日的ではないのは、そういった土壌もあるのだと思う。
中国の朝鮮民族は、少数民族である。その少数民族である朝鮮族が生き残っていくためには、言葉をおぼえて自分たちの行動範囲をひろげていかなくてはならない。実際言葉をおぼえることで中国にいて、外国人と交流できる機会を持つことができるし、今では彼女のように日本企業で中国語の通訳として働く機会が与えられる。おそらくそういう仕事をしている人たちの中に朝鮮族の人たちがいると思われるが、やはりこれは彼ら彼女らが日本語を勉強してきたアドヴァンテージである。

話しは中国語の話になるが、やはり中国で何かあることについて知りたかったら、人から直接話を聞くこと、たぶん政府などが出しているようなことは、少し深くつっこんでそのことを知りたいと言うぐらいのレヴェルではあてにはならない、やはりそこで信頼できる友人をつくって直接情報を得ることは不可欠である。
私は中国に親しい友人がいて、特に香港にいる友人は実際にこのクラブの人が中国で貿易する時に通訳として動いてくれたのだが、そういう人間たちから聞く話と言うのはかなり興味深いもので、いろいろと参考になる。
言える話の範囲では前にも言った、中国ではボクシングは一般の人ができないと言うこと、前からボクシング特にアマチュアボクシングは金moneyにならないので、競技者がへってきて、昔に比べてかなりメダルがとりやすくなった。
そういうこともあって政府が北京オリンピックにむけて強化スポーツの一つとして位置づけ、そういう養成所をつくったのだと思うが、これはメンツを重んじる中国らしい政策である。
また話によると、とある大きな貿易会社は、おおがかりな貿易がやりにくくなっているらしい。その人間はその通訳としてまかされたのに仕事がなくなってしまって困っているというようなことを言っていたが、やはりこれも尖閣諸島をめぐって大きなまさつが起こっていると考えられる。

言葉をおぼえて他の国の人間と話をすることは非常に興味深くためになることだ。
はっきり言って生徒をほったらかしにしてキャバクラに行ったり、女を連れ込むような奴らは、そんなことに金をつぎ込むなら、語学を勉強した方がいい。基礎英語1からでもはじめりゃあいいと思う。
現に英語で書物を読んだり、新聞を読んだら日本で聞くことや知っていることとは全然違うことや、えっこんなことがあるのかというようなことがよくわかる。
この前の子供のストレスなんて言うのも英字新聞を読んでいて、記事になっていたものだが、欧米と言うのは日本よりも子供の人権と言うものが確率されているので、こう言ったことが記事になりやすく、深刻になるのだと思うが、こういう問題を突き詰めていくと、もはやスポーツクラブと言うのは、ただ自信をもたせるというような安易な考えでは、十分に子供の心のケアをすることは不可能であると言うことがわかり、多少なりともそう言ったことを学ぶようになるだろう。
しかし外の世界に出て行かない、漫画やゴシップ雑誌、スポーツ雑誌しか読まないような奴は人権やコモンセンスが理解できない、この21世紀のグローバルな時代に、広く物事を見ることができないから自分たちの世界でかたまる「そういう奴らが、仲間どうし楽しくやってまーす」というような雰囲気で集まって、日光猿集団ややくざの一派のような軍団を生み出すのと思っているが、指導者がバカだとそういう小さく固まる軍団になると思っている。

この世界は中学生のどころか、小学生の方がまともな会話ができるんじゃないかというぐらい程度のひくいバカがいるが、大人としての当たり前の常識や学識を持たないような、キャバクラや飲み屋でしか通用しないような会話しかできないような人間に何を期待できるのだろうか?
たぶんこういうところにいたら何々一派の一員になるだけで、肝心な部分は成長しない、おそらくそいつらの言っている自信というのはかりそめの自信で、人をなぐって、筋トレをするぐらいで自信がつくならば、そんなことは誰だってする。
正直今このアマチュアボクシングの世界はまともな常識が働いているとは考えがたい。
前にも挙げた不正、人権問題、女性差別、こういうことももう少し広く考えればおかしいことだと思うのだが、しかしなんせ自分たちの世界だけが素晴らしく、正しい世界だと思っている、北朝鮮のような世界だから、どうすることもできない、正直相手にしないということが一番賢明かもしれない。

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