昨日はウォーキングを休みました。
今日からはデンマークの作曲家ニールセンの6つの交響曲について触れる。
今回とりあげるのはニールセンが1924年から1925年にかけて作曲した
交響曲第6番「素朴な交響曲」である。
今回聴いたCDはミハエル・ショーンヴァント指揮、
デンマーク国立放送交響楽団の演奏によるもの。
第一楽章テンポ・ジェストは、ティンパニの音に導かれ、
グロッケンシュピールの音に導かれ、弦楽器と木管楽器の響きで始まる。
第4・第5交響曲とは違い、室内交響曲風で、新古典派的な雰囲気で始まる。
簡素な感じでありながら、それぞれの楽器の絡みは複雑で、
北欧的な魅力にも溢れており、それぞれの楽器が主題をフーガ風に受け継ぎ、
中間部では金管楽器も加わり、やや荒々しい感じにはなる。
再びおだやかな感じになるが、それはティンパニの音で打ち消され、
速い弦楽器の動きでせわしい感じとなり、金管楽器も加わり荒々しくなる。
しかし、最後は弦楽器とグロッケンシュピールの響きで静かに終わる。
第二楽章フモレスク(アレグレット)は、打楽器と木管楽器の響きで始まる。
それぞれが絡みながら、不思議な雰囲気を醸しながら、
民謡風の旋律を使いながら、諧謔的な音楽を、
木管楽器が旋律を引き継ぎ、絡みながら奏でていく。
弦楽器が一切登場せず、透明感のある簡素な響きが続いていく。
第三楽章プロポスタ・セリア(アダージョ)は、
弦楽器の合奏で始まり、それにホルンやフルートが絡んでいく。
しかし、前楽章とは対照的に主導権は弦楽器にあり、
古典派的な楽器編成で旋律をフーガ風に展開し、
最後は弦楽器が残り、静かに終わる。
第四楽章主題と変奏(アレグロ)は、
短い導入部に続き、ファゴットが主題を奏でて、
フルートなど木管楽器がそれを受け継ぎつつ、
その後楽器の編成に変化をつけながら9つの変奏を展開していく。
ワルツ風の第6の変奏では金管楽器などが複雑に絡み、
その後も室内楽的な響きではあるが、複雑に楽器が絡みながらも、
金管楽器のファンファーレが現れ、打楽器が荒々しくリズムを叩き、
弦楽器の速い動きと管楽器が絡んで盛り上ったあと、
最後はファゴットの音が残って終わることなど、
そのユニークさ、斬新な部分はニールセンらしい。
今日からはデンマークの作曲家ニールセンの6つの交響曲について触れる。
今回とりあげるのはニールセンが1924年から1925年にかけて作曲した
交響曲第6番「素朴な交響曲」である。
今回聴いたCDはミハエル・ショーンヴァント指揮、
デンマーク国立放送交響楽団の演奏によるもの。
第一楽章テンポ・ジェストは、ティンパニの音に導かれ、
グロッケンシュピールの音に導かれ、弦楽器と木管楽器の響きで始まる。
第4・第5交響曲とは違い、室内交響曲風で、新古典派的な雰囲気で始まる。
簡素な感じでありながら、それぞれの楽器の絡みは複雑で、
北欧的な魅力にも溢れており、それぞれの楽器が主題をフーガ風に受け継ぎ、
中間部では金管楽器も加わり、やや荒々しい感じにはなる。
再びおだやかな感じになるが、それはティンパニの音で打ち消され、
速い弦楽器の動きでせわしい感じとなり、金管楽器も加わり荒々しくなる。
しかし、最後は弦楽器とグロッケンシュピールの響きで静かに終わる。
第二楽章フモレスク(アレグレット)は、打楽器と木管楽器の響きで始まる。
それぞれが絡みながら、不思議な雰囲気を醸しながら、
民謡風の旋律を使いながら、諧謔的な音楽を、
木管楽器が旋律を引き継ぎ、絡みながら奏でていく。
弦楽器が一切登場せず、透明感のある簡素な響きが続いていく。
第三楽章プロポスタ・セリア(アダージョ)は、
弦楽器の合奏で始まり、それにホルンやフルートが絡んでいく。
しかし、前楽章とは対照的に主導権は弦楽器にあり、
古典派的な楽器編成で旋律をフーガ風に展開し、
最後は弦楽器が残り、静かに終わる。
第四楽章主題と変奏(アレグロ)は、
短い導入部に続き、ファゴットが主題を奏でて、
フルートなど木管楽器がそれを受け継ぎつつ、
その後楽器の編成に変化をつけながら9つの変奏を展開していく。
ワルツ風の第6の変奏では金管楽器などが複雑に絡み、
その後も室内楽的な響きではあるが、複雑に楽器が絡みながらも、
金管楽器のファンファーレが現れ、打楽器が荒々しくリズムを叩き、
弦楽器の速い動きと管楽器が絡んで盛り上ったあと、
最後はファゴットの音が残って終わることなど、
そのユニークさ、斬新な部分はニールセンらしい。
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