ニコライ・ミャスコフスキーのピアノ・ソナタ第２番変ヘ短調作品13を聴く

昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのはピアノ・ソナタ第２番変ヘ短調作品13である。
1912年に作曲されたこの作品は、1948年改訂されている。
聴いたＣＤはエンドレ・ヘゲデスのピアノ演奏による。
曲はレント・マ・デチーソ、アレグロ・アファナートの２つの部分から成る。
高音部の旋律と低音部の旋律が会話するかのように交互に現れ、
その後主題となる旋律が現れるが、それは情熱的に盛り上がっていく。
そしてそのあとは叙情的に奏されていくが、
途中でグレゴリオ聖歌の「怒りの日」の旋律が現れ、
その旋律が変奏されながら繰り返されていく。
そして最初の主題が奏されていき展開されたあと、
再び「怒りの日」の旋律が現れ、その後はしばらくフーガ風の展開になり、
「怒りの日」の旋律も絡みながら、盛り上がりをみせて終わる。