Mars&Jupiter

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アーロン・コープランドの交響的頌歌を聴く

2022-06-17 04:41:02 | 古典~現代音楽北アメリカ編
今回は1900年生まれのコープランドが、
1927年から1929年にかけて作曲した交響的頌歌を取り上げる。
この作品はボストン交響楽団50周年を記念として、
クーセヴィツキーから委嘱されたもので、
彼の指揮の下、1929年2月19日に初演された。
聴いたCDは アーロン・コープランドの指揮、
ロンドン交響楽団の演奏による。
金管楽器の奏でるファンファーレ風の旋律で始まり、
その力強い旋律を弦楽器も引き継いでいく。
いったん木管楽器と弦楽器による穏やかな音楽になるが、
最初の旋律は弦楽器に繰り返され、金管楽器が加わり、
再び力強い音楽になり、舞踏風の音楽になっていく。
中間部は静かな感じの音楽になり、
弦楽器の上で木管楽器が牧歌的な旋律を奏でる。
その静けさは金管楽器により打ち破れて、
壮大な感じの音楽になっていく。
フルートなど木管楽器により一時的に静かになるが、
再びリズミックな音楽になり、徐々に盛り上がっていく。
そして舞踏風の旋律が繰り返し奏でられ、
徐々に金管楽器中心に盛り上がり、最後力強く終わる。
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