Mars&Jupiter

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ハヴァーガル・ブライアンの交響曲第11番を聴く

2016-08-16 12:59:54 | ハヴァーガル・ブライアンの作品
1876年生まれのブライアンの作品で、
今回は1954年に作曲した交響曲第11番である。
聴いたCDはエイドリアン・リーパー指揮、
アイルランド国立交響楽団の演奏による。
第一楽章アダージョは、弦楽器のゆったりした旋律で始まる。
フルート・ソロなど神秘的な雰囲気も感じさせるが、
弦楽器や木管楽器にその旋律が引き継がれる中、
徐々に金管楽器と打楽器で情熱的な盛り上がりをみせていき、
それが終わったところで静かになり、次の楽章に続く。
第二楽章アレグロ・ジョコーソは、打楽器の叩くリズムに、
ホルンが入り旋律を奏でていき、
やがて弦楽器がそれを受け継いでいく。
そして行進曲風に進行したあと、穏やかな部分となり、
弦楽器と木管楽器中心に展開され、
そのあと金管楽器や打楽器が入ると軽快な部分になり、
そして、弦楽器を中心としたゆったりとした部分に変わり、
打楽器と金管楽器が入ると勇ましい感じとなる。
再び弦楽器と木管楽器中心の部分となって、
最後に低弦と打楽器が残って静かに終わる
第三楽章マエストーソ・エ・ペザンテ-アレグロ・マルシアは、
力強い行進曲風の旋律で始まり、民謡風の旋律も現れる。
そのあと打楽器と金管楽器で行進曲風に展開し、
盛り上がりをみせて、最後力強く終わる。
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