そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

弟に救われた首相

2009-12-04 | 政治と金

それにしてもため息が出るような金額である。一月1500万円もらえるとはねぇ。鳩山兄弟が母親からもらっていた。兄の由紀夫が首相として大問題になっていたが、弟の邦夫もほぼ同額も 091204_2らっていたようである。家族内のことであり、違法性はとにかく事件性もないとのことで捜査はこれにて1件落着のようである。

さて審議拒否までして、(実態は郵政問題で造反者が出ないための欠席であったが)資金疑惑を追及すると息巻いていた自民党であったが、急にしぼんでしまった。自民党の弟も同じように、母親から資金提供を受けていたのを知らなかったのである。追及のしようがなくなってしまった。吐いた唾が戻ってくる。

今回の邦夫も資金提供を受けていたことで、由紀夫の側はほっと胸をなでおろしていることであろう。下手をすると鳩山政権の命取りになりかねない問題であったが、好評だった事業仕分けのこともあり、これで収束した。追及する人がいなくなったのである。

官房機密費問題でも似たようなことが起きている。つまり、与野党とも不味くなったりしたことが起きると、誰も追及できないのである。唯一共産党だけが追求できる立場にあるのであるが、それはどこかおかしくないだろうか。

恵まれた環境で育ったからと平然と口にするが、これほど金に無頓着だったとは驚きでもある。事務方もその辺りは鷹揚だったのであろうか。兄弟そろってこんな大金なのに知らなかったようである。イタリア首相も大金持ちであるが、国民はあれだけの資産があれば悪いことはしないだろうと見ている。金銭問題は確かにないが、失言や女性問題が後を絶たない。大金持ちの彼らに庶民のことが解るだろうか。

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