十両の結果：六日目

【明烏】
きわどい相撲の続く明烏。今日も判定に悩む難しい相撲だったが、そこは人格者、潔く「負けです」と一言。
○○●●○●


【朝乃立】
新十両の今場所、本来の力が発揮できず心配されていた朝乃立だが、今日は中国美人の夢を見て鬼立ち。今場所一番の相撲で、はじめて朝乃立らしいところを見せた。ついに海外公演を乗り切るきっかけをつかんだ朝乃立、今晩も飲まされるがここからの巻き返しが期待される。
●○○●●○

玉椿；六日目

　玉椿は豪快なつりだしで４勝目。「いやあ、まらが前っていうか上を向いてんのな。アダルトビデオとかでは見たことあるんだけどよ、あんなのつくりものだと思っていたからよ、こんなことってほんとにあるだな」と、上機嫌だった。（「まらずもう新聞」）

　　●○○○●○

雲虎：六日目

暑くて寝苦しい中、寝返りを打ったところ、硬くなったまらが布団に突き刺さり、その刺激で目覚める。寝苦しい態勢になっても体を入れ替えてしっかり勝つという盤石の相撲で初日から６連勝。大関にまた一歩近づいた。（「まらずもう新聞」）

○○○○○○

毛呂乃：六日目

まらずもうは本来神事。某神社の『たま祭り』にもまらずもう力士を、ということで、４尺まらの毛呂乃に白羽の矢が当たった。立派なまらで立派に奉納土俵入りを務めた毛呂乃だったが、祭りとあってその後も境内でたまを露出しまくり、蚊に刺されまくる。その痒みの刺激に反応したのか、はたまた痒いのを寝ている間に無意識にぼりぼりかきまくったしごきに反応したのか、今朝は自信のもてる勝ちっぷり。立派な勝利がもたらされたのは、神様が毛呂乃の土俵入りに満足なさったからに違いない。（「まらずもう新聞」）

○○●○○○

関ヶ根：六日目

関ヶ根は今日も勝って早くも５勝目。記者団に囲まれたが、「あぁ遅刻・・・」と足早に去っていった。どうやら出勤時間を遅らせてでも勝ちにこだわったらしい。淡泊で飽きやすいという前評判だったが、本気になったら怖い存在かもしれない。（「まらずもう新聞」）

○○●○○○

幕下以下の結果：六日目

＜幕下＞
● 摩羅の川（１勝１敗）
新婚場所を全勝優勝で飾りたかった摩羅の川だが、二番相撲で早くも黒星、自身通算二度目の敗戦。立ち合いから勢い不足で、昨日からの北海道遠征の疲れが出ているようだ。

○ 飛埒王（３勝）
飛埒王は先場所とは見違える強さを発揮して３連勝。今日も確認するまでもない圧倒的な勝利。摩羅の川が早々に脱落したこともあり、幕下優勝が期待されるのはこの飛埒王のみという意外な展開になった。