＜幕内＞
雲虎（東関脇） ○○○○○
玉椿（西関脇） ●○○○●
毛呂乃（西８） ○○●○○
関ヶ根（１６格）○○●○○
幕内で大関獲りを目指す両関脇は初日から明暗。雲虎は土つかずの５連勝。昇進ラインは１１勝、数字の上では残り５勝４敗とあって、大関が見えてきた。この際優勝で花を添えてほしいが、大相撲・白鵬も相変わらず土付かず。自己最高成績が１４勝の雲虎、今場所は全勝優勝なるか。一方の玉椿は白星でも危ない相撲が多く、３勝２敗。大関は厳しくなってきたが、先場所も序盤３勝２敗から、１１勝まで星を伸ばした実績があり、あきらめるのはまだまだ早い。毛呂乃の序盤での敗戦は意外。平幕だが波乱と言ってよいだろう。これ以上負けるところなく、雲虎についていきたいところ。新人・関ヶ根は意外な強さを発揮して４勝１敗。これは案外期待できそうだ。
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＜十両＞
明烏（西１） ○○●●○
朝乃立（西１１）●○○●
幕内復帰を目指す明烏は波に乗れないながらも白星先行。序盤の崩れを後半の粘りで盛り返す、というのがこの力士の持ち味なので、序盤戦の時点で白星先行は大きい。一方中国公演中の新十両・朝乃立は十両の壁・海外の壁にあたって苦しんでいるが、これを乗り越えれば一皮むけるはず。まらずもうで一皮むけた力士はなにより強い。これをきっかけに成長してほしい。
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＜幕下＞
大松嶽（東６）
月乃猫（西６） ○や●や○
勢稀の里（東１４）ややややや
下呂泉（１５格）
飛埒王（西３０） ○やや○
摩羅の川（西３８）や○
幕下は大混戦。注目の月乃猫は１敗を喫し、全勝優勝はなくなったが、今場所に限ってはまだまだ十両昇進のチャンスはある。先場所ストレートで負け越した飛埒王が、今場所ここまでは見違えるような強さを発揮しており、優勝候補筆頭の摩羅の川の対抗馬として急浮上。いたってまじめそうと好印象だった新人・下呂泉からはまだ報告なし。まじめに報告してほしい。
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＜三段目＞
太田（東６２） や●
汚痔の山（東７１）○○○や
脱走壁のある太田だが、今場所は二日目にきちんと土俵に上がった。この一番に敗れて以来、また連絡が途絶えているが、一つの敗戦でくさることなく、土俵に上がってほしい。一方の汚痔の山は早くも3連勝。春場所からの連勝記録を15に伸ばしている。一部で「三段目にしては強すぎる」との声も上がっており、今場所も当然、優勝を狙ってくるだろう。
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＜序二段＞
池男王子（東８７）や●
場所前好調が伝えられていた池男王子は初戦を落としたが勝負はこれから。自身の持つ連続番付上昇記録を更新するには勝ち越しが絶対条件。先場所に続いて今場所も勝ち越しなるか。
