十両の結果：四日目

【明烏】
　明烏は「けさもリズムが掴めず・・・」と力なく土俵を割ってしまい、これで２勝２敗の五分に星をもどしてしまった。
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【朝乃立】
　古来中国では亀は神秘的な動物とあがめられているが、肝心の朝乃立の亀は前夜の深酒が効いたのか、はたまた海外におびえたのか縮こまって出てこない。これには詰めかけた中国のファンもがっかり。しかしまだまだ序盤戦。本人も「気持ちを切り替えて奮い立たせたい」と語っていた。
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毛呂乃：四日目

　前日雲虎の撹乱戦法にまんまとはまった毛呂乃、精神的影響も心配されたが、この人にそんな心配は全く必要なかった。自分の相撲に集中することを決めた毛呂乃は、まらをぐっと握りこみ、すりすりしてから寝たことで程よい刺激が与えられ、夢精することもなく勃起を持続。なんと眠りについたときから起床時まで勃起し続けていた。これではいつたたき起こされても負けようがない。まさに死角なしの取り口だった。（「まらずもう新聞」）

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関ヶ根：四日目

　前日あっさりと敗れ「もう疲れた」と愚痴をたれていた関ヶ根だったが、今日はごきげん。客に向かって「おは」と一言、土俵に上がるやあっさりと勝ちを収めて引き上げていった。ムラっ気のある力士だが、それがいい方に作用して昨日の敗戦も3歩歩いたら忘れていたようだ。　（「まらずもう新聞」）

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幕下以下の結果：四日目

＜幕下＞
○　飛埒王（２勝）
　本人が「入門以来、最高の完勝です」とコメントするように、強烈な突き出しで２連勝。「この内容がコンスタントにとれれば、幕内でとるのも夢ではないねえ」と観戦していた協会幹部も目を細めていた。

玉椿：四日目

　玉椿は頭がぼんやりしている状態のなか、なんとか３勝目を拾った。「いやあ、やっぱり疲れてんのかねえ。ゆうべはやたらねむくてよ。なんの作戦もないまま土俵に上がっちまったんだが、勝ててよかったよ」と苦笑い。記者の「これで大関昇進への可能性をのこしましたね」との問いには「それはねえよ」ときっぱり。　（「まらずもう新聞」）

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雲虎：四日目

　雲虎はけさも６時前起床で４連勝。土俵上での態度も堂々たるものだが、「調子のよいときはリズムを崩さず、その良い流れを維持させるに限る。 自分に自信をもてば、下手な小細工をする必要もあるまい」と取組後のコメントにも風格がでてきた。　（「まらずもう新聞」）

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　雲虎関の自戦記