まらずもうブログ

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新弟子情報(下呂泉)

2010-07-09 11:24:08 | 力士情報

 名古屋場所、幕下付け出しで初土俵を踏む予定の、下呂泉(げろいずみ)さんを紹介します。

・しこ名 下呂泉 昇(げろいずみ・のぼる)
・出身地 岐阜県
・コメント ノーコメント

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 江戸時代以来、相撲の力士は取組後まず風呂に入り、さらにおねいさんのいる風呂に入りに行ったりするなど、すもうと風呂の縁は深い。下呂温泉は日本三名泉に数えられるものの、泉質は一般に無色透明、白濁泉ではないため、まらずもうへの効能は疑問視され、さいきんでは力士の間での人気も低下していた。
 故郷の下呂温泉の人気低下を憂慮した下呂泉は、その効能を全国に知らしめるべく、まらずもうに入門することを決意したようだ。下呂泉本人は非常にまじめな性格、物腰もやわらかで、インテリ風の風貌。一見するとまらずもうのような荒々しい競技に足を踏み入れるタイプには見えないのだが、あえて厳しい世界に飛び込んだところに、かれの決意のほどがうかがえる。

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名古屋場所にむけて(その4)

2010-07-09 10:00:00 | 力士にきく

きょうは、名古屋場所最大の目玉である、新十両の朝乃立関にお話をうかがいました。

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・朝乃立

ー まずは新十両、おめでとうございます。場所前の調子はいかがですか。
(朝乃立)今場所は、初の海外からの参戦ということで緊張しています。ただ、調子は悪くないです。


ー いよいよ番付の文字も大きくなったわけですが、場所前の野球賭博騒動で、そのせっかくの番付発表が大幅に遅れてしまいました。渦中の雲虎関とはよく稽古される間柄だそうですが、雲虎関の潔白は、信じていいんでしょうか。
(朝乃立)  潔白どころか、もしかしたらまだ黙秘しているだけかもしれません。数少ない日本産大関ということもあり、協会は雲虎関に甘すぎるんじゃないでしょうか?


ー 関取自身の話に戻りましょう。今場所から関取の仲間入り、15日連続の取組になります。意気込み、お聞かせください。
(朝乃立) 初の15日連続、初の海外参戦とあり、困惑しています。中国では、「毎晩飲む」という不可解な文化があります。毎晩飲みながら勝ちを拾うのは困難かと思いますが、精一杯がんばってみます。まずは8勝目指して頑張ります。


ー まらずもうは、序ノ口から幕内までで、実は十両だけ、優勝者が出ていません。十両優勝は11、12勝が通常のラインですが、狙っていきますか?今場所の目標、お聞かせください。
(朝乃立) 中国でパワープレイしすぎて、肝心の相撲で力が発揮できないようでは困ります。日々精進して、後先考えずに頑張ってみます。


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 十両昇進してはじめての場所を中国でむかえることとなった朝乃立関。海外への普及にも熱心ということで、関取としての自覚と責任感が感じられます。
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