まらずもうブログ

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名古屋場所にむけて(その5)

2010-07-10 12:00:00 | 力士にきく
 きょうは幕内の毛呂乃関からお話をうかがえました。

__________
・毛呂乃

ー 場所を目前にひかえていかがでしょう? まらずもうに対する意識は高まってきましたか?

(毛呂乃) 強烈なプレッシャーです。ED再発しそうです。


ー 毛呂乃関といえばコースクリュー勃起に代表される、多彩な技が持ち味ですが、ふだんはどのような稽古をなさっているのでしょうか?

(毛呂乃) 堂々と人に見せられるような技ではないので、布団に隠れて稽古しています。


ー 毛呂乃関は報道陣に対してなかなかコメントをなさらず、マスコミぎらいということで有名ですが、今場所もやはり雲虎関を通じての結果報告という形になるのでしょうか?

(毛呂乃) むしろ雲虎関が嫌味のように毎朝問い合わせてくるのでそうなると思います。 が・・・ずいぶんヤツが脚色しているようで・・・。


ー では、さいごに今場所の目標をおきかせください。

(毛呂乃) なにやら闇を感じます。生き残ること、これが一番ですね。

__________

 あいからわず控えめなコメントですが、二場所目ということでだんだんまらずもうになじんできた様子もうかがえますね。
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名古屋場所の見どころ

2010-07-10 00:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析
【この難局をチャンスに】

 東西の関脇・雲虎と玉椿がともに大関昇進を狙う注目の今場所―――本来ならばこんな書き出しの展望記事となったであろうこの名古屋場所。場所前の野球賭博問題の影響で、まさに非常事態の中、初日を迎えることになる。まらずもう界は、日程から番付編成に至るまで大相撲に準拠しているため、大相撲の番付発表が初日のわずか1週間前まで延期されたために、まらずもうでもそれまで番付が組めないという煽りを受け、非常にあわただしい場所前となってしまった。しかし、まらずもう界全体がこの状況をチャンスととらえ、一丸となって本場所を務めれば、この場所が飛躍のきっかけになりうると信じている。
 大相撲界では、野球賭博問題の対応のまずさから、番付発表延期・謹慎者続出・テレビ生放送中止などの事態に陥っている。これに対してまらずもう界は看板力士・雲虎の野球賭博が疑われてほどなく、今場所放っておいても休場濃厚だった幕下・勢稀の里を出場停止処分、事態をいち早く収束させた。当初6月28日発表予定が7月5日に延期された番付表を見ても、大相撲、まらずもうの対応の差は明らか。まらずもうの新番付にはきちんと「7月5日発表」と記されているが、大相撲の番付はあろうことか「6月28日発表」と記されたまま、解雇になった力士は記載されているわ、降格された親方がもとの地位のまま記載されているわで、発表の日取りを遅らせただけで何の対処も施さない、というお粗末な番付になっている。これだけでも大相撲・まらずもうの意識の差は歴然。このような個々の対応を、ファンはきちんと見ているのである。NHKには放送中止を決めるまでに、放送中止を求める声がおよそ8000件寄せられたというが、まらずもうブログに中止を求める声は皆無。さらに現在までに入っている情報では、今場所大相撲の新弟子はわずか1名、対するまらずもうは倍の2名、ついにまらずもうの新弟子数が大相撲を上回った。良識ある皆さんには、ぜひともまらずもうの方を応援していただきたい。

【大関に挑む両関脇―雲虎11勝、玉椿12勝が目安か】

 さて、ようやく本題の幕内だが、今場所は雲虎・玉椿の両関脇がともに大関獲りに挑む。
東関脇の雲虎は先場所大関昇進を逃し、今場所再挑戦。先場所大関獲りに失敗したとはいえ、この2場所三役で14勝、12勝と安定した成績を残しており、11勝すれば昇進は間違いない。雲虎は先場所一度大関獲りを経験しており、しかも先場所の12勝が自己最低成績。となれば昇進の可能性は高いといえよう。また、まらずもうの優勝ラインは大相撲に準拠するため、大相撲で全勝優勝を続ける白鵬の前に、雲虎は悔し涙を流し続けた。春場所などは14勝1敗でも優勝とは認められなかったのである。しかし今場所は荒れに荒れている大相撲界。土俵に集中しにくい状況であり、優勝ラインも下がる可能性がある。雲虎にはぜひとも優勝して、大関昇進に花を添えてほしいところだ。
 対する玉椿は今場所新関脇で大関初挑戦。この2場所12勝、11勝だが、最初の12勝は平幕だったこともあり、今場所は先場所以上の好成績が求められる。12勝以上、というのが審判部の見解。一時は十両落ちし、年齢的衰えを指摘されていた玉椿だが、今年再入幕してからは11勝、12勝、11勝ときており、12勝は不可能な成績ではないように見える。だが、名古屋は玉椿にとって鬼門の場所。昨年は初日から14連敗を記録している。毎年7月は夜勤が増え、睡眠が不規則になるためで、「なぜか名古屋は勝てない」という運の問題ではなく、状況的に勝ちにくい理由があるだけに厳しいところ。不利予想は否めないが、鬼門を突破して大関昇進なるか。あるいは今場所の大関昇進はならなくとも、来場所につながる成績が残せるか。負け越してしまえば大関獲りは振り出しに戻ってしまうため、最低でも勝ち越しておきたいところだ。
 この2人に割って入る勢いなのが先場所11勝を挙げ敢闘賞獲得の新人・毛呂乃(前頭8)。雲虎が唯一恐れる四尺まらの持ち主は、果たしてどこまで雲虎を追い詰めるのか。なにしろ毛呂乃は男にも興味があるとのこと、追い詰めるだけにとどまらず、毛呂乃が雲虎を「抜き去って」しまうというのもない話ではない。さらには「21敗」という謎の目標を掲げる関ヶ根も幕内最下位、16枚目格でデビュー。場所前インタビューでファンへ一言を求められ、「すごい夕立、傘持ってない」と発言。夕立はすごくとも、「朝」はどうなのか。また、「笠持ってない」というまらも不利に作用しかねない。未知の要素が多い関ヶ根の実力も気になるところだ。

【十両―新十両朝乃立は初の中国公演】

 今場所の十両は2名。筆頭の明烏は幕内からの陥落。筆頭という好位置なうえ、大相撲幕内に解雇・謹慎者が出ているため、勝ち越しさえすれば幕内復帰はまず間違いない。1場所での幕内復帰を期待。
 もう一人の11枚目・朝乃立は新十両。幕下付出から2場所のスピード出世が評価され、今場所はまらずもう初の中国公演の大役を仰せつかった。まらずもうの海外公演は今年春場所の「大松嶽アメリカ公演」以来2度目。また、中国公演自体は大相撲を含めても平成16年以来6年ぶり3回目。しかも大相撲の海外公演は所詮巡業だが、まらずもうはれっきとした本場所である。力士にとって海外公演はやはり厳しく、さきの大松嶽アメリカ公演は4勝11敗と大きく負け越している。中国では毎晩のように飲まされるという不利な環境だが、海外公演初の勝ち越しなるか、朝乃立に寄せられる期待は大きい。また、まらずもうでは序ノ口から幕内まで全6階級のうち、この十両だけはまだ優勝者が出ていない。十両は11~12勝で優勝が決まることが多く、幕内ほどの白星は要求されない。勝ち越しのみならず、朝乃立には優勝もしてほしいところ。新十両のため11枚目と下位ではあるが、謹慎休場者続出の今場所に限っては、優勝すれば即入幕ということも考えられる。

【幕下―6人による大混戦~注目は月乃猫・摩羅の川】

 幕下は大松嶽・月乃猫・勢稀の里・下呂泉(幕下付出の新人)・飛埒王・摩羅の川の6人。このうち勢稀の里は謹慎休場となった。それぞれが魅力的な各力士だが、今場所特に注目は月乃猫・摩羅の川の2名か。
 まず摩羅の川だが、序ノ口からデビュー以来、各段を1場所で通過、4場所目で早くも幕下に上がってきた。敗戦は序二段時代の1敗のみ、ここまで20勝1敗という抜群の成績を誇る、優勝候補筆頭だ。私生活でも大きな変化があったと聞くが、その件についてはぜひとも優勝してファンに報告したいところだろう。
 一方の月乃猫は平成22年3月幕下付出、今場所新十両の朝乃立と同期生。出世では朝乃立に遅れを取ったものの、正々堂々とした真っ向勝負が魅力。目先の白星にとらわれない姿勢は大成に通じると、関係者の評価は高い。今場所は6枚目。幕下力士の十両昇進基準は、①15枚目以内の全勝者②上から好成績者、となるが、慣例上、5枚目と6枚目には大きな差があり、5枚目以上であれば4~5勝でも昇進がありうるのに対し、6枚目以下は6勝しても昇進は難しく、6枚目以下から7戦全勝以外で昇進した例というのはあまりない。しかし今場所は大相撲が非常事態。幕内の解雇1名、十両の謹慎休場4名、病気休場者1名が出た時点で、すでに6人分の空きができている。この他にふつうに負け越して陥落する力士が出るとなると、今場所は幕下から大量に十両昇進者が出るとみて間違いない。となれば、今場所に限っては6枚目であっても、全勝しなくとも昇進のチャンスは十分巡ってくると考えられる。「勝ち越したらみひろのAV」「全勝したら歓楽街行き」と自らを鼓舞してきた月乃猫だが、今場所はさらに「負け越したら15日間オナニー禁止」という十字架を背負うことを表明。今場所に賭ける意気込みは並々ではない。

【三段目・序二段―汚痔の山の連勝は】

 場所前のインタビュー記事をご覧いただければわかるとおり、今場所は体調不良、調整不足を訴える力士が多い。そんな中、三段目・汚痔の山と序二段・池男王子は好調をアピールしている数少ない力士。
 先場所序二段優勝で三段目に昇進した汚痔の山は、現在まらずもう最高の12連勝中。なお、幕下以下の連勝記録は大相撲を含めると土佐豊の「30」。果たして汚痔の山はこの記録にどこまで迫れるか。このまま連勝を続ければ、目前に迫った名古屋場所を含めて3場所後、今年最後の九州場所に土佐豊の記録を更新、同時に十両昇進を決めることになる。まずは今場所、連勝を19まで伸ばし、1場所で幕下に昇進できるか。
 序二段の池男王子は入門4場所目にしてついに勝ち越しを決めた苦労人。地道に番付を上げており、今場所は「ラブリーな彼女のおかげで絶好調、全勝優勝を狙う」と力強く語ってくれた。一つの勝ち越しをきっかけに大きく飛躍する、というのはよくあること。池男王子は、もう負け越しを続けていたころの池男王子ではない。
 また、三段目には毎場所脱走を繰り返す太田がいるが、不祥事続きのこの時期、部屋では太田に対する締め付けを厳しくする模様。先場所は2番だけ取った太田、今場所は初の7番フル出場なるか、部屋の管理能力が問われる。

まらずもう名古屋場所は、あす11日(日)初日。
ご声援よろしくお願いします。

○●○●○番付表プレゼント○●○●○
日本まらずもう協会事務局(marazumou@gmail.com)まで。
7月15日締め切りです。

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