高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

11月は外出介助0件

2009-12-03 14:18:10 | 暮らし

データーを取るのにフッと気がつけば外出介助の依頼11月は皆無でした。数年前から減少傾向で、去年は激減でした。

私たちボランティアは行政の隙間を埋め、手がさし伸ばされ充足されたら、新たな活動に進んでいく役割と認識しています。この状況をどのように考え進めるのがいいのでしょう。

私達に聞こえるのは暮らしの様々な外出の依頼に時間1500円~4000円で事業所によっては実費で引き受けていると言うのです。

当会は介護保険以前から活動をはじめ、行政の窓口や社会福祉協議会から問い合わせや依頼がありました。最近も問い合わせはあるのですが「利用される本人から連絡を頂きたい」と待っていても電話はありません。

高齢者の方々は新しい人との関係に臆病のように思うのです。「だまされる」と思われたり、疲れるのでしょか。

私達はそのような人たちにあえて付き合いますともいえません。お互いに快く外出を楽しむのには信頼関係が無ければ難しいのです。

外出介助ボランティアもこのように依頼が無ければ他の活動に散っていき、現状はボランティアに依頼するのも厳しいのです。

ひとまずどのような形でも充足されたと。

ならば、次なる活動ですが、ここ数年外出依頼に反して事務所に併設したサロンの潜在的な利用が増してきています。

苦しいのは、外出依頼の調節は電話と机さえあれば可能なのですが、サロンは場所と言う目に見いえるのが必要で、ここで私達の悩みは深まるのです。

中央区の包括支援センターから支援の依頼が入ります。地域のニーズに対応したいと、出来る限り依頼には応えていますが「場」を開き続ける資金が底を突いたのです。これで負けたくは無いのです。

こうなるまで何もしなかったのでは有りません。大阪市に去年当サロンを介護予防のモデルとして支援いただきたい。もっと沢山このような気軽に歩いていけるサロン実現に協力して欲しいと申し入れをしたのですが「私たちがしなければならないことをしてもらっている」と聞いてくださったのですが、3月に「お金が無い」と回答が寄せられました。

また話し合いで「会のサロンは介護保険対象者や介護予防対象者など間口が広すぎて行政では受け入れる課が無い」とも言われ、ガッカリでした。

危機的状況でたどり着いたのが、自立の道を探ろうとの決意です。何とか自主財源を作り出し、若い方々にバトンタッチしたいのです。

最近忘れっぽいので、穴を開けるのではと恐れていたことがつい最近起こってしまいました。そんなこともあり、一日も早く後継者につなぎたい。それには給料の出せる団体に早くならなければと目標は大きくなるばかりです。

外出はお金を出せば出かけることが出来ますが、高齢になって毎日出て行くのは無理なことです。自宅に居る時間が増えても、どこかに気軽に話しにいける。デイサービスに行かない日に話に行くところうがある。それも、決められた時間や場所ではなく、自分で選び、自分が動く。気兼ねなく好きなことが出来る。そんな場が多く出来たらと心からの願いです。

年末になりました。決意や夢や混沌としたケラコです。