高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

不公平

2008-09-03 11:16:56 | 暮らし

数日前、事務所に来るいつもの道で終日立ち続けている初老のホームレスの女性に最近会ってないと気になりました。

京阪から地下鉄に向かってエスカレーターで下る時必ず見ていました。「アレ。どうされたのだろう?」近くの派出所に安否を確かめようかと思ったほどでした。

それが昨夜懐かしい姿を見て元気だったのだと安心しました。

数年前の冬。夏と変わらない姿だったので、寒いだろうとオーバーを持って行き「着られませんか」と声を掛けました。彼女は「いらん」と答えたのですが、それでも気になり派出所に行き聞きました。

「寒いだろうと気になって持ってきたのですが、いらないということです。忘れたフリをして近くに置いたら着られるでしょうか?」。「それはあかんわ。私らが聞いてもイランいうから。」

又ある冬でしたが土佐堀通り角にドートールの喫茶店があるのですが、横の地べたに座り込んで、着ている服を頭まで引っ張って覆い眠ってられる姿も見ました。

世の中に暮らす人全てが幸せで有ればいいのですが、どのような過酷な環境でも神様は存在のまま守ってくださっているのだとこんなとき思うのです。

何を書いてるのと言われそうですが・・・・

一方で世の中のリーダーとして政治を動かしている人たちの傲慢と無駄遣いに腹が立ちます。選挙に勝てないと自分たちの選んだリーダーを引き摺り下ろす身勝手な議員たち。選んだらせめて数年は忍耐と知恵を持って守り立てることができないのでしょうか?

頭に上司の交代で右往左往している職員。無駄と言いながら捨てられる用紙の山が浮かんだのです。首相の退陣で省庁の無駄は計り知れません。新しいことはいいことですが、こんな新しいは税金の無駄遣い以外にありません。

貧しい人たちが見捨てられているのに、勝手な議員に厳しい目も声も上げない市民。私たちは嘗められていませんか?繰り返し首相が一年で次々変わる安定の無い国政。こんなことで世界の信頼を得られない日本を哀しく思っています。