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京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

半衿の付け方、ちょっとお勉強

2019-11-18 11:48:28 | 着付あれこれ

このところ、着付けのお仕事が多かったのですが、そこで気になったこと、

皆さんにお伝えしておこうかと思います。

 

着付けの際、衿元をきれいに決めるために半衿の付け方もかなり重要

と、何度かブログでも半衿の大切さ、お話ししています。

が、また今日はちょっと半衿についてお勉強の時間です


半衿って何故つけるのでしょう?

刺繍の半衿や柄の半衿は、おしゃれの意味もありますが

そもそも・・は長襦袢の衿を汚さないため・・・です。

長襦袢、着たら必ず、衿は汚れます。

毎回襦袢を洗うのって大変ですよね。

だから半衿をつけて、半衿だけ汚れたら取り換えるのです。

って、皆さんご存知ですよね。

そこで、もう一歩踏み込んで・・・

先日、お客様が着付けに持ってきてくださった長襦袢ですが、2枚続けて

こんな風に半衿がついてました。




の付け方では、長襦袢の地衿(本体の襦袢の衿)の背中心あたりが汚れてしまいます。

地衿が5ミリほど見えているのが、分かるでしょうか?

半衿の汚れが付く部分は、お顔の下あたりの首にあたる部分

それから、背中心の背中の肌に触れる部分です。


写真・上の長襦袢は、両面テープでつけてあり、修正するのが大変だったので

仕方なく気になるゆるみだけ一部はがして修正して、お着付けさせて頂きました。



写真・下の長襦袢は、部分的に解いて、汚れる部分をカバーできるように

縫い直してお着せしました。

見比べて違いがわかっていただけるでしょうか・・・


半衿の付け方・・・あまりうるさく言うとしり込みされそうなので

悩みどころなのですが、私は結構こだわりたい事です。

 

半衿付も、「慣れ」です。

着物を着るのも回数で、何度も失敗しながらも着ていれば

絶対着られるようになるのと一緒

何度も付け替えているうちに、「手を抜いていいところ」と

「手を抜かずに気を付けなければいけないところ」のメリハリがわかってきます。

 

仕立屋さんは、最初とっても丁寧に美しくつけてきてくださるけれど

そうすると、取るのが大変だったり、

中には、「とるものですか?」なんておっしゃる方もあります。

私の半衿付のモットーは、簡単につけて簡単に外せるようにつける事

どうか、失敗を恐れず、面倒がらず、半衿付、頑張ってください。

わからなければ、お教えしますので

 

キレイな衿元は、半衿の付け方も影響しますし

今日は半衿の役目を考えた付け方のお話をさせて頂きました


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かわいい!七五三

2019-11-10 23:36:50 | 着付あれこれ

11月に入ってやっと秋らしいいいお天気が続いて気持ちいいですね。

定休日でしたが、今日も朝から5歳の男の子のお着付けをさせて頂きました。

今年は2日と4日がピーク、何人かのお嬢ちゃんの写真を撮らせていただいたので・・・

 

 

最近は珍しくなった新日本髪のお嬢さん。

大人っぽいヘアスタイルもいいですが、今しかできない日本髪、可愛いです。

 

 

衣装をお持ちいただいた時に、「ステキなお着物ですね・・」と思わず申し上げたら

なんと、おばあちゃんが趣味で染められたのだそうです。

細かなお姫様と桜の柄の手描き友禅。

大切にひ孫さんの代まで取っておいていただきたいです。

 

 

最後に、いつもお母さんと一緒に店に来てくれるMちゃん。

こちらのお着物は、数年前からこの日のためにお誂えさせて頂きました。

詳しくは、あらためて書かせていただきたいと思います。

ハートに隠れてますが、Mちゃんふざけて変顔してます(笑)

 

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シンプル&スタンダード

2019-09-25 15:03:05 | 着付あれこれ

仕事の合間を見て半衿付、七五三の揚げ・・と

個人的にちょっと忙しい今日この頃。

先日もお客様の半衿付をしたのですが、お預かりした長襦袢をよくよく見てみたら

「関東衿」とか「通し衿」といわれる仕立になっていました。

 

最近の仕立ては右のような別衿仕立(関西仕立)がほとんどなのですが

たまに左のように衿から立衿がつながっている昔?の長襦袢を見かけます。

昔と比べ体格がよくなったので、胸のふくよかな方だと通し衿では衿元が開きやすくなります。

お預かりした長襦袢もお母様のお若い時のものでした。

 

 

 

こういう場合こんな風に半衿をあえて長襦袢の地衿から持ち出して

つけることがあります。

普通に地衿に沿ってつけるとたぶん胸元がきれいに合わない、または無理に引っ張って合わせないと

いけなくて着崩れの原因にもなるからです。

私が着付けをするのなら迷わずこうしたのですが

結婚式場でお着付けをされるため、半衿をどうつけておけばいいかちょっと悩みました。

 

式場の着付けさんが戸惑われるかも・・

でも、衿が開きそうだと困るし・・と。

きっと、こうしてつけてあること

着付けをたくさんこなしている式場の着付け師さんなら見ればわかってくださることでしょう・・。


半衿付というご依頼ならそのまま普通につけておけばいいんじゃないの、と考えるか

もしかしたら余計なおせっかい?と思いつつも、着せやすいように着崩れしにくいように・・と考えるのか

私の中では小さな葛藤でした

 

今回の場合は、ちょっと特殊な事でしたが

 

ホテルや式場でお着付けをされるときに必要な持ち物の相談をいただく事があります。

そういう場合、お客様にとって無駄になるようなものはお勧めしないように

そして逆に着付け師さんのことも考えると、特殊な小物ではなくごく普通の紐や伊逹締めなど

をお勧めするようにしています。

私もたまにあるのですが、これはどうやって使うのだろうと思うような小物をお持ちになるお客様や

自分で着付けるときに便利なグッズだったり、着付け教室で使っていた器具などお持ちいただくときもあります。

私の場合は、なるべくお持ちになったものでお着付けさせて頂くようにしていますが

普段使ったことのないものは、やはり使いにくいですし、不安もあります。

私もそうですが、美容師や着付けをされる方は、普通の紐、伊逹締め、枕、帯板など

で技術を習っていると思いますので、そういうものなら問題なく着付けられるはずです。

 

それから、着付け教室では皆さんに、

まず普通の紐や道具・小物でお教えするようにしています。

便利な着付け小物や簡単な道具は、そのあとの応用ができますので

自分の判断で使えばいいですし、私から、こういうものもありますから使ってみては?

なんていう場合もあります。

スタンダードなもので覚えておけば、特殊なものや便利なものはいくらでも使いこなせますし

その小物がなければ着られない‥なんてこともありません。

まずは、スタンダードなものでシンプルに着られるようにしておけば

困ることはないと私は思います

 

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ゆかたで花火大会へ!お着付けさせて頂きました

2019-08-04 11:21:47 | 着付あれこれ
8月の第一週は、地元板橋の花火大会。
それに、板橋だけでなく江戸川や横浜方面など、
あちらこちらで花火大会のピークの日かもしれません。

朝から暑いッ
それでも皆さん、浴衣でお出かけしてくださるのは嬉しいです。
お昼ごろから、クーラーをビンビンにかけて皆さんをお待ちしておりました。

時間がなくて写真を撮らせていただかなかったお客様もいらっしゃいますが
皆さんのステキな浴衣姿、ご覧ください





















着つけた後の、皆さんの楽しそうなお顔をみると、私もうれしい
ドンドン浴衣を着て夏を楽しんでほしいです。


いつも興味のある方には、なるべく着方コツなどアドバイスしながら
お着付けさせて頂くようにしていますが
今年は、気になっていた浴衣のお洗濯について、皆さんに聞いてみました。

先日も書いたように、浴衣が自分で洗える事、考えていた以上に知らない方が多くて
そのことがちょっとショック・・・
もっと浴衣も着物も、呉服屋も
身近に感じて頂けるように、これから何か考えて手を打っていかないと・・
って、実感しています。




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汗ばむ季節、一枚あると便利かも

2019-04-24 16:46:53 | 着付あれこれ
急に気温が上がる日もあって、そろそろ汗ばむ季節になってきました。

先日、お客様がご相談にお越しくださって
単衣や夏の季節に洗えるような長襦袢を・・・と。
ポリエステルなど洗える素材の長襦袢もお考えでしたが
お話を聞いて、こんなものをお勧めしました。







一般的な”冬用”もあるのですが、こちらは
身頃が綿麻、裾の部分がキュプラとポリエステルの混紡でできている
”夏用”の既製品の長襦袢です。
対丈のいわゆる「ウソツキ」になります。


衿は、絽の半衿がついていて、ファスナーで取り外しができるようになっており
袖は、別売りになっていて、マジックテープで取り外しができます。


ご相談いただいたお客様のお話を聞いていると
できれば単衣から夏の季節に対応できるものがあればと
ちょっと欲張りなご希望。

そこで、この襦袢本体に、
真夏用に絽の替袖、
4月あたりから着られるように普通の生地の替袖と替衿
の3点をプラスしてお召しいただくようご提案をしました。

こうしておけば、まだ絽は早い4月や5月、秋の10月にも
衿袖を袷用の普通のものを取り付け
6月くらいになれば絽のセットにしてひと夏使えます。

それぞれの季節に合わせて、自分サイズの単衣時期の襦袢、絽や麻の真夏用の長襦袢
があるのがベストですが
着物初心者の方など、ある程度着回しのできる物が欲しい時にはとっても便利です。


メリット
*洗える
*半衿付が苦手な人、ファスナーで取り換えできます
*裄がいろいろな着物があるとき、つける位置で調整可能。
*夏の季節中心に、袖と衿を付け替えて着回せる。
 (暑がりさんは、冬でも


デメリット
*自分サイズではないので、微妙に着心地が違うかも・・
 (特にマイサイズに仕立てたものを着慣れている方)
*微妙な袖丈には対応できません
 
サイズはSML、袖丈は基本1尺3寸になっていますので。


着物を着る時、長襦袢は軽く考えられがちなのですが
意外に長襦袢は着付けの基本になるので、寸法や素材、その他大切なのです。
振りから見える色柄もおしゃれのポイントですし・・・

でも、
これからの時期、洗えるといいなというご要望は多く聞かれます。
普段に気軽に着られて、洗えるという点を考えれば
こういうウソツキ襦袢が一枚あってもいいかな・・・と思います。


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着付けのお仕事、大好き、だから悩みも多し・・・

2019-04-09 16:00:51 | 着付あれこれ
桜もそろそろ終わりでしょうか・・・
小学校、中学校の入学式が続き、朝早くの着付けのお仕事も一段落です。

着物で出席されるお母様たちも、どんどん減るかと思いきや、逆に増えている感じさえして
お話をしていると、着物に憧れてくださっている方も多く嬉しく思います。

最近は、少し前にも書きましたが、ネットで検索してくださり
「呉服屋さんだから、大丈夫だと思って・・」と予約を入れてくださることが多くなりました。

私自身も、実はもっとアピールしないといけない事と感じている事です。
呉服屋の知識、例えば、着物と帯の組み合わせ、小物のコーディネートなど
格や色合せ、それも最も新しいコーディネートの傾向をも抑えています。
「着付けてもらうところ」でなく、こんな知識ももっと、活用してご相談いただければと思います。


さて、着付けですが、ホントに楽しくて好きな仕事。

朝早くでもいいですか?とお問い合わせくださることも多いですが
早くても、そんなに苦になりません。
早い時はノーメークで失礼してますが・・・

楽しい仕事ですが、悩ましいこともいろいろ。
美容室のようにヘアセットと着付けが一緒にしてもらえたら・・というご要望も多いのですが
これも以前から申し上げている通り
呉服屋としては、着付けをできるだけたくさんさせて頂きたい思いが強いので
基本的には、お受けしないことにさせて頂いてます

その日、お一人しか予約がなければ、お受けできるのですが
ヘアと着付けをお一人させて頂く時間で、お着付けでしたら3人のお客様をお受けできます。

ホントは、ヘアのセットもしたいのです、私。実はアップも好きな仕事なので

ですが、私も、着付けは現役ですが、セット(美容師の仕事)は現役ではありません。

着付けは、形も決まっていますので、もしも何かアクシデントがあっても30分あれば
なんとかできる自信もあり、時間も読めますが、
ヘアのセットは、私のイメージするヘアスタイルとお客様の思いが違っていたら・・とか
髪質や長さで思ったようなスタイルにならなかったら・・と不安もあります。


ところが、最近美容室のアップに裏切られることも多く
お客様がそれで満足していらっしゃれば、それはそれでいいのですが
聞いてみるとイメージが違ったとか、
私が見ても正直なところ「・・・ちょっと残念」って・・・。

(私がさせて頂いた方がよかったかも・・・・)って思うことも。

着物の着姿はトータルで美しく、それにはヘアスタイルもとっても重要と思っています。

できれば、お客様の着物姿を最高に素敵に仕上げて差し上げたいって思います。
お客様の満足感と同時に、私自身の満足感?達成感?を得たいというエゴかもしれませんが。

もしも、お客様が私の感覚やアップをお気に召してくださるのであれば、
ヘアのセットも、ぜひさせて頂きたいのですが
なにせ一人。どうかご理解くださいませ





(お客様にぜひ使ってくださいと言っていただいた私の好きなアップスタイルです)



こんなしたいのにできないという、ヘアのセットの悩みが一つ目。

もう一つも、したいのにしていいのか、どこまでしていいのか、という悩み。

先ほども書いたとおり、お客様のお出かけの着姿を最高に仕上げたいという気持ちがいっぱい。

時々、お出かけになる場にちょっとそぐわないのでは?と思う時
また、お持ちになったお家にあるお着物一式を拝見して、
年齢に合っていなかったり、格が違ったり、昭和の匂いを感じたり・・して
もう少しおしゃれに着て頂けたらなと思う場面。

呉服屋の目を通しているのに、お客様が恥をかかれるようではいけないと
やんわりお伝えするようにしていますが
お客様のお考えもあり、どこまで言っていいのやら・・・

お得意さまで、信頼関係ができていれば、率直に言えますが
お着付けの初対面のお客様に対して、どこまでアドバイスしてよいのだろうか・・
どこまでお聞きいただけるだろうか

と、悩やましい日々なのです。


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振袖前撮り・こだわりを大切にして

2018-11-27 13:19:33 | 着付あれこれ
気持のいいお天気が続いています。
先週末で催しは終わりましたが、ちょうど催しの最後の連休は
お着付けの予約がたくさん入って、慌ただしくしておりました。

七五三のお着付けも、今年のピークはなぜか11月後半に・・・。

お子様と一緒にお着物を着て写真を・・というお母様や
7歳、5歳、お母様の着付けのご家族
それから、こちらの5歳の男の子は、お母様、お父様もご一緒にお着付けをさせて頂きました。



最近は、家族で七五三に着物を・・・というお客様も増えてきたように思います。


そして、成人式の写真の前撮りでご予約いただいたお嬢さまも。

お知り合いの写真やさんに、出張してもらって庭園などで写真を撮ってもらうとか・・・。
最近は、そんな写真の撮り方もチラホラ
「こんな風にしたい」というこだわりのある方も増えてきたようです。





お振袖は、お母様のもので、小物はそれに合わせて新しくなさったようです。

写真やさんの紹介で・・と、ご予約をいただき
お話を伺ううちに、髪飾りは生花をつけたいなど、色々ご相談をお受けすることに・・・。

美容室はどうしよう・・・髪型はどんなのがいいかな~~
なんてお話ししているうちに、結局ヘアのセットも私がお任せいただく事に・・・

こうなったら
なるべくイメージに近づけて差し上げたいと思うので
お花屋さんに一緒に行って、花を選び、髪につけやすいように処理もお願いしました。


「白のお花をメインに赤を差し色に、グリーンの葉っぱも入れたい








髪もフワフワ、今風な感じにするのかスッキリするのか
迷いに迷った結果、すっきりと面のきれいなうなじが出るアップにとのご注文でした。

お花は、左にボリュームを、右にも控えめに。
造花にはない華やかさが出て、とっても素敵でした。

お客様もお母様も、たいへん喜んで下さって
私自身も、とても楽しいお仕事になりました。

お客様のこうしたい、ああしたい、そういう思いをかなえて差しあげられたとき
私自身もやりがいを感じます。


呉服屋としての、着付けやコーディネートに加え
せっかくの美容師の経験、これは私の強みではないか・・
もっと活かしてお客様に喜んでいただく事を考えないといけないな・・
反省&今後の目標として


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着物のヘアスタイル・大人アップ

2018-11-06 17:23:35 | 着付あれこれ
今日の午前中は、お嬢様の成人式の前撮りで家族写真を撮られるお客様の
ヘアと着付けのお仕事でした。

以前からお着物をお召しになる機会があるたびに、ご予約をいただいてるS様です。







今回も、ヘアスタイルをお気に召していただいたので
参考のために写真を撮らせていただいてもいいか伺ったところ
快くOKして下さり「もっと遠慮しないでアピールしたほうがいいですよ
どうぞ、写真撮って使ってください」
と、おっしゃっていただきました。










今日は少し、下でまとめてみました。

どうしても自分の好きなスタイルにしてしまいます

若いお嬢さんたちは、ドレスでもOKな感じの
今どきのゆるっと、ふわっとしたアップスタイルでもかわいいですが
それなりの年齢で着物を着る時には、私はこんな毛流れや面がきれいな上品なスタイルが好きです。

「ゆるフワ」のアップも感覚とセンスが必要なので私にとっては逆に難しい

着物も店の好み「わきごのみ」があるように、ヘアスタイルも「わきごのみ」のスタイルかも・・

でも、こんな私が好きなスタイルを「すてき~」と気に入ってくださるのなら嬉しい
それもトータルでわきごのみかも




私の好みのヘアスタイルを雑誌から切り取ってためておいたものを
少しずつ貼って、こんなヘアスタイルのスクラップブックのようなものを
作りかけています。

私がステキとか好きと思うスタイルなので
よくよく見ると、同じようなものが多いかも・・・

アップをさせて頂くときに、参考になるようなヘアスタイルは、なかなか見つからないので
イメージだけでもお聞きするのに役だつかと思って。

でも、「これと同じに」なんて言われても、まるっきり同じになどできないのですけど
あくまでイメージ・・という事で


今日は、お客様に背中を押していただいて、こんなヘアスタイルのことをアップしましたが
ごめんなさい
いつもアップをお受けできるわけではなくて・・・

やっぱり着付けをメインにしたいので、着付けのお客様の重なりそうなときは
美容室でセットをして来てくださるようお願いしています。

今日のように予約がお一人だけ・・や
美容室が定休日、または思った感じにセットがしてもらえない・・などというときには
私で良ければご相談くださいませ


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アンティーク着物で七五三のお客様

2018-10-06 17:05:51 | 着付あれこれ
台風の影響か、朝から暑くなった今日。
もうそろそろそんな季節・・・。

午前中、お着付けをさせて頂いたお客様は3歳のお嬢ちゃんとママ。





ご覧のように、アンティークのお着物でのお参りと写真撮影でした。
ステキですね。
お二人とも、レンタルのお着物ですが、二人そろってこんな雰囲気もいいですね・・・
という事で、ブログにアップさせて頂きました。

まだ10月が始まったばかりですが、そろそろ七五三の季節ですね。

最近、お祝い着の肩揚げや腰揚げのご依頼や、お着物のしみ抜きなどのお問い合わせも
増えています。
お手入れは、もう時間的に厳しくなってきましたが

お着付けは、まだご予約大丈夫ですので・・・
お待ちしております





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きものコンテストに出場されたお客様・みごと敢闘賞!

2018-08-21 00:07:59 | 着付あれこれ
昨日の日曜日、定休日ではありますが、お客様のお着付けをさせて頂いておりました。

先日もパーティーに行かれた時にもご紹介したばかりのお客様Hさまです。

実は、このブログにずーっと以前にも書いたことがあるのですが
私が着付けを教えるきっかけになった、着付けの生徒さん第一号ともいうべきお客様です。

当時は結婚前、バリバリお仕事をなさっていてその頃から向上心のある方でしたが
ご結婚、引っ越し、そして子育て・・としばらく着物からも遠のいていらしゃっいました。

そのH様、久しぶりにまた店にお越しくださるようになり
私はうまくは表現できないのですが
自分磨き、自分を高める事を大切な事と考えて
努力したりチャレンジしたり・・とても生き生きと毎日を過ごしていらっしゃいます。


その一つとして、昨日、ある着付け教室のイベントとして行われている
「夏の着物コンテスト」に応募されたのです。

コンテストの趣旨から考えても
コンテストに参加されるのは浴衣の若いお嬢さんたちが多く、
それに対抗するには「大人の女性の着物姿で魅力を出す」というH様の作戦

浴衣でなく、その予選の日に合わせ、大急ぎで絽のお着物と絽つづれの帯をお仕立てしました。


予選の日は、着物は主催の着付け教室で着せてくださるという事で
私の出番は「ヘアのセット」

大人の女性、すっきり涼やかなアップスタイルを心がけて。
そうしたら、着付教室の先生方からもヘアスタイルを褒めて頂いたと嬉しい言葉。

他に応募した浴衣のお嬢さんたちはいろいろで、
そこまで気合を入れてない方も多かったらしく
先生方の反応を考えたら、もしかしたら、決勝いけるかも~~
なんて、二人で、いい結果を期待して待っていました。

そして、数日後。H様から、予選通りました~~との連絡。
こうなったら、定休日であろうが何時であろうが、
責任もってまた、頑張ってヘアセットさせて頂かないと

当日は着付けもお願いしたいとのお申し出で
大切な本選の昨日、セットと着付け、いつにも増して気合を入れてさせて頂いたのでした。

予選の時より、前髪をあげたほうがお顔が明るく見えるかな・・・
遠目に見て、きれいなシルエットになるようなスタイルに・・

舞台なので、夏の着物とはいえ少し半衿は多めにしておこう・・
見上げられるので裾も長めに・・
上品なミセスめざして・・


H様から、普段はアイラインをしてないので引いてくださいと頼まれ
もう自信はないけれど、久しぶりにメイクもちょっとお手伝い
アイラインを引く手も緊張で震えました











二人して、よぉ~しこれで頑張りましょうと。


(着物、帯、小物や草履、そしてヘアスタイルも着付けも、上から下までぜ~んぶ「わきごのみ」ふふふ
 頑張ってくださいね~~


ゆかたクィーンのコンテストなので
たぶん優勝は若い浴衣のお嬢さんになるだろうと、
正統派夏着物のステキなミセスとして、冷静な?判断のもと
今回は特別賞のような賞狙いです


そしてそして、夕方。
「敢闘賞、頂きました~」と嬉しい報告
狙い通りです。

各地で予選会があり、選ばれた320人が本選に進み、その中で15人の方が敢闘賞に選ばれたそうです。
すごいですね。


着物がとってもお似合いのH様は、今後、ミセスモデルのお仕事もしていかれる予定だとか。

「若さ」には、勝てないかもしれませんが
それ以上に、年齢を重ねた美しさで、今の年齢なればこそ着こなせる、着物の魅力を
周りに振りまいてほしいと、願っています。


今回のH様のチャレンジ、とっても素晴らしいですね。
そのお手伝いが多少なりともさせて頂けて
私も、ワクワク、とてもたのしかった・・・

私自身は、人前に出ることは苦手ですが
そういえば、そもそも昔からこういう裏方の仕事が大好きだったな・・と
思い返しました。

私も、がんばろっ


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