お盆も過ぎ、甲子園が終わるころになると
すこ~し秋に近づいたような気分になります。
(気分だけで、外はまた、暑さがぶり返してますが・・・)
またそろそろ秋に向かって動き出さなくては!と気を引き締めなくてはいけません
昨日は、こんなお預かり物。
夏前から、ご近所のお客様から、お孫さんの成人式のことでご相談を受けておりました。
「娘に誂えた振袖を孫に着せようと思うのだけど、身長が違うので見てほしい」
・・というわけで、お孫様、娘様、と3代でお越しくださって
振袖・長じゅばん・袋帯を拝見させていただきました。
シミや汚れもなく、保存状態もよく
裄直しなど、少しのお直しで対応できれば料金もかからないので、それに越したことはありません。
と、お話ししながら
実際にお着せしてみると、着付けで調整して着られないことはないけれど
細かいところを見始めると、当然のことながらぴったりの寸法ではありません。
おばあちゃまも、お孫さん用にちゃんと仕立て直したいとおっしゃるので
全部解いて洗い張り・お仕立て直しをさせていただく事にしました。
(新しく買うことを思えば・・・ですね)
せっかくお母様の振袖があるのなら、
お直しをしてお召しになる方法、とてもいい事だと私達も思ってます。
20年ほど前のお品、最近のようなインクジェットの染などない時代で、
しっかりとしたお品のものが多く、もったいないと思いますので、ぜひ
再生してお召しいただければと思います。
タイトルの、「お手入れと再生」
最近、こういう事、お客様に説明したりご理解いただく事、とても大変になってきました
そこで、私たちの考えとして
お着物をお預かりして、何らかのお仕事をさせて頂くときには大まかに2通りあり
わかりやすく区別してみました。
お召しになった着物の丸洗いやしみ抜きなど、普段の着た後のメンテナンスは「着物のお手入れ」
今回のように、着物をいったん解いて洗い張りして仕立てなおしたり
染めて色を変え仕立なおしたり、
しみ抜きでは取れないひどいシミは、上から柄を足したり・・・
新しく生まれ変わらせリメイクすることは「再生」
どちらも、私たちの仕事としては、とても大切な仕事で
お手入れだけでなく、特に再生する事
今後も力を入れていきたいと思っています。
最後に、お手入れと再生という言葉ですが
もしかしたらメンテナンス、リメイクといった方が分かりやすいかも
再生?リメイク?というよりほかにもっと適切な言葉があるんじゃないか・・
皆さんに分かりやすい言葉はないだろうか常に考えています。
着物の「丸洗い」
お店によっては「生洗い」とか「京洗い」というところもあります。
最近は「クリーニング」といった表現の方が多いかもしれません。
ネットで、皆さんが検索されるときも「着物クリーニング」の方が引っかかるのかも・・と考えます。
それでも私は着物を扱っている身として
そういうカタカナに、気持ちや心がしっくりとこない、違和感を感じるので
使いたくないのです
とてもつまらない言葉に対する「こだわり」なのですが・・・
着物をクリーニング・・って、う~ん・・やっぱりイヤ
それに最近見かける「着物コンシェルジュ」も
なんか違う気がする・・。
普通に、呉服屋の主人と女将・・・普通に、着物のご相談、承りたい・・(笑)
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すこ~し秋に近づいたような気分になります。
(気分だけで、外はまた、暑さがぶり返してますが・・・)
またそろそろ秋に向かって動き出さなくては!と気を引き締めなくてはいけません
昨日は、こんなお預かり物。
夏前から、ご近所のお客様から、お孫さんの成人式のことでご相談を受けておりました。
「娘に誂えた振袖を孫に着せようと思うのだけど、身長が違うので見てほしい」
・・というわけで、お孫様、娘様、と3代でお越しくださって
振袖・長じゅばん・袋帯を拝見させていただきました。
シミや汚れもなく、保存状態もよく
裄直しなど、少しのお直しで対応できれば料金もかからないので、それに越したことはありません。
と、お話ししながら
実際にお着せしてみると、着付けで調整して着られないことはないけれど
細かいところを見始めると、当然のことながらぴったりの寸法ではありません。
おばあちゃまも、お孫さん用にちゃんと仕立て直したいとおっしゃるので
全部解いて洗い張り・お仕立て直しをさせていただく事にしました。
(新しく買うことを思えば・・・ですね)
せっかくお母様の振袖があるのなら、
お直しをしてお召しになる方法、とてもいい事だと私達も思ってます。
20年ほど前のお品、最近のようなインクジェットの染などない時代で、
しっかりとしたお品のものが多く、もったいないと思いますので、ぜひ
再生してお召しいただければと思います。
タイトルの、「お手入れと再生」
最近、こういう事、お客様に説明したりご理解いただく事、とても大変になってきました
そこで、私たちの考えとして
お着物をお預かりして、何らかのお仕事をさせて頂くときには大まかに2通りあり
わかりやすく区別してみました。
お召しになった着物の丸洗いやしみ抜きなど、普段の着た後のメンテナンスは「着物のお手入れ」
今回のように、着物をいったん解いて洗い張りして仕立てなおしたり
染めて色を変え仕立なおしたり、
しみ抜きでは取れないひどいシミは、上から柄を足したり・・・
新しく生まれ変わらせリメイクすることは「再生」
どちらも、私たちの仕事としては、とても大切な仕事で
お手入れだけでなく、特に再生する事
今後も力を入れていきたいと思っています。
最後に、お手入れと再生という言葉ですが
もしかしたらメンテナンス、リメイクといった方が分かりやすいかも
再生?リメイク?というよりほかにもっと適切な言葉があるんじゃないか・・
皆さんに分かりやすい言葉はないだろうか常に考えています。
着物の「丸洗い」
お店によっては「生洗い」とか「京洗い」というところもあります。
最近は「クリーニング」といった表現の方が多いかもしれません。
ネットで、皆さんが検索されるときも「着物クリーニング」の方が引っかかるのかも・・と考えます。
それでも私は着物を扱っている身として
そういうカタカナに、気持ちや心がしっくりとこない、違和感を感じるので
使いたくないのです
とてもつまらない言葉に対する「こだわり」なのですが・・・
着物をクリーニング・・って、う~ん・・やっぱりイヤ
それに最近見かける「着物コンシェルジュ」も
なんか違う気がする・・。
普通に、呉服屋の主人と女将・・・普通に、着物のご相談、承りたい・・(笑)
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