京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

えへへ・・・、役得?!

2022-04-27 13:33:08 | 催し

ただいま、爪掻き本つづれ帯展開催中

週末からの3日間、紫根染めのワークショップをして

楽しんでいただいたのですが、お客様がお帰りになってから

この際、何か染める物はないかと考えて・・・

そうだ、少し黄色くなった夏の白の帯揚げがあったはずと

探し出して、またまた服部さんにムチャブリ

女将の特権??

水で洗って・・・

さらに「半分で濃淡のぼかしにしたい」のわがまま(笑)

媒染剤の濃度を変えればできるとのことで

2度染料に入れて色を調整してもらいました。

水洗いして、アイロン掛けて延ばして

イイ感じ

夏になったら使ってみようと思います

 

さて、こちらのフクロウの柄のつづれ帯

以前に「ブラタモリ」で紹介されたときの実物です。

ぼかしが入った細かい柄の爪掻きです。

ご注文があれば、同じものは織れるそうですので

 

「爪掻き本つづれ帯展」土曜日までですので

ぜひ、ご覧くださいませ。

 

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つづれ帯展 紫根染めワークショップ楽しいです!

2022-04-23 14:27:41 | 催し

21日から始まりました「本つづれ帯展」

今日は午前中、ワークショップの第一回目をしました。

 

 

理系の頭が全くない私、染色のことよくわかってないのですが

「楽しい!」「面白い!!」

なんて紫にきれいに染まるのでしょう~と、私がはまっています

お客様には、染めた糸が濡れているため乾いてからお渡しする事になっています。

お客様が帰られてから

服部さんに無茶振りして、絹の半端布を染めてもらいました。

お天気がいいのですぐに乾いて

私のもくろみどおり・・・

首にくるりとひと巻きしたら・・・ふふふいい感じです

 

なかなか、楽しいので、明日、明後日とお時間ありましたら

ぜひ見学だけでも、お出かけくださいませ。

 

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明日から「爪掻き本つづれ帯展」

2022-04-20 15:07:56 | 催し

明日から、京都服部工房の「爪掻き本つづれ帯展」が始まります。

締めやすくて、一度締めたら着崩れない、軽い・・などなど

とっても「いい帯」です。

綴れ帯というと、なんだか仰々しくて手の届かないイメージをお持ちの方が

多いのではないかと思いますが・・・見て触っていただければ覆ります

 

こんなカジュアルにも締められる使い勝手の良い帯ですので

実はコスパもいい

少しあらたまったときには、少し銀糸を織り込んだこんな帯も

ステキです。

 

先日も書きましたが、今回は紫根染めの体験もできます。

23・24・25日は京都から服部工房の服部さんも駆けつけてくれます。

お話し聞いてみませんか?

つづれ帯は一本一本手織りしますので、オーダーも可能です。お値段も変わりません。

こんな色で、こんな柄で・・・と自分だけのオリジナルが作りやすいのです。

紫根染めした糸を織り込んで、オーダーメイド、世界にただ一つ・・・

このちょっと贅沢な感じ、嬉しいですよね

 

今日は雨模様ですが、週末はいいお天気、暖かく(暑く?)なるらしいですね。

ぜひ、お出かけくださいませ

 

 

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やっぱり・・「先生」は禁止にしたい(^^;)のお願い

2022-04-09 14:23:23 | 女将の日常

今日は暖かくて嬉しくなります。

 

今日は・・・ずっと思い続けていることなのですが

この頃またその思いが強くなってきたので、しつこく書いてみようと思います

着付教室や、それから着付けをさせて頂いた時にもたまに「先生」と呼ばれることが、

ど~も苦手で気持ちが引っかかるのです。

 

私、着付けを確かに教えています。

だから教室の皆さんが「先生」と言ってくださることは世間一般では普通なのかもしれません。

そんなにこだわることはないのかもしれないし、主人にこのことを話すと

教えているんだから「先生」と言ってくださるのは仕方ないのではと言う。

でもね・・・、なんか自分の中で違うのです。

先生と呼ばれる私は、ちょっと自分でない感じ

 

昔、美容師で店長をしていた頃、お客様に「先生」といわれたことがあって

とても違和感があってとても嫌だった・・・考えてみるとその時と同じ気持ち。

20代のまだまだ未熟な私に「先生」ってそんな言われる筋合いはないです~~って

思ってた。

世の中には先生という言葉で、持ち上げるような風潮もあるので

それも嫌なのかもしれない。

 

今も実は、違和感感じながら「先生」と言っていただく事を我慢しているというのが

正直な気持ちなのです。

 

当店の着付教室、そもそも

皆さんが着物を着てもらえるようにするのは呉服店の仕事という考えの元

始めたので、いまでも呉服屋の女将の役目と思ってやっています。

先生という言葉が「教えます」となんとなく上から目線?のように私自身が

感じてしまうのです。

だから呼んでくださるなら「先生」じゃなくて普通に「わきさん」とか

「女将さん」って言ってくださったら、落ち着くかな、私

同じ目線で「私と一緒に着付けのお稽古しませんか?」

というスタンスでお稽古したいなと思うのです。

 

習ってくださる方からはいまさら?逆に困る~といわれるかもしれませんが

この違和感を持ち続けて何十年

この際もう一度、皆さんにお願いしてみようとこの度思い立ち

キリのいいところで、この4月から新しく習いに来てくださってる方から

最初に「わきさん」って呼んでくださいってお願いしようと思います。

最初にそうお願いしておけば、いいのですよね

できれば、教室では「先生」禁止

 

今月は「本つづれ帯展」

デパートなどでは、取り扱いのないお品です。

ぜひ、手に取ってご覧くださいませ。

 

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