京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

紬のいろいろ、ご覧ください

2021-02-23 15:24:04 | 催し

今日から「紬の会」始まりました

28日までです。

 

織物は、また染の物にはない魅力があります。

伝統工芸のとても手のかかったものから、普段に気負わず着られるものまで。

春を感じる大島と染帯。

 

伊那紬と更紗の染帯

 

それから、紙布の帯など珍しい物や

カジュアルに楽しめる木綿の着物や八寸帯、半巾帯も。

これから春の季節、お値段もお手頃とってもおすすめです。。

ぜひご覧ください。

今回は、紬の勉強もしたいので、

こんな産地マップ作ってみました。

全部は書ききれませんが、覚えておいてほしい主な織物とその産地です。

きったない字ですがお許しのほど

 

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2月「紬の会」と紬講座

2021-02-16 14:43:25 | 催し

夜中の地震や春には珍しい昨日の雨、コロナも自然も

なかなか気を緩めてホッとする事ができないですが

「春」はきっと来ると、気を取り直してもう少し頑張りましょう

本物の春はもうそこまで来ていますし・・・

 

今月も、「紬の会」をさせていただく事にしました。

2月23日(祭日)~28日(日)まで

せっかく誂えても着ていくところがない・・・

というお声、ごもっともです

でも、私達もここでじっとしていたら、ますます着物が遠いものになってしまうと

危機感を持っています。

呉服屋としては、もちろんお目に留まったものを

お求めいただいたら嬉しいのは当然ですが、それだけではありません。

ステキなものをご覧いただくだけでなく

こういう時期だからこそ時間のある時に

商品に対して知識もつけて頂けたらと考えています。

今回の紬の会は、紬の勉強会もかねています

 

そもそも「紬」って何?

店や着付教室でお話ししていると、

ざっくりした感じの紬を木綿と混同していらっしゃっる方があったり

えッ、絹なんですか?と言われたり・・・

あ・・・、ここからなんだ・・と。

だから、「聞いてほしいの」「説明させて

が私の本音かもしれません。

持っている紬には、どんな帯を合わせたらいいのかな?

母からもらったあの着物は大島なのかな?

どんなことでも質問してください。

実物を目で見て、手で触れるって大事です。

写真やネットではわからない。

 

本当ならば、時間を決めて「紬講座」開催としたいところですが

今の状況を考えて、人数を募ることはせず、お越しくださったときに

それぞれ個別の対応をしたいと考えています。

もし、こんなことが知りたいという事があれば事前にご連絡いただきましたら

お時間を空けてお待ちすることができますので、ぜひお知らせくださいませ。

 

こんな着物と帯、織物好きにはたまりません

 

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布布庵のこの頃

2021-02-11 16:44:46 | 布布庵

三寒四温、少し暖かい日があったかと思うと、急に寒くなったり。

でもすこしづ少しづつ春が近づいている気がします

 

さて今日は、冬ごもりしていたかのような「布布庵」

の近況を・・・。

こんな物作ってみました。

古布を使って、手提げ型巾着。

普段にも持っていただけるように・・と

布に芯を貼って、ミシンで縫ってみました。

もちろん、裏も紐も全部着物の生地、絹です。

 

こちらも古いちりめん、シックにまとめました。

 

子供の着物の生地を使って。

 

他にも、リメイクの洋服やポーチ、携帯ケースなどボチボチと・・・

布布庵のサイトも作ってあるのに

なかなか手が回らず・・・放置状態

ダメな私です。

 

見かねて娘がチャチャっと、ミンネで販売できるようにしてくれたのですが

こちらも、まだ自分で運用できない私

そのうちにちゃんとしなくては・・・

とりあえずお店、覗いてみてください・・・

 

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春に・・。30年前の帯。

2021-02-04 13:21:20 | 女将の日常

あっという間に1月が終わり、2月ですね。

節分、立春の頃、寒いけれど日差しが春、優しいお日様が感じられて

好きです

って、毎年同じことを言ってますが。

今年はことさらじっと我慢の冬なので

 

午前中の着付け教室の時に、着物のしまってあるタンスを開けたら目についたのが

この帯。

かわいい童の柄なのでちょっと私らしくないのですが

なぜか春めいて、ひな祭りが近づいてくると締めてみようかな・・・

と思える帯。

なんと30年くらい前、この呉服業界に入って間もない頃に

気に入って購入した帯です。

そんなに値段も高くなくて、ぴかぴかしてないところに惹かれた記憶。

私の着物や帯は、どれも地味・・・。

色も暗い色が多いので、好みとは言え、春になるとなんだかね~~

毎年感じてたりして。

地味な無地の結城ですが、せめてこれくらいの帯と小物でと

 

しかし、皆さんにもいつも言ってるくせに

洋服と違って30年前の帯、今でも全然使えること、あらためて感じた次第です

やっぱり着物ってある意味リーズナブルなのです

 

年相応ってありますが

着物って、一旦似合わなくなったかな~

もう年齢的に着られなくなったかな~

というものが、年齢を重ねてまた着られるようになることもあります。

若い時の着物で一時は年齢的に派手に感じたものが、年を重ねると

肌がくすんでくるので、少し明るめを着たほうが明るく若々しく感じるという事があります。

帯には「帯に派手なし」なんて言葉もありますし・・。

 

若い時のそのまんまでは、ちょっとキビシイかもしれませんが・・・

帯や小物など年相応にコーディネートの見直しすると

まだまだ捨てたものではない‥なんて

タンスの中、もう一回見直すのもいいですよ

 

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