あっという間に1月が終わり、2月ですね。
節分、立春の頃、寒いけれど日差しが春、優しいお日様が感じられて
好きです
って、毎年同じことを言ってますが。
今年はことさらじっと我慢の冬なので
午前中の着付け教室の時に、着物のしまってあるタンスを開けたら目についたのが
この帯。
かわいい童の柄なのでちょっと私らしくないのですが
なぜか春めいて、ひな祭りが近づいてくると締めてみようかな・・・
と思える帯。
なんと30年くらい前、この呉服業界に入って間もない頃に
気に入って購入した帯です。
そんなに値段も高くなくて、ぴかぴかしてないところに惹かれた記憶。
私の着物や帯は、どれも地味・・・。
色も暗い色が多いので、好みとは言え、春になるとなんだかね~~と
毎年感じてたりして。
地味な無地の結城ですが、せめてこれくらいの帯と小物でと
しかし、皆さんにもいつも言ってるくせに
洋服と違って30年前の帯、今でも全然使えること、あらためて感じた次第です
やっぱり着物ってある意味リーズナブルなのです
年相応ってありますが
着物って、一旦似合わなくなったかな~
もう年齢的に着られなくなったかな~
というものが、年齢を重ねてまた着られるようになることもあります。
若い時の着物で一時は年齢的に派手に感じたものが、年を重ねると
肌がくすんでくるので、少し明るめを着たほうが明るく若々しく感じるという事があります。
帯には「帯に派手なし」なんて言葉もありますし・・。
若い時のそのまんまでは、ちょっとキビシイかもしれませんが・・・
帯や小物など年相応にコーディネートの見直しすると
まだまだ捨てたものではない‥なんて
タンスの中、もう一回見直すのもいいですよ
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