京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

ケースバイケース~半衿付けと半衿の付け方講習~

2012-02-23 23:10:27 | 仕事
先日、店頭の半衿付け講習会の案内をご覧になったお客様が
「教えていただけますか?」とお越しくださいました。

お話を伺ってみると、
来月の結婚式に着用される留袖の長襦袢の半衿がつけたいとのこと。
めったに着物はお召しにならないとも・・・。


講習もさせていただきますが
こちらのお客様の場合、普段お召しにならないのなら私がつけたほうが
早くてきれい(失礼ながら・・)だと考え、
「お付けしましょうか?」と申し上げたところ
喜んでくださいました。
きっと、着付けに持っていく際に、半衿をつけなくてはいけないから
と困っていらっしゃったのでしょう。


着物を自分で着たい方は、半衿も自分でつけられないと困ります。
また、自分でつけたい方は
「半衿のつけ方講習会」へ、ぜひ

「半衿のつけ方講習会」は
一回、30分ほど(お裁縫苦手な方は1時間くらい?)・・500円
ご予約くださいませ。


そして
着物は着るときは着付けを依頼される方、たまにしか着ない方は
「半衿付け、いたします」のでお申し付けくださいませ。

半衿をお買い上げくださった場合は、サービスで無料、
半衿をお持込みの場合は、500円を頂戴します。


衿付けが面倒な方、苦手な方は、ご遠慮なくお持ちくださいませ。

また、春は着物をお召しになる機会の多いとき・・
この着物にどの帯が合うかしら?
など、コーディネートのご相談も・・・
着物に関して、自信がないときや不安なとき
ぜひ、お声をかけてください










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好評開催中です!!!

2012-02-20 22:41:12 | 催し
土曜日から始まりました「春の新作展」

日曜日には、秩父から銘仙を織っていらっしゃる新啓織物の新井さんが
店にお越しくださいました。

久しぶりにお会いした新井さんでしたが
相変わらずのものづくりに対する熱心さ
妥協しない姿勢に頭が下がります。

そして、前回特集した時よりさらに銘仙は進化を続けていました。
しなやかに、つややかに・・・
国産の絹で織られた帯は、ため息が出るくらい素敵です。


糸のこと、染のこと、蚕のこと、織のこと・・・
実際にかかわっていらっしゃる方から、直接お聞きするのは、
とても興味深いことばかりです。






新井さんからお聞きしたことは、新井さんの代わりに皆さんに
お話できるようにと、一生懸命聞いておきました。
頑張って受け売りしなければ・・・



時間がなくて、なかなかアップできないのですが
銘仙をコーディネートしてみました。





とてもきれいで爽やかな着物。
春にこんな白っぽい帯を合わせて着ていたらピッタリですね。
シンプルな博多織の帯をあわせてみました。





横糸を紬糸を使い、銘仙の風合いとは違った反物です。
帯は、新啓さんの国産の糸で織った帯です。

こんなきれい目の薄色・・・染めるのがたいへんだそうです。
だから素敵・・・と惹かれるのでしょうけれどね


日曜日は、あわただしくてお茶をお入れすることもできませんでした





新井さんから、こんな秩父のお菓子を頂いて・・・
皆さんに、召し上がっていただけたらと思っていますので
ぜひ、遊びに来てください。









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春の新作展~特別企画・秩父銘仙~明日からです!

2012-02-17 22:23:40 | 催し
今日も夕方から、雪が・・・
寒い毎日ですが、店内は明日からの催しの準備、春がいっぱいです。





秩父銘仙の新啓さんから荷物が届きました。
期待を裏切ることなく、素敵な着物、帯、小物がたくさん。

色がとってもきれいです。









こんなバックや、ひも付きのがま口、ブックカバーなどなど

おもわず「かわいい~~」と、さっそくがま口を壁にかけてしまいました






わきごのみの新作。
銘仙にインパクトがあるので、おとなしく地味に見えてしまいます・・・
が、ぜひご覧頂きたいものがたくさん





きれいな色がずらり・・・

手前は、新啓さんの、草木染のストール。
春らしいやさしい風合いに、うっとり

その奥には、帯揚・帯〆・・・
きれいでしょ


写真をお見せするより、言葉で説明するより
実際にご覧頂くのが一番かと・・・
どうぞ、お越しくださいませ
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伊達衿はつけなければならないの?

2012-02-16 23:00:13 | 着付あれこれ
って、先日、聞かれました。
卒業式に袴をお召しになる方からでした。

伊達衿はつけないつもりだったのですが
美容室で伊達衿を用意してくださいといわれたのだそうです。

答えから言いますと、伊達衿はつけてもつけなくてもいい  です


伊達衿(重ね衿ともいいます)は、
大まかに言うと、重ねることによって、格をあげる、おしゃれで色目をプラスするという
2つの目的があります。

そもそも、昔は着物を二枚重ねて着たりしました。
留袖も、本来は同じ形の白の重ねを留袖にぴったり重ねて着ました。
それが簡素化されて、現在は衿と袖口、振り、裾周りだけに
重ねたように見えるようにつけた仕立てになり「比翼」と呼んでいます。

伊達衿はその衿の部分のみ ということです。

意味合いからして、重ねることでお祝いのときや礼装のときにつけます。
一般的に喪服にはつけませんし、紬やウール、木綿など普段着の着物にもつけません。



だからといって、必ず訪問着や紋付などにつけなければいけないかというと
好みでつけなくてもいいのです。

華やかになるので、振袖にもつけることが多いですが、付いてなくてもオーケーです。

小紋の場合は、その着物の雰囲気によります。
普段着っぽい柄にはつけません。
江戸小紋や無地感のもの、飛び柄などよそゆきっぽい着物にはつけても
いいかと思います。
私の個人的な好みを含めて言いますと、小紋の場合は若いお嬢さんは襟元に
伊達衿の色目を加えて華やかにするとまた素敵ですが
一般的にはないほうがすっきりすると思います。


訪問着や附下、紋付の場合も
きれいに色が合ってると、おしゃれで素敵ですが
無理やり合わない色の伊達衿をつけるとかえって野暮ったくなってしまいます。

貸衣装などでは、振袖や訪問着、袴などの場合ほとんど伊達衿もセットされていることが多く
附けなければいけないのかと思われてしまうかもしれません。

また、先日、お客様が着付けをお願いした美容室で
この帯〆と同じ色の伊達衿を探してきてくださいと言われたと来店されました。
もしかしたら、美容室では伊達衿はつけるものという傾向、またはそう思っていらっしゃるのかも
知れません。
もしも、附けたくない時には「つけなくていい」といってもいいのですよ


帯〆、帯揚を含め、伊達衿も素敵にコーディネートすると一段と素敵な着姿になります。

色のお遊び、おしゃれは楽しいものです。

今日は思うままにまとまりのない文章で長くなってしまいましたので
伊達衿の色あわせについては、また今度・・・。

または、お店でいつでもお話しますから


お店のホームページもございます。ぜひご覧ください。








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秩父銘仙と新啓織物さんのこと・・

2012-02-14 22:17:07 | 催し
今月18日からの催し、その特集として秩父銘仙をご紹介させていただくこと
先日お知らせしましたが
19日、日曜日には、その織元の「新啓織物」の新井さんにお越しいただきます。



前回、秩父銘仙の催しをしたのは5年前になりますので
ちょっとしたご縁で新井さんご夫婦と出会ったのは、その前ということになります。


都内の商社にお勤めだった新井さんでしたが、ご両親の織られる銘仙を受け継ぎたいと
奥様やお子さんたちと一緒に秩父に戻られたと伺いました。


銘仙というと、子供のころ、母たちが着ていた着物を思い出し
古着屋さんで見かける派手な色柄を、また目新しく感じる・・・といったイメージでした。



新井さんのお話を伺い、作っていらっしゃる反物を見せていただいて
銘仙のイメージが変わりました。
いつも扱っている反物にはない色と柄・風合い、とても新鮮でなんだかワクワクしました。


新井さんの人柄とセンス、ものづくりに対するまじめな姿勢にも共感しました。


そして、秩父まで伺って織物工場を見せていただき、銘仙の作る工程などを
詳しく教えていただきました。
初めて行った秩父、とても寒い時期だったのですが
お母様は手打ちうどんを打って私たちをもてなしてくださり
故郷に帰ってきたような暖かさを感じたのを覚えています。





織機は半木製だそうで、やさしく素朴、
それが銘仙にも現れているように思います。


新井さんの作られる銘仙は、一世を風靡したあの「銘仙」のよさを残しつつ
今の、私たちの感覚にも合うおしゃれな織物・・・
「秩父ほぐし織」として、広まっています。









前回よりも、さらに磨かれた素敵な作品をご覧いただけると思います。

作り手、新井さんのお話もぜひ・・・
お楽しみに



お店のホームページもございます。ぜひご覧ください。









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2月の催し「春の新作展」~特別企画展・秩父銘仙~

2012-02-12 22:15:37 | 催し
定休日でしたが、今日も休日返上で 仕事


2月の催しの案内状を作り、今日発送しました~~
ご覧くださいませ


春の新作展
~特別企画~秩父銘仙
2月18日(土)~26日(日)







今年の冬は、ホントに寒い・・
我が家の電気料金の請求書は、今まで見たことない数字・・・
こんなに使ったっけ??と思うけれど、やっぱり寒いという証拠ですね。


話が脱線してしまいました・・・戻しましょ

そう、寒いから、春が来るのが余計に待ち遠しくないですか?

立春も過ぎ、このくらいの時期になると
そろそろ「冬」から脱出したい気持ちが・・・ムズムズ

まだまだ寒いけど、おしゃれは先取り
もう春です


春らしい着物や帯、この春の新作をご覧ください。

今回は特別企画として「秩父銘仙」をご覧頂きたいと思います。


「銘仙」と聞くと、昭和30年代生まれの私は、母の着物を思い出します。

懐かしくもあり、その独特の色と柄は、逆に新鮮に感じられ
古着屋さんなどでも若い方に好まれたり、洋服にリフォームしたり
今も人気があります。


しか~し
今回紹介させていただく新啓織物さんの「銘仙」は
これが銘仙?というくらいに、銘仙のイメージ一新です。

もちろん銘仙のよさや特徴は残しているのですが
都会的で大人な感じ

とにかくおしゃれなのです。

だまされたと思って、一度ご覧ください


こんな素敵な銘仙を作っていらっしゃる「新啓」さんについては
また、日をあらためて・・・


とり急ぎ、催しのお知らせでした
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長襦袢について~着物とのあわせ方~

2012-02-07 14:21:26 | 着付あれこれ
昨日の記事に、かよこさんからコメントを頂き、お返事を書きかけていたのですが
途中で、これは詳しく書いたほうがいいのでは・・・と思ったので
今日は昨日に続き長襦袢について・・・・


まず・・かよこさんからのご質問の答え

訪問着や色無地や江戸小紋の紋付などの場合は
表地の色に沿った略礼装らしい品のよい色の長襦袢でオーケーです。

ただ、そういうお着物をより格を高めて着たい場合は、お襦袢も白・小物類も白にすると
よりあらたまった感じになります。

そのときの場を考え、自分の気持ちを表す選び方をすればいいと思います。



・・と、ここまで書いて
雑誌や、着物の本には??とザッと探してみました。

すると・・・驚いたことに

留袖や、訪問着・・・などなど、それぞれのお着物に
帯、帯〆・帯揚、草履やバックのコーディネートについては案外詳しく説明してあるのですが
なんと、長襦袢について書かれていない・・・

初めて気が付きました

な~るほど・・・、
だから?もしかしたら皆さんご存知ないのか・・・


そこでちょっと説明したいと思います。

昨日も書きましたとおり
もっとも格の高い礼装・黒留袖と喪服は「白」が決まり。

そして、その下に位置する色留袖に関しては紋が5つなら「白」
3つ以下なら「薄い色目」でもよいと思います。
お召しになる場にもよります。


訪問着や、紋の付いたお着物に関しては
着ていく場にあわせて、選べばいいと思います。


ただ喪の場合、
お通夜に地味な色無地や江戸小紋・小紋などの着物で駆けつける場合や
日の浅い法事の際は、「白」のほうがいいように思います。
これは、気持ちの問題ですね。
ピンクのお襦袢は着る気になれないのでは?

ただし、回忌が進めば、おしゃれで少し色を入れていってもいいと思います。



では、襦袢は喪でもお祝い事でも着られる「白」が一番便利で間違いないか・・・

実際に以前、そのようなことをおっしゃるお客様もいらっしゃいました。


確かにそうなのですが
それでは味気ない・・・・

礼装の白襦袢は、きりりとあらたまりますし
色目が美しく沿った準礼装は素敵だし
小紋や紬の長襦袢は、色遊びのできる楽しさいっぱいです。


なかなか主役にはなれない長襦袢ですが
また奥の深いもの・・・

お店でも、たまには広げて見てやってください




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抑えておいて欲しい基本の基本

2012-02-06 13:31:22 | 着付あれこれ
今日、お客様にお着物の洗いをお預かりしました。

留袖とピンクの長襦袢・・・。

お預かりしてからふと考えました。
もしかしたら留袖の中にこの長襦袢をあわされたのかな・・・・


礼装である留袖と喪服にあわせる長襦袢は「白」です。

寸法さえ同じであれば、共通の白襦袢で大丈夫です。
ただし、喪服にあわせる場合は地紋が目立たなくても、おめでたい柄の地紋は避けてください。


この業界にいると、自分では当然と思っていることが
世間では、理解してもらってない場合があることを最近特に感じます。

危機感を感じて今日は、留袖の長襦袢は「白」ということを言っておかねば
と書くことにしました。



先日も、留袖の洗いをご相談にお持ちになられたお客様に確認してみると
やはり、ご存知なくて、あわてて仕立てることになりました。

また、お着付けをさせていただく際にも、色物の長襦袢をお持ちになる方がいらっしゃいます。
そして、帯〆・帯揚も色物を。

恥をかかれるのはお客様ですから
そんなとき私は、間違っていることを説明させていただきます。
うるさいことをいうな・・て思われても

でも、たまには「ないからこれで着せて~~」なんていうお客様も



私たちにとって、とっても基本的なことですが
もしかしたら、皆さんご存知ない方も多いのかもしれません。

今日、ここで覚えておいてくださいね。


何でも「まあ、いいや・・」になってしまうことはよくないと思います。
やはり、決まりごとは決まりごと。
礼儀、常識、知ってないと恥ずかしいと思わなければいけないこともあります。


着付けを習いに来てくださっている皆さんにも
私が考えている以上の基本的なお話をしていかなくてはいけないな・・・
と、今日は反省しました。



追伸
ついでに・・・
最近、私がとっても気になっているコマーシャル。
結婚情報誌のTVのCM。
アンティークらしい留袖を女優さんが着ているのですが
伊達衿がさび朱
CMだから何かの狙いがあってのコーディネートだと思いますが、
留袖は伊達衿(正確には比翼衿)も「白
ですので・・・
お間違えのないように・・・



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卒業式の袴~自分の着物の活用を~

2012-02-04 17:23:17 | 着付あれこれ
娘の同級生のお母さんが来店、袴のレンタルのご注文でした。

昨日の着付けの予約に続いて、今日も卒業式の装いについて・・・

最近は大学の卒業式といえば、袴スタイルがユニフォームのようになっています。
振袖は何度でも着られるけれど、袴スタイルは卒業式だけなので
やっぱり着たいですよね

今春、大学を卒業する娘あてにも、袴のレンタルの立派なパンフレットがいくつも届きました。
大学の生協からも斡旋があるようで、お友達とのパックや、お母さんとのパック
写真や着付け、いろんなものがパックになっていて感心するばかり・・・


レンタルし、大学の近くの会場でいっせいにヘアメイク・着付けをして、卒業式に臨み
終わったら脱いで、おわり・・・
ということもあると聞きました。
なんだか味気ない気がするですが・・・・これも時代の流れでしょうか・・・。

一生に一度のこと、せっかくですから素敵な思い出にして欲しいと思います。

袴のスタイル、パンフレットをみて、こういうもの・・・と思って
着物と袴一式を選ばれる方も多いかと思います。
一式をレンタルしなければ・・・と考えていらっしゃるかもしれませんし
面倒だから・・・という方も多いかもしれませんね。

でも、当店でレンタルをお伺いするのは、ほとんど「袴のみ」

お着物はご自分のものか、お母様のものなど、手持ちのものをお使いになる方が
ほとんどだからです。
それに、私も普段から、お家にあるお着物があればそれをお使いになれば?と
お勧めしていますので。

もし、お家にお着物をお持ちでしたら、それを利用することもぜひ考えてみてください。

パンフレットを見る限り、色・柄は違っても、
街で見かけるどのお嬢さんを見ても、ヘアスタイル・着物と袴・・
なんとなく画一的で同じに見えてしまうのですが・・・

袴にあわせるのは、小紋や色無地・訪問着・つけ下げ・・・と何でもいいのです。
お振袖でも。
お母様の着物や、振袖で少々身丈が短くても、袴を着けるので大丈夫。
少し前のお振袖ですと中振袖で、お袖が少し短いのでかえってちょうどいいかもしれません。
それにあわせて袴だけレンタルすればオーケーです。

レンタルのお着物は化繊がほとんどです。
手持ちの絹のお着物を合わせると、暖かですし、しっとりしたつやと風合いはやはり上品です。

ぜひ、箪笥のなかのお着物を、こんなときに活用してみていただけたらと思います。








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卒業式のお着付けついて

2012-02-03 10:38:37 | 着付あれこれ
今年は寒い節分ですね。
鬼さんも裸ではさぞかし寒かろう・・・と余計な心配してたりして・・・


そろそろ、卒業式の着付けの予約が入りかけました。


大学の卒業式の袴の着付けが多いのですが、
もちろん卒園や小・中学高の式に列席されるお母様のお着付けも。

お問い合わせも多いので、まず着付け料金について。

振袖・・・¥6000
袴・・・・¥4500
訪問着など(帯結びが二重太鼓の場合)・・・¥5000

たぶん美容室などに比べれば、お安いのではと思います
なぜなら呉服屋の気持ちとして、なるべく着物を着ることに負担をかけたくから。



それから、お客様のお出かけの時間が早いのなら、それにあわせるのは当然のことと考えていますので
朝早くても、早朝料金を別に頂くこともしておりません。



そして、ヘアのセットについてですが、こちらもよくお問い合わせを頂きます。
朝早くで美容室が受け付けてもらえなかったり、
または、アップをしてもらえる美容室が見つからなかったり・・・


とてもよく事情が解ります。

そこで、ヘアのセットもご相談ください・・とホームページなどでも
書かせていただいているのですが
着付けの予約が重なりそうなこういう時期に関しては
たいへん申し訳ありませんが、お受けすることが難しいので
基本的にお断りしております。


美容師の経験がありますので、もちろんアップはできるのですが
現在の私の仕事は呉服屋ですので、着付けの仕事を優先させていただきたいと思っています。
あくまで、ヘアは美容室のお仕事ですので、私はどうしてもお困りのときにサービスと思い
させていただいております。

それに、ずいぶん昔にとった「杵柄」というモノは
最近の「盛りヘア」には対応するのもちょっとつらいかも・・・
やりなれてないお仕事には時間がかかることもありますし

着付けをお一人させていただく時間は20分ほどですが
ヘアもさせていただくと、アップにもよりますが1時間ほどかかります。
お一人アップしている間に、二人くらいは着付けがさせていただけます。
他のお客様の着付けをお断りすることは
着付けが本業である私にとってとてもつらいのです。

予約が重なって入らなければ、お受けできるのですが
ぎりぎりになってみないとわかりません。
安易にお受けして皆様にご迷惑をおかけしては何にもなりませんし。

ヘアでお困りのとき、お受けしたいのはヤマヤマですし・・・
アップは好きなので、ホントはやりたくてウズウズしているのですが
どうぞ、こういう事情をわかっていただいた上、ご相談ということにさせてください。


こんなとき、もう一人私がいればいいのにな・・・と馬鹿なことをいつも思います


着物に関してはもちろんプロですので、いろいろなトータルのご相談やアドバイスを含め
美容室などではできない呉服屋ならではのお着付けがさせていただけると思っています。
どうぞ、着付け以外でも解らないことは何でもご相談ください

ご予約もご相談も、お待ちしております











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