ちょっと暑いけど、さわやかな秋のいい気候が続いています。
七五三や結婚式のお着付をさせていただくことも多いこの時期、
先日、レンタルされたお着物でお支度をさせていただいた時に
気になったこと、書かせていただきます。
レンタルのお着物もいろいろですが、今回のお客様のお着物は
個性的な格調高い訪問着、お客様のこだわりもあると感じました。
そんなお着物の一式なのに、レンタルに入っていた足袋が
こはぜのない化繊の伸びる足袋・・・
前日にお預かりしたお着物の点検と準備をしていて気になったので
よけいなお世話?と思いながらも、お客様に
「ご自宅に足袋をお持ちでしたら、お持ちください」と連絡を入れました。
卒業式の袴の時のレンタルにはよく見かける足袋で
学生さんの袴ならまだしも
さすがに、そこそこの大人の女性が結婚式に出席されるのであれば
そして、お召しになる着物の格を考えれば、ちょっとこの足袋では・・・と
思います。全体のに対して足元の格が合わないのです。
靴下のような感じで不慣れな方には楽かもしれませんが
指の形も見えますし、安っぽくなります。
やはり、大人の女性であれば、こはぜのあるしっかりした足袋をおすすめします。
足元まで気を抜かない・・これは洋服でも同じですね。
せっかくの着姿、台無しにならないように・・・
そして、レンタルでは足袋と下着はプレゼントという場合が多いようですが
着物にあまり詳しくないと、そろっている一式でいい、間違いないと
皆さんは思われると思います。
レンタルの業者さんは、価格の競争などの事情もあって、抑えられる部分は安価な品で
セットにするのではないかと思います。
こういう場合もありますので、できればご自分の足袋を一足持っていると
いいかなと思います。
お客様もご理解下さって、教えていただいてよかったといってくださったので
よかったですが・・・
うるさいことをいうなというご意見もあるかもしれません。
でも、恥をかかれるのはお客様。
ここから送り出すお客様にはなるべくそうならないようにと
私はおせっかいさせていただきます
来週水曜日からです
お待ちしてます。
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