京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

GWのお休みのお知らせ

2017-04-29 18:01:25 | 仕事
今日は思わずお出かけしたくなるような・・・
爽やかなゴールデンウィークのはじまりですね。

当店のゴールデンウィーク中のお休みのお知らせです。
いつもの日・月の定休日の他、3・4・5日をお休みさせていただきます

2日(火)と6日(土)は営業です。

ホームページのカレンダーをご覧いただくとわかりやすいかと思います。
よろしくお願いいたします。

ただ、遠方には出かける予定がありませんので
急な御用や困ったときは、お電話ください


我が家では、今日から娘は慌ただしく海外へ・・
それと入れ替わりに息子が帰ってきました。

そして私は、人混みが苦手なのと
まとまったお休みはなかなかないので、
衣替えや普段できないことをしようかな・・なんて思っています。

皆様のご予定は?
連休が終わったら、またお話し聞かせてくださいね

では良いお休みをお過ごしください



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4月の催し、お着物でお越しくださった皆様

2017-04-26 21:59:22 | 催し
東京手描友禅・小倉悟展、先日の日曜日に大好評のうちに終了させていただきました。

小倉さんもステキな着物で来店くださり
催しにお越しくださったお客様、今月もお着物でご来店ありがとうございました。

催し後の恒例お着物でご来店くださった皆様の紹介です。







N様、今月は春らしく白っぽい博多帯でコーディネート。
お求めいただいた小物もお使いいただいて・・・ありがとうございます







お茶会の帰りにお寄り下さったD様は、今日はちょっとあらたまって、附下です。










k様、塵除けに羽織ってきてくださったバラの柄のショールやバック、数年前にお求めいただいたのですが
こうしてお使いいただいてるのを見ると、とてもうれしいです
最近お求めいただいた小紋を今日はさっそくお召しくださって・・・







I様、ずいぶん前にお求めいただいた紬に、附下をリメイクした染帯を合わせてお越しくださいました。
懐かしいです






H様、先日仕立て上がったばかりの無地の紬をさっそくお召しくださってご来店。
帯〆、帯揚も催し中にお求め下さった優しい色合いの小倉さんのもの
こちらもさっそくお使いいただいて、ありがとうございます。






K様、昨年お求めいただいた木綿と、首里織の八寸帯でカジュアルに。
春に軽やかな装いで







N様。
葉っぱの柄の小紋に、百合の花の染帯を合わせて。
小物使いも春らしい明るいコーディネートでお越しくださいました。






D様、紬に外国で求められた生地を仕立てた名古屋帯を締めて・・。
とってもかわいい柄ですね



皆様、こうして気軽にお着物でお出かけくださってます。
着物は、特別なもの・・・と、もしも躊躇なさっている方がいらっしゃれば
こんなお客様のお着物やコーディネート、ご覧いただいたら
もっと身近に感じていただけるのではないでしょうか

ドンドン、着物でお出かけしましょ

来月もまた、お楽しみに・・・。




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催し初日。小倉さんが来店してくださいました

2017-04-17 12:00:16 | 催し
春を一気に飛び越して、初夏のような陽気になりました
催し初日、あまりの暑さに店内は冷房を入れて、
今日は単衣が着たいくらい・・・って思わず呟いてしまうくらい。

昨日は午後から、小倉さんもおしゃれな着物姿で店に詰めてくだいました。


考えてみれば、小倉さんの特集をしたのは5年ほど前になり
昨日は初めてご覧いただくお客様ばかり・・・
皆さん、小倉さんの都会的なセンスの着物や帯に引き込まれていらっしゃいました。












附下




染帯




小倉カラーの帯〆や帯揚げも、揃っています。

今度の週末にも、小倉さんにお越しいただく予定です
ぜひ、お出かけください




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東京手描友禅・小倉悟展 始まります!!

2017-04-15 22:32:14 | 催し
やっと、暖かくなりました

桜の花びらがハラハラ・・・いい感じです。

ちょっと慌ただしくて催し準備、十分ではありませんが
ステキな小倉さんの作品が揃いました。





シンプルな着物や帯。
無駄がない美しさです。

シンプルだからこそ、ごまかしがありません。








いつも、小倉さんの作品は写真では伝わりにくく困ります。
微妙な色合いや、細かな表現・・・
ぜひ、お越しいただいて実物をご覧くださいませ。

16日(土)22・23日(土・日)の午後、小倉さんがお越しくださいます
どうぞ、作品をご覧いただきながら直接お話を伺ってください。


お着物でご来店プレゼントも続行してます
春の気持ちの良いこの時期、ぜひお着物をお召しいただいて
お出かけくださいね。



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基本!着物は畳んで収納しましょう!!

2017-04-13 13:48:08 | 仕事
「ブログ、書かなきゃ
今、慌ててそう思い、ほかのことをそっちのけで書くことにしました。

さっきまで、ちょっとパソコンで調べ物をしていたのですが
ふとしたことから、着物を吊るすハンガーなるものがあることを知り・・・
こういうのは目から鱗とは言わないのでしょうが
ビックリ

最近、若いお客様をターゲットにした着物を販売しているショップや
りサイクルショップなどで、着物を洋服のように吊るしてデイスプレイしているのを見かけては
「これを見ているから、若い方たちは着物も吊るすものと思うんだな~~」と
危惧していました。

ところが、着物を吊るして収納できるハンガーというものを販売しているなんて・・・
ショックです。
私同様、ご存じなかった方のために・・
いわゆるこれまで知っている着物をまっすぐに掛けるための「着物ハンガー」とは別物です



着物をクローゼットに収納できる
シワになりにくい
畳めなくても大丈夫
・・・というのがウリのようです。
そういわれれば、便利に思えるけれど

あまり書くと、この製品の悪口になってしまいますので、製品に関してはこれくらいにして


私、冷静になって(笑)考えてみました。100歩譲って
吊るしてもいいとすれば・・・浴衣や単衣の着物だろうか・・・
裏のない単衣の着物なら許せるかも。


ではどうして、着物は畳んだ方がよいのでしょうか。

洋服は、立体のものなので下手に畳むとシワになります。
しかし、着物は平面のものなので、ピタッと畳め平面で収納でき場所も取りません。
ちゃんと畳んでおけばしわにもなりません。


着物は、着た後、しばらくは掛けて湿気を飛ばしますが
本来ならそれも半日くらい、何日もかけっぱなしにするのはいけません。
着物は単衣でない限り、表地と裏地があって、ピタッと合うように仕立てています。
(これも洋服の裏地の付け方と違うところです。)
それが、重力もありますし、かけたままにしておくと表地と裏地の間に空気が入って
ボワっと膨らんだ感じになってしまいます。
下手すると、「袋が入る」という状態になり、裏か表のどちらかがたるんでしまいます。

なんとなく、だらしな~い感じになります。

着物を着たときにも、キチンと畳んであった着物は
肩山や袖山の線、それから、背縫いも、背中芯の三角になった線も
脇の縫い目も・・・ピシッと線が感じられきれいです。

ちょっと違うかもしれませんが
男性のスーツ姿で、スラックスのラインがピシッとついていると
清潔感があってカッコいいですね。
逆に、プレスが取れてると、だらしなくて仕事もイマイチ??な印象を受けたり。

プレタの着物を扱うお店やレンタルの業者さん、古着やさんなど
簡単に着物を見せるために、吊るすという方法は有効かもしれませんが
同じように、手持ちの着物を吊るして収納することは賛成できません。


着物は、畳んで仕舞いましょう

昔から、着た着物をいつまでもかけておくのはだらしないと言われました。

そして「折り目正しく」という言葉は着物をきちんと美しくたたむところからきています。

着物を着るということは
着る前の準備から、着た後の始末まできちんとすること。
こんな事がたしなみということにつながるのではないかと思うのです。

勝手かもしれませんが、お着物を買ってくださったお客様や
着物が好き、と大切に思ってくださる皆様には
着物の扱いもきちんとしてほしい
ぜひ、着物は畳んで収納していただきたいと思います。


はぁ~、一気に書いてしまいました


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着物の色・日本の色

2017-04-11 14:54:57 | ひとりごと
今日は一日雨・・・桜も散ってしまうでしょうか・・・

花びら一枚だけを手に取ると、薄ーい薄ーいほのかなピンクいろなのに
満開になると花びらが重なり、フワ~~とした何とも言えない美しく上品なピンクに見えます。
やっぱり桜の花はきれい・・・、毎年感じます。

このところ、そんな桜のニュースがテレビでよく流れてきますが
そのニュースの画像を見ては、なんとも言えない複雑な気持ちになっています。

特に京都の様子・・。
きれいな桜の下、着物姿の方々が目立ちます。
以前にもブログで触れたことがありますが、レンタルの着物です。

気になるから余計なのですが、嫌でもパッと目に飛び込んできます。
というのは、たぶん着物の色柄が、周りの風景から浮いているからではないかと思うのです。

着物の世界に入って間もない頃
実家の滋賀に帰ったとき、ふと見上げた夕方の空。
空の青、夕焼けのピンク・オレンジ・・そう簡単には言い表せないくらいの色のグラデーション
自然が作り上げるうっとりするくらい美しい色を見て
「こんな色の着物があればきれいだろうな・・・」と、感じたことを今でも覚えています。

すぐに思いつく花の色、自然の色だけでも
桜色、藤色、牡丹色、菖蒲色・・
水色、浅葱色、空色、藍色、珊瑚色、梔子色、山吹色・・・
日本の色はホントにたくさん。


私達日本人は、美しい桜を見ては、こんな桜のような色の着物を着てみたいと
思ってきたのではないかと思います。


少し辛口意見、述べさせていただきます

私はレンタル着物が浮いて、周りの景色を台無しにしている気がしてなりません。
ポリエステルの、原色に近い鮮やかな色と柄。深みのない安っぽい色と柄。

たとえば、伊万里焼や京焼の色使いの美しい器の中に、
ポリエチレン製のお皿が混ったような・・・
それくらいの違和感を私は感じてしまいます。

着物を着てくださることは、とてもとてもありがたいことで、
こうして観光地などで着物体験することで、着物の裾野が広がっていけばいいのですが
私には、そうは思えません。
また着物業界の良いモノづくりの力になるとも思えません。


派手さだけなら、振袖の方が華やかかもしれません。
でも、ちゃんと職人さんの手がかかった本来の染をした振袖なら
どんなに鮮やかな色を使っていたとしても
きっと、京都の街並み、桜の風景から浮いたりしないと思います。

絹の光沢、染まった色には品があります。

着物の色というのは、そもそも周りの景色から浮かないで溶け込むはずですし
そういう風に装いたいものです。


嵯峨野あたりや、哲学の道の桜、丸山公園の枝垂桜・・
ずいぶん前の私の記憶の中の美しい京都の風景
そんな中の異物感

同じ着物を扱っているのにこんなことを愚痴ってはいけないだろうか・・

いえ
めげずに、美しい着物を伝えていきたいと思います。
そのためにも、こんな呉服屋の気持ちを伝えるのも必要かと・・


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4月の催し~東京手描友禅・小倉悟展~

2017-04-07 15:03:27 | 催し
このところグンと気温が上がって、桜も満開ですね。

今年の入学式の着付けも一段落、無事に終わりちょっと落ち着いたところです。

そこで今日は4月の催しのお知らせに入りたいと思います




「東京手描友禅・小倉悟展」 4月16日(日)~23日(日)までです。

古くからのお客様にはもうおなじみの小倉さんですが
久しぶりに特集してご覧いただこうと思います。

今年、わきは30周年ということで、特にこれまでお世話になってきたメーカーさん、問屋さんなどの品、
そしてこれからもお客様にご紹介していきたい品を
順に特集していこうと考えています。

そんな中で、東京友禅の小倉悟さんも外せないお一人です。

小倉さんと初めてお会いしたのは、随分前・・・、20年くらい前になるかもしれません。

小倉さんは、お父様の代から銀座の老舗呉服屋さんや問屋さんからの
注文のお仕事をなさっていらっしゃいました。
ある時、小倉さんから直接、ご自分で書かれた着物や帯を見せていただく機会があり
これまで見たことのない、色と柄、引き算の美
独特のおしゃれ感、東京感覚のセンス・・
「ステキ」「好き」直感でした。

確か初めて仕入れたのは白地にペンギンの描かれた染帯。
数年前には、ブログでもご紹介しましたが、小倉さんの作風をお気に召したお得意様が
シロクマをモチーフにした7歳のお祝い着を別注、描いていただきました。

小倉さんの手にかかると、ペンギンやシロクマさんも
なぜかおしゃれで品がいい(笑)

着物の専門店、個人の店には、それぞれに店主や女将の好みがあり
それが店のカラーとなります。

主人と私が好きで仕入れた物には「わきごのみ」なんて名前を付けていますが
小倉さんの作品も、わきごのみの一つです。

スッキリと洗練された着物や帯。
東京の街並みにあう、大人の女性に着てほしいお品です。

以前、小倉さんには店で、勉強会として友禅についての講義もしていただいたこともありますが
新しいお客様は作品を初めてご覧いただくかもしれません。

今のところ会期中の土曜日・日曜日には店にお越しいただく予定ですので
いろいろなお話を聞いたり、また、別誂えのご注文もお受けできます。
ぜひご都合つけてお越しくださいませ
もし、平日しか行けないの・・というご要望があればご一報くださいませ

30周年記念に・・・と小倉さんからも、特別のお値打ち品を用意していただいてますので
どうぞ、お楽しみに・・・ご覧くださいませ。


さて、催しのお知らせに・今日はおまけ付き

石神井川の桜です。ご覧ください














おしゃれな目黒川沿いや神田川も有名ですが
桜の美しさなら石神井川も捨てたものではありません




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桜を待ちながら・・・

2017-04-01 14:13:16 | お細工物日記
雪が降るかも…なんて、冬に戻ったような寒さです。
今日や明日はお花見の予定を入れてらしゃる方も多いのではないでしょうか?
防寒対策万全でお出かけしないとダメですね


さて、忘れたころに・・・・私のお細工物日記
あまりの寒さに、桜が待ちきれず、
そうだ私の桜、愚作ですが、ご覧いただこうかと・・・



しばらくブログではアップしていなかったのですが
細々と、古布のちりめん細工のお稽古は続けております。

細ーく長ーく、しつこく(笑)
考えてみれば、始めてから15年くらいになりました。


まだ教えていただいてないものもあるのですが
一通り教わって、最近は、もう一度作り直しを始めました。

最初の頃の作品を、見てみると、下手だな~とか、布合わせがひどいな~とか
自分でがっかりする物も多く、もう一回納得のいくものを作りたいと
思うようになったのです。
それに、コツや作り方も忘れていたり、自己流になっていたり
先生に頼り切ってないで、独り立ちができるように・・・





先生の本に載っている「桜袋」
先生の作品はどれも、布の美しさを感じ、ふわぁ~~とした仕上がりです。
どこが違うのだろう・・って、いつも思います。
もちろん、布も腕も違うのですが・・。


冬の間に、春を待ち待ち、作った「桜袋」











そして「冬椿」




ふわぁっ~~という、布のふくらみが少しは先生に近づいたかな・・・



お稽古事もそうですが、なんでもちゃんとしたことを身に着けるのは
時間がかかるものだと実感します。

美容師の頃にも、10年はやらないと身につかないといわれました。

私は、時間がないので、やりたくてもいろいろな習い事はできませんでしたが
お細工物だけは、ここまで続けてきて、
やっと、すこし分かってきた気がします。

着付けを教えていても、同じように感じます。
皆さんがほどほど外に出かけても大丈夫なくらいに着られるようになって・・・
「もっと分かってきて上手になるのは、ここからよ!」って
よく言いますが、分かってきてからって、ほんとに大事だなって


先生の作品に少しでも近づけるように
これからも少しづつ縫っていこうと思います。



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