京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

腰原展、好評の内に終了です

2008-03-30 18:57:18 | 仕事

29日、土曜日には腰原淳策氏にお越しいただきました。

「美しいキモノ」では毎号作品が掲載されてファンも多く、有名な友禅作家の先生
ですが、主人の父の代からのお知り合いというだけで、
私までいつもとても気さくにお話させていただいております


作品に関するお話を直接うかがえることは とても勉強になります。
また、その他雑談をしている中にもためになるお話が盛りだくさん
私にとっても、とても楽しい一日でした。

ずいぶん前、若い頃にお会いしたとき、
「(呉服屋の女将として)高いものでなくていいから、おしゃれでセンスのあるものを着なさい」
とアドバイスしていただいたのを、ずっと覚えています。

こうして直接小売店に来て下さることなどないことだと思いますので
もっともっとたくさんのお客様にお越しいただければよかったと思います。

あるお客様が、
「こんな柄の帯があったらいいな・・
とおっしゃってたのを、先生に話したところ
「お客様のご注文ということでなくていいから、その柄で
今度描いて見ましょう」
ということになり、もしかしたらその帯がそのうちできてくるかもしれません。
とっても楽しみです

こんなこともありますので、またチャンスがあればこういう催しをしたいと思います。

それから、「青梅ツアー」もそのうち実現できるといいですね


先日、先生がお越しくださったときに
今まで主に帯に描かれた柄を写真に撮り、ポストカードにしたものと
季節の草花を描いた(もちろん手描きの一点もの)扇子を
持ってきていただきました。
他にないものですので、ごらんになって見てください






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腰原きもの工房のバック

2008-03-27 13:07:00 | わきごのみ

昨日に引き続き、今日は腰原さんのバックの紹介です

着物や帯と同じ手描きの友禅で、バック用に生地を染めて仕立ててあります。


ボックス型は生地が金通しで、貝合わせや宝尽くしなどの柄が描かれていて
フォーマルな席にも。

トート型は、ちょっと大きめサイズで荷物をいっぱい持ちたいときにも
よさそうです。
こちらも金通しの生地に春らしい色のろうけつです。
他にはない感じのバックですので、ちょっと人目をひくかもしれません
お洋服で持っていてもステキだと思います。

写真で見ているより、ずっと現物がステキですので、ぜひごらんください。

写真のほか全部でボックス型が5個、トート型が5個あり
それぞれにステキです。


バックも、帯や着物も
全部写真で載せるといいのですが・・・
やっぱりまだ、そこまでいかず携帯の写真で・・申し訳ありません

これはもう、直接見に来ていただくしかないということで・・・・
お待ちしております


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腰原淳策・英吾展 開催中です

2008-03-26 14:58:07 | 仕事

暖かくなりましたね
いよいよ、春という感じで気分も明るくなります

さて、ただいま「腰原淳策・英吾展」を開催中です

本当なら、始まるまえにお知らせをしなければいけなかったのですが
準備と、卒業式のお着付、それから我が家の卒業式もあって
なんだか慌しくて・・・
今ごろになってしまいました。


初日の日曜日には息子さんの腰原英吾さんも、わざわざ青梅から
お越しくださいました。
と、いいつつ、お店の催しに出向かれることなどないことでしょうに、
無理をお願いしたかも・・・
(作品の夏帯の前で写真も・・・)


気さくに作品の説明などしていただき、なかなかお話など聞けないのに
とても楽しく有意義な時間でした。

染帯をはじめ、小紋や附下げなど、たくさんの腰原作品が店内いっぱいです。
どれもきれいな色目で丁寧にかかれていて、
「腰原」ファンのお客様も、初めてごらんいただくお客様も
皆さん「きれいね~」とうっとりです

今度の土曜日には腰原淳策氏にお越しいただきます。
めったにない機会ですので、ぜひお出かけください。


そうでした、単衣のお着物も特集しています。

暑くなる前に、そろそろ準備しておきたいですね
最近では、しきたりを重んじる場でければ
5月はもう単衣がOKとなってきています。
さわやかに、軽やかに 単衣のお着物でお出かけ、いいですね











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久しぶりに「うさぎや」のどら焼き

2008-03-16 17:46:36 | 和菓子
何日か前まで、寒かったのに
急に春!!っていう陽気でうれしいけれど慌ててしまいます

昨日、用事があって上野まで行ってきました。
上野と聞いたとたん、思いついたのが「うさぎや」のどらやき
これはぜひ寄り道してこなければ・・・

あんこ好きの私の大好物
うさぎやの「どらやき」はどらやきの中では私の№1です。

我が家では一家そろってこのどらやきのファン
息子など昨日も学校から帰るなりペロリと2個食べてしまいました。

とろっとして甘味もちょうどいいあんこも美味しいのですが
ふわっとした皮がまた美味しい


上野くらいいつでも行けそうなのに、用事がないと意外に「遠い」。
めったに食べられないので、欲張って何個も買って
ずっしりと重いどらやきをかかえて帰ってきたのでした・・


そうそう、麻布十番の鯛焼きが一度食べたい・・・
いつも行列と待ち時間に耐えられなくて断念して帰ってきてしまうのです



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かわいい日傘、みっーけ!!

2008-03-12 11:38:27 | わきごのみ
買い物に行ったとき、お目当てのものはなかなか見つからないけれど
思ってもなかったものが目に止まる・・・
っていう事よくありますよね

ご紹介する日傘はそんな感じで見つけて、またもやひとめぼれ


先日、秋物の仕入れの帰り、ふと立ち寄った
京都の絞りの着物を作っているメーカーさんで
ひと通り品物をみせていただいた最後に
「ん?」
と目に止まったのが写真の日傘です。

かわいいピンクに絞りのとび柄、入っている色がまたイイ!

写真のほかに、もう一本、
墨黒の地色に白の「ほたる絞り」の日傘。
これも対照的に大人っぽくってステキ

全部見せていただいたけれど、気に入ったのはこの2点だけでした。
絞りは、ちょっと間違う?と、野暮ったくなるものもありますが
とってもおしゃれな感じです。

そろそろ、紫外線が気になってくるころ。
めずらしい絞りの日傘
ごらんになってみてください

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振袖と般若のお面

2008-03-11 14:16:49 | 着付あれこれ
卒業式のお着付がチラホラと

今日も朝早くからお仕事でした。


さて、今朝のお客様ですが
お母様にご予約いただいたのはずいぶん前で、一度髪型の相談に・・・と
先日お嬢様がご来店くださいました。

サイドをおろしたままで後ろはキュッとお団子に・・という
ご注文でしたが、髪飾りは?とお伺いすると
「これを・・・」と見せてくださったのが「般若のお面」

先にお預かりしていたお振袖と、お嬢さんから受けた第一印象が
般若とあまりにギャップがありすぎて
「これをつけるのは・・・ちょっと・・」
おもわず、言ってしまいました。

少しお話させていただき、美術系の学校の卒業式とのことで、
少々納得。
それでも
お振袖は、ごくオーソドックスなおとなしめの古典柄で、
ピンク地のかわいい蝶の柄。

う~ん、やっぱり浮くでしょう・・大ぶりの木彫りの立派な角のある般若のお面・・・

とりあえず、やめましょう・・と送りだしたけれど
美術系、みんなが振り返っても全然平気、
とおっしゃったお客様の言葉に、一晩考えて・・・
「それならば・・・」
そんなに、般若のお面がつけたいのならつけようではないか・・


でも、お振袖があのままでは、やっぱり・・変
それなりの世界がなければ。

そこで、半衿を、白から紫系の柄物に変えてみて・・
こんなイメージにしたいと、お客様にもう一度相談と確認。
お客様も、乗ってくださって・・・


今朝、「真っ赤な口紅と切れ長の目」とアドバイスさせていただいたとおりに
メイクもばっちり決めてきていただき
写真のような姿に、あいなりました



髪につけたのは、般若のお面と塗りのお箸。
色半衿をたっぷりと出し、黄色と朱色の二色が重ねてあった伊達衿は
朱色一色にしました。
裾はおくみを少し返し、おはしょりはあえてなくして着付けました。

帯は、蛾のようなアクの強い蝶なら良かったのかもしれませんが
かわいい帯でしたので、黒地か金地の帯があればと
探していただいたところ、おばあちゃまの黒の繻子の帯をお持ちいただきました

前は黒一色にはならないでしょうか?というお客様に私も賛成
帯の裏を使って、朱の帯〆が生きました。
帯結びはシンプルな文庫に。
袋帯を半分に折って半巾帯のようにつかって、片流し風に。
お太鼓柄でしたので、文庫の一部に華紋の柄が上手くでて
アクセントになりました


最初、お面を見たときには、正直ギョッとしたのですが
私自身、楽しんでしまいました

お客様もまさかこんな感じになるとは予想していらっしゃらなかったと
思いますが、
「うれしい、うれしい
と、とっても喜んでくださいました。

これは変です・・
と、固定観念でお客様の思いを切り捨てないでよかった・・・。

いつもは、古典の正統派をおすすめしていても
時には、柔軟な頭でいなければ・・・
オバサン脳にまだまだなってはいけないぞ


こんなモードっぽい着付けはめったにさせていただくことはありませんが
たまには、刺激になっていいですね


でも・・・
街で、見かけた人たち、きっとびっくりしただろうな・・・

そうでもないか・・・
東京にはいろんな格好した人いますもんね











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きものであそぼ!! 「 歌舞伎」編

2008-03-10 18:32:28 | 仕事
きものでお出かけしていただく機会を・・と、ときどき企画している
「きものであそぼ!!」の会

今年に入ってからは1月に「新年会」をしましたが
今回はいざ「歌舞伎」へ!!

8日、土曜日に国立劇場で行われている「歌舞伎鑑賞教室」へ
皆さんとお出かけしてきました


当日は、着付けお稽古中の方は早めにお店で着物を着たり
帯だけ結んだりしながら・・・
皆さん、小紋、紬、附下げと、それぞれの装いで
無事に着物と歌舞伎を楽しみました


つづれ帯の服部さんや絞りの寺田さんが、今回座長を務めていらっしゃる
中村芝雀さんとお知り合いということもあって
いいお席を取っていただき、総勢11人で行ってきました。


前半は歌舞伎教室ということで、歌舞伎初心者にも
おもしろおかしく歌舞伎を身近に感じられるような
趣向をこらした解説があり
最近TVで流行の「ぐ~~!!」「欧米か!」などギャグを上手に
盛り込んでのお芝居におもわず吹き出し手をたたいてしまう場面も・・・

芝雀さんの早変りやみごとなクライマックスの場面に
引き込まれたのはいうまでもありません。

お芝居の後は、
芝雀さんと奥様、一門の若手の役者さんが3人かけつけて
くださり、お茶を飲みながら裏話を聞いたり
一緒に写真を撮ったりと、楽しい時間を過ごしました


他にいらっしゃってるお客様達も、みなさん着物でおしゃれをなさっていて
それを見ているだけでも楽しく
また、着物を分かっていらっしゃる方ばかりですので
そういう中ではおしゃれのしがいもあるというものです。


さてさて、当日お出かけまえの午前中、
私の携帯のバイブがブーンブーンと・・・呼んでいる・・・
「足袋がみあたりませ~ん」
「着物に合うバックがない~

「とりあえず、少し早めにきてください

と、なんだか朝からバタバタしながらも・・・


とっても楽しかったですね

さて 今度はどこへお出かけしましょうか・・・





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人の振り見て・・・我が振りなおさねば・・・・

2008-03-04 17:26:38 | ひとりごと
昨日、おかげさまで娘は高校を無事卒業させていただきました

この店を始めたのが娘がたしか1歳の年末でしたから
当初からのお客様は、オムツをしていたのにね・・・と
子供達がいつのまにか大きくなったことを驚いてくださいます。
でも、これもお客様のご愛顧があってのこと・・・ありがとうございます


その娘が、高校を卒業するにあたって、ちょっと大人の仲間入り・・・の
自覚を持たせるために、ちゃんとした自分の印鑑を作ってやることにしました。

そこで先日、あまり知識がないのでどこに印鑑屋さんがあったかな~
と商店街を一回り。

とりあえず、一件見つけて入ってみました。
大きさや材質、お値段・・・などなど、いろいろと聞いてみましたが、
ご主人は丁寧に教えてくださり、また出なおしますとお店を出てきました。

お値段も比べてみたいので、商店街に古くからやってるお店があったな~と
もう一軒行ってみました

さすがに、ズラリとハンコが並んでいて年配のご主人が・・・
またここでも「ド素人」の質問をしてみましたが
決まりきったことを何度も聞かれるからでしょうか、なんだか
事務的な説明口調で一気に説明され、ちょっとタジタジ・・

これ以上、くだらないことを相談できそうになく・・
「また、来ます・・・」


そして、帰りがけにもう一軒。
以前に名刺をつくってもらったお店でした。
入って、見本の印鑑が並べてあるところを見たとたん、「・・・・」
大きな道路沿いにあるせいかもしれませんが、商品にホコリがかぶっています
お値段は一番ここが安いようでしたが
ちょっとだけお愛想に?お話してでてきました。


そして今日、もう一度最初に行ったお店で注文をしてきました。
お値段や品揃えそれぞれでしたが、結局のところ私は
「ハンコ初心者」の相談に親切にのってくれたところを選んでいました。

きっと、呉服屋に入るときの気持ちってこんなものなんでしょうね・・・
こんな初歩的なことを・・・とコワゴワお越しくださるのでしょうね・・・

そんなお客様の立場にたって、接客しなければいけないと実感です


考えてみると私も主人も買い物をするとき、
そのお店の接客や雰囲気などで選んでいることが多い気がします。

多少値段は高いのが分かっていても、気持ちよく買い物ができたり
あとのメンテナンスや商品知識をしっかり持っているようなお店。

自分がお客になったとき、とてもその「お店」がみえます。
自分のお店は自分で見えなくなっていたり、気づいていない部分が
たくさんあるはずだ
と、こういう経験をするといつも反省します。

充分に気をつけているつもりですが、きっと言葉1つ、態度1つ
お掃除、ディスプレイ、もっともっと気をつけなければいけないのだと思います。


街を歩いていてもついつい目が行くお店・・・。
入ってみたくなるお店。
どうしてかな?
そういうお店は、なんだか活気がある気がします。
お店が生きています。

逆に、このお店、死んでる・・・
と、感じることもあります。



悪いクセですが・・・
美容師をしていたせいか、特に初めての美容室に行くときなどは
ついつい「裏側」を見てしまいます。
スタッフの態度やお掃除の具合、清潔感。
自分がそこにいるときには見えなかった部分が見えてしまいます。

居酒屋に行っても、しかり。
ついついスタッフの動きや言葉使い、気になって
  ミシェランの調査員かって(笑)

毎日の繰り返しで、マンネリしてしまい、自分達には見えなくなっている
ところがあると思います。

時には客観的に自店を見てみなければ・・・
お客様の立場にたって感じなければ・・・


「我が振り」よ~く見なければ・・



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伊達衿について

2008-03-02 16:41:09 | 着付あれこれ
いつの間にか3月ですね・・・


卒業シーズンなんてお話してたら
人事ではありませんでした
明日は娘の卒業式と謝恩会・・・朝から一日出かけてまいります・・・


こんなときウッカリ、自分の着ていく着物の用意で慌ててしまいます
お客様のことばかり考えていて「紺屋の白袴」ですね・・・


慌てて準備をしました。
今回は縫い紋をつけた江戸小紋を着ていくことに。
地味好みとはいえ、少々渋すぎて少し衿元に色をいれようかと
いつもはあまりつけないのですが、今回は伊達衿をつけることにしました。


そこで、思いついた時に・・・伊達衿について

伊達衿の選び方ですが
着物の地色の同系色、反対色、柄の色をひいてきて・・・
と様々です。

ただ、こんな色という漠然としたイメージで買いに行ってしまうと
微妙に添わなかったり・・・
できれば着物か残り布を持って行って合わせる方がいいと思います。
色ってホントに微妙ですから・・・
色目、明度、彩度。
合うと思っていた色が意外に違ったり、合わなさそうな色が予想外に
いい感じだったりということもあります。

私もお客様が伊達衿を求めにきてくださった場合、
できればお着物と帯、帯〆・帯揚げ、お持ちくださいと申し上げます。
微妙な色とトータルの色合わせがしたいと思いますので。


付ける時のポイントですが
私は自分で着るときも、お客様の着付をさせていただく時も
伊達衿に付いている3本足の金具は使わず、ちょっと面倒でも
写真のように、着物の衿に伊達衿を縫い付けてしまいます。
(大きな針目で充分です

付属の金具は、動いたりしっかり固定できない気がし
微妙な感覚なのですが着物の衿の表に響いたり添わないようで
使いたくないのです

結構アバウトなところはアバウトなのですが
見かけによらずこんな細かい事がゆるせない私・・・


そうしておくと、来ている間に伊達衿が出てきてしまうような
事はなくて安心ですし、もし少々乱れてもお直ししやすいと思います

着る時には、着物の衿にキチンと沿わせて折り、コーリンベルトで一緒に
はさんでしまうとずれないと思います。
コーリンベルトの使用は好き嫌いがあるとは思いますが
上手に使うと特に伊達衿をつけるときは便利だと思います。

ちょっとしたコツですが、着物と伊達衿を重ねてコーリンベルトで止める際
きも~ち伊達衿を引き気味にすると、緩みがでないでピシッとした
襟元になります。


伊達衿つけるのって、一枚衿元に布が増えるだけで
面倒で上手にきられなくて苦手・・・
と避けている方、いらっしゃるのではないでしょうか・・・

ちょっとした手間とコツさえつかめば大丈夫ですよ






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