京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

入学式・卒業式のお着付けやご相談、お任せください!!

2019-02-28 17:15:54 | 仕事
あっという間に、2月も終わり・・早い・・・
今日は、朝からシトシト雨の静かな一日でした。

明日から3月ですが、いよいよ入学式・卒業式のシーズンです。
小学校や幼稚園などの卒園式など、込み合う日は
ずいぶん前から、着付けのご予約をいただいているお客様もあります。
確かに、皆さん同じ時間に集合なので・・

でも、まだまだ、お受けできる日も時間もありますので
着物を着ようかなと思ったら、ぜひお電話ください


さて、その入学・卒業式に着物を着る件・・
お客様からのお問い合わせやご相談に、最近考えさせられることがあります。

お客様から、着たいけれど私の持っている着物で大丈夫だろうか・・
というご相談。

また、別のお客様からは、子供が主役なのに母親が着物を着たら目立つなどという
意見もあるらしいと不安な声。

あるお客様は、卒業式の着物は「〇〇色」や「〇〇色」がふさわしいようですが・・・と。
その情報はどこから???とびっくりしました。

そこで、私もネットで検索してみると
あるサイトで、確かにそう書いてるではないですか

こういったサイトを見てみると、
どこからか引っ張ってきてまとめたような記事だったり、誰が書いているのだろう?
いつからこういう事になったのだろう?・・と私の中では「?」マークがいっぱいになることも。

いえ、ツッコミどころ満載だったりして


ただ、私が読めば、
「これはおかしい」「これは言い過ぎ」「こういうこともアリね」なんて判断できるのですが
着物のことを知らなければ、不安になるの当然です。

たとえば知恵袋など、ネットで相談されてるのを読んで見ると
正しいと思う意見もあれば、無責任と思うような意見もあったり
実際のものを見てみないと判断が難しいな・・と思うこともよくあります。

ネットの情報は参考にしてもいいけれど、鵜呑みにしてはいけないのではないでしょうか。
お一人お一人、たぶん状況が違うのですから・・。

相談できる方が近くにいらっしゃらないのですよね・・・
それも現実です。

わからなかったら、私たちにご相談くださっていいのですよ

たとえば、卒業式に何を着たらいいのか・・・
お着物の種類や色や柄、小物はどれがいいか・・・
実際のお着物や帯など見せて頂いた方が、判断しやすいです。

卒業式と言っても、小学校なのか、中学なのか、大学なのか
公立なのか私立なのか・・・
そんな微妙な事も関係してくるかもしれません。

ネットでは判断できないこと、ありますよね・・。


ご相談、どうぞご遠慮なく 
怖くないですよ(笑)
まずはお電話いただけると助かります。
着付教室の時間帯やお客様のご来店予定があると
ゆっくりお話しできないことがありますので・・・。



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ステキでしょ!だけではない店での現実

2019-02-18 10:55:38 | 呉服屋の気持ち
やっと今週は春めいてくるのでしょうか。
日差しが明るくなってきたように思います




さて、このブログ。
2007年、呉服屋の敷居を低くしたい、そして分からない着物のことで皆さんの参考になればいいな・・
というのが始めたきっかけでした。
呉服屋が日々何をしているか、何を考えているのか、
そんなことを書けば、きっと店にも入って頂きやすいのではと。

でも、ネガティブな事、批判的な事ははなるべく書きたくないと思っています。

そうすると、催しのご案内、商品の紹介、お客様のコーディネート・・と
当たり障りのない、きれいでしょ、素敵でしょ、というきれいごとが並ぶことに

今日は初心に戻って、きれいごとでなく、呉服屋が直面している事、そして気持ち、
ちょっと書かせていただこうと思います

私たちにとって悲しいことですが、
最近は着物が解らない方や着物が日常から離れて行く速度が
さらに加速しているように感じながら、店で仕事をしています。

「えッ」と驚くようなこと、がっかりする事も度々・・・
そのたびに、ぷちっ、ぷちっと気持ちが切れて、小さなプチ切れが
実は・・たまっています。
ホントはこういうところで書くべきではないとと思いつつ
ブチギレする前に、ここで私も吐き出させていただく事にしました

前置きが長くなりました・・。

このところ、着付けの予約のお客様で目立つのは
ネットで検索してくださるお客様
以前はお住まいが近い方が多かったのに、電車に乗って遠くからきてくださるようなお客様も増えました。
お話を聞くと
「美容室がちょっと不安で」
「ここなら安心だと思って」と。
私にとっては、とても嬉しくありがたいことですが・・・。


批判めいた話になるのでアップするのは控えていましたが
美容室の着付け、アップ、お店を選ばないと失敗・・ってことが
あると、言わざるを得ないような状況かもしれません・・・

もちろん、上手でお得意な美容室もありますので誤解のなきよう・・・

私も元美容師ですから、当然、批判はしたくない・・
でも、だからこそ自分の経験や反省も踏まえて厳しい目でも見てしまいます。

着付けの技術を磨くのは当然ですが
着物のことも勉強してほしい、着物の種類やTPOなど、最小限の知識
を持っていただけたら嬉しいです。

たぶんスタッフの方たちが着物の事、知らないんだろうな・・・
仕方ないかもしれないけれどって、思います。


それと、同じこと。
着物のクリーニングに関してもです。
(クリーニングという言葉も、私は抵抗があるのですが)
お客様が着付けの際に、クリーニング屋さんにお手入れに出されたお着物を
お持ちになることがあり
着物を扱っているものとして、「えッ」と思うことがあります。
着物の事、知らないのかな・・・?と感じる時があります。

確かにお値段もお安いかとも思いますし、
どこへ出されるかはお客様の自由なのですが。

お客様は、分からなければ、着付もお手入れも、そういうものと思っていらっしゃいます。
昔なら、皆さんが、またはお近くにもう少し着物の知識を持った方がいらっしゃったので
違いが判ったり、おかしいと感じてくださったのですが・・・


何が言いたいのか・・ただの愚痴になってしまっているのか・・
エラそうに言わせてもらえるなら
ちゃんとした知識や技術を持って、着物にかかわっていただけないかと。
みんなが着物のことをわからない時代になってきたからこそ
受ける側がちゃんとしないとって思うのです。


世の中の美容師さん、クリーニング屋さんにとって印象の悪いことを書いてしまいましたが
一部の事ですべてのお店にあてはまるものではありません。、
これを読んでお怒りになられたら、大変申し訳ありません。

今日は、着付けとお手入れのことを例に挙げてみましたが
他にも残念に感じる事、いろいろあります。
こと細かに書くわけにもいかず、
こうして言ってしまうのをいい事とは思いませんが
言わなければ、ますますわからなくなる、変な方向に行ってしまうという危機感


どうか、こんな呉服屋の気持ち、少しでもご理解いただけたらと・・・


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気軽に楽しく!今月は「カジュアルきもの展」

2019-02-14 18:12:53 | 呉服屋の気持ち
ワークショップに引き続き
明日から今月の催しが始まります




紬や半巾帯、名古屋帯など、街で、ご近所のカフェで、スーパーにお買い物に!
今月は、シルクウールや木綿の着物を中心にして気楽に着られる着物を特集しました。

夏には浴衣で気軽にお出かけするように、
浴衣の延長であとの季節は同じ感覚で
シルクウールや木綿に移行してもらえたらいいなと考えてます。

ところで、シルクウールって、あまり聞きなれないかもしれません。
昔、ウールの着物といえば、ふだん着物の代名詞。
昔話になりますが、子供や若い女の子は、お正月などにウールのアンサンブルは定番でした。
お父さんやおじいちゃんも、お家ではウールの着物に兵児帯でくつろいでいたり。

今でいうと、ジーンズやスエットのようなイメージでしょうか。

でも、昔のウールを見ると、昭和な感じでちょっとレトロ、野暮ったいイメージも無きにしも非ず

今回ご紹介させていただくシルクウールは、縦糸に絹、緯糸にウールを使っていますので
生地にツヤがあり、着心地もアップ、
色や柄も縞や格子、無地のものなど、グーンと垢抜けました


数年前にもご紹介しましたが、
今回は、単衣のコートや羽織にお仕立てすることも提案します。







遊び感覚いっぱいの半巾帯で、楽しく着たり
いつも紬などに合わせている名古屋帯を合わせれば、大人っぽい
おしゃれな着物になります。

裏をつけない単衣仕立てにして、夏の暑い時期以外、スリーシーズンで着られます。
それに何よりうれしいのはお値段もカジュアル

フォーマルな着物だけでなく
ふだんに、もっと気楽に着物を着てみませんか?

反物の巾も広いので、男性にもおすすめです。
最近おしゃれな男性は、着物にも興味を持っていらっしゃいます。
男性は特に自分の寸法でないとカッコ悪いので
古着やお父さんのおさがりでなく、マイサイズに仕立てたシルクウールの着物
お勧めです。

20日までですので、ぜひ、ご覧ください


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ステキな組紐ブローチができました!

2019-02-12 21:18:18 | 催し
連休の最終日の11日、組紐で作るブローチのワークショップをさせて頂きました。

雪が降るのでは・・と心配もしましたが
寒い中、申し込んでいただいた8名の方が参加してくださいました



午前の部は11時開始。
先生の準備してくださった台紙に、教えていただいた通りに
慎重にボンドで組紐を貼っていきます。

みんな無口です・・・
真剣です。

おしゃべりな私は、ついついお気楽に声をかけそうになるのを
ぐっとこらえながら

一段目が終わるころには、皆さんだんだん慣れてきて
要領もつかんでスピードもアップ

最後に真ん中にパールをつけて・・・ブローチの金具に載せて
ギューッとくっつけて・・・完成です




それぞれの手に大切に載せて・・記念撮影。




ほら、素敵でしょ





午後の部。
午前より人数が少なかったのをいいことに
私も一緒に作らせて頂いたのですが、私が一番の劣等生でした・・・

ブローチの色、差し色、選ぶのも楽しかったですね。
皆さんの好みが出て、ブローチ一つにも個性が出ます。

帯留にもできるので、ブローチにあわせて先生の作られた3分紐も合わせて
お買い上げくださった方や、オーダーしてくださった方もありました。
そのほかにも、ナプキン止めも人気、色を選んでオーダーしてくださる方もいらっしゃいました。

色を選んで自分のものを作る・・・
着物のように大きなものでも、小さな可愛いアクセサリーでも同じ。
とても楽しくて嬉しいものですね。


講師をお願いした高橋美登里先生。
とっても気さくで楽しいお人柄、準備も万全で、感心する事ばかりでした。
遠くからお越しいただいて、前日も準備、当日も遅くまで、大変お世話になりました。
おかげで楽しい一日でした。ありがとうございました。


敷居が高いといわれる呉服屋。
着物を売るだけではなく、お客様にとって楽しい場所でありたい・・と思っています。
今回のワークショップも、皆さんに楽しんでいただければと企画した物でしたが
ご参加いただいた皆様、いかがでしたか?
また、感想をいただけると嬉しいです





今週は「カジュアルきもの展」が引き続き始まります。
こちらも楽しい着物の催しです。
ぜひお出かけくださいませ。


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「納戸茶色」に染めた着物で文楽へ・・・

2019-02-08 15:13:37 | お客様の着物紹介
今日は、お客様でもあるお友達の着付けをさせて頂きました。




今日は鮮やかな色の色無地で文楽へお出かけでした
文楽に着物、いいですね。
そういえば前回の滋賀の同級生に続き、この東京のお友達も、同い年。
やっぱりこれからは着物の似合う世代

今日のお友達の装いですが
着物の好きだったお母様が遺していらっしゃった「白生地」(まだ染められていない状態の白い生地)
を無地に染めたお着物に
金地に小柄の唐草の袋帯を合わせて。


色無地といえば、昔ならまず一枚持っていれば便利と誂えた着物、
最近では、お茶をなさっている方には必需品ですが
お祝い事のためのまず一枚としては、訪問着や附下などをお勧めすることが多くなりました。

色無地は紋が付いていれば、礼装に使えますが
その方の着方によっては、紋が邪魔になることもあります。

今日のお友達の場合は、普段にも気軽に着られるように紋をつけませんでした。
色も、このお友達の個性に合わせてビビッド、かつモダンな色。
色見本の中から、選んだのがこの「納戸茶」という色でした。





写真ではいつものことながら、色が忠実に出せません
その上、私が一生懸命近づけたとしても、皆さんが見てくださるパソコンや携帯によって
きっと違っているので、色を伝えるのはホントに難しいですが・・・。


私もお友達も、この「納戸茶」という色名が引っかかって・・・
なんでこんなエメラルドグリーンのような色が「茶」なんだろう??
調べてみました。(ここからは受け売りなので、間違っていたらごめんなさい。)

「納戸茶」という色は、茶がかった暗い青緑色。茶がかった納戸色。

「納戸色」というのは、藍染の鈍い青の伝統色で江戸時代の代表的な色だそうです。

では、なんで納戸?
いろいろ説があるようで、
「江戸城の納戸にかけてある垂れ幕の色」
「お城の納戸に出入りしていた役人の着ていた着物の色」
「お城の納戸の暗がりの色」
なんだそうです。
確かに、藍染の色の系統に感じます。
お友達もやはり、お気に入りのこの色のこと気になって調べてみたらしいです。


日本の色名、ステキなものが多いのですが、こんな仕事をしていて
お恥ずかしい限りですが、意味や正確な色を把握しきれていません。

それに、「色」というのは、人それぞれ感覚が違ってむずかしいです。

20年以上前の話ですが、
お茶をなさっていろお客様から「抹茶色」の色無地が欲しいというご注文をいただきました。
その時、主人と私が「抹茶色」と思える色がなく、不本意ながら近い色の色無地を
何点か、ご覧いただいたのですが
お客様が「これこれ」と選ばれたのは「金茶」に近いものでした。

お気に召さないかも・・・と心配していたので、正直なところ
「な~んだ」と気が抜けたのと、「抹茶色」ってこういう色のこと??と
思ったのを今でも覚えています


「桜色」
私がイメージしている「桜」の色とお客様が「桜」と思っていらっしゃる色が
同じとは限りません。
そう思うと色の表現やイメージはホントに難しいです。



話が戻ります
お友達のお家に眠っていた白生地のように、年数がたっていると
生地自体が黄色くなっていたり、そのまま染めるとムラになったりすることがあります。
そんな時は、練り直しと言って、もう一度生地を精錬してから染めることもあります。


もし、お家のタンスに眠っている生地があったら、
また、若い時に着ていた派手なピンクの色無地なども
脱色して、まったく逆の色、青系などにも染められますので
ご相談ください。

お洋服やドレスの感覚で「色」で着こなすと、色無地の着物もとってもステキです。
着物の色、絹に染めた色って、ほんとにいい色、上品、キレイです






2月15日(金)~20日(水)
「カジュアルきもの展」
普段に楽しく着られる着物の特集です

ぜひ、お出かけください。



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