このところの気温のアップダウン、皆様体調にお気を付けくださいね。
さて、私は午前中の着付教室を終え、他の仕事の一区切りがついたところで
昨日、着付教室にも着てくださっているお客様から頼まれた
半衿をつけようと思って取り掛かったところでした。
・・・が 待ち針を指に引っ掛けて血が出てしまいました。
すぐに、止まるのですが、血が止まるまで一旦中止・・・。
気持ちがそがれたところで、ふと
そうか半衿のことお話しておいたほうがいいかなと思いつき
早速ブログ画面。
今回のお客様は、お嬢様の結婚式に着る黒留袖用の白襦袢に半衿をつけてほしいという依頼。
もちろんいつもはご自分でつけられるのですよ
でも、ちょっと特別な日なので、きれいにつけたいと。
そこで昨日、新しい半衿を選んでいただいいたのですが
今日はここから本題です
正絹(絹100%のこと)の半衿ですが、厚みがいろいろです。
目付きという着物用語がありますが、生地の重さを言います。
半衿ですと匁(もんめ)といって、200匁とか400匁とか・・
数字が若いほうが軽く、多いほど重くなり、軽いと薄めの半衿
重いとぽってりと厚みのある半衿になります。
そしてそれが当然ながら価格にも反映しています。
今回はお客様にも着付を習っていただいてるので知っててほしいと
半衿を触っていただいて選んでいただきました。
比べてみた結果、やはり格の高い留袖、厚めの生地になさいました。
お値段のこと、合わせる着物、用途に合わせて、
どのくらいの半衿を選ぶかは考え方だと思います。
ただ、襟元、侮るなかれ・・・
少ししか見えない部分なのですが
留袖のような格の高い着物や、生地の良いお着物だと半衿も
やはりそれなりの厚みのものを合わせた方がいいかと思います。
このところ、絹の生地が値上がりしていて、半衿もびっくりするくらい
以前よりお値段が上がっていて申し訳ないな~~なんて思うのですが
参考までに半衿のお値段がいろいろなこと
たぶん皆さんご存じないかと書いてみました。
さて、すっかり指先の血も止まっていますので
気を入れなおして半衿付けにかかります
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