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京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

心豊かになる帯揚

2014-03-17 10:34:05 | わきごのみ
やっと春らしい暖かさ・・・
まだまだ、気温は安定はしないでしょうが、なんとなくホッとします


日差しが明るくなってくると、キレイなものに目がいきます。
今日は、こんな帯揚、ご覧ください






ポッテリしたちりめんの生地、熨斗目に桜などやさしい花の柄。





左右で違う柄です。




もう一枚。
やはりちりめんの生地に、橘の柄。





チラリとしか見えない帯揚ですが、こうしてみているだけでも
うっとりしてしまいます。
羽裏などと一緒で、ひそやかな自分のこだわりと楽しみですね。






春らしく着物と帯で、橘の帯揚をコーディネートしてみました。
チラッと見えるだけですが・・・
存在感、やっぱりありますね



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長襦袢・おしゃれ&着心地

2014-03-08 18:35:16 | わきごのみ
寒い日が続いていますね。
昨日も急に雪がちらついてびっくりしました。

春を待ちながら・・・
今日は、長襦袢をご覧頂こうと思います。














かわいい柄の新作、あさみ製のおしゃれな長襦袢です。
他にはない色柄で、さらに着心地がとてもいいので、「わき」でイチオシの長襦袢です。

人からは見えないのですが、長襦袢でひそかにおしゃれするのは楽しいもの・・・



そして、今日は、単衣の長襦袢のお勧めです。

長襦袢というと「袷のものと、夏の絽や麻は持っているけれど、単衣は持ってない」
という方が、多いです。
単衣の襦袢のお話をすると、ご存知ない方がほとんど。

でも、あると便利ですよ

今はまだ寒いので、そんな気がしませんが、4月になると急に気温が上がります。
4月中旬頃から5月、袷の着物に、長襦袢だけ単衣用にしてみると
とっても、軽くて爽やかな気分になります。






楊柳の生地なので肌触りがサラッとしています。





こちらは、あさみ製。評判がとてもいいです。


汗ばむ季節が来る前に、こんな単衣のお襦袢を用意してみては、いかかでしょう





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その猫の帯、欲しい!!

2013-11-04 16:49:55 | わきごのみ
昨日、今日は定休日で店はお休みさせていただいておりますが
毎年、11月初めのこの時期は七五三の季節、昨日も今日も着付けのお仕事がありました。

いつもなら、お天気に恵まれるのですが、この連休は雨模様で少し可愛そうでした。



先日のこと、ずいぶん前から持っている猫の柄のすくいの八寸帯をしていたら
お客様が「それ、欲しい}って

「ダメダメ」(笑)
楽しい柄の帯に凝っていた時期に買った帯で、一応私もお気に入り

そこで、ちょっと探してみました。




楽器を弾いている猫ちゃんたち






これは、前柄の片方で、楽器のつもりですまして弾いているのは魚






猫がいっぱい
猫は、どんなしぐさをしていても、かわいいので・・・
いろんなしぐさを集めた帯。






遠めには、もしかしたら傘に見えるかもしれないけれど
ぐ~んと伸びをした猫ちゃん。





(前柄も撮ったのですが、ミスして小さく圧縮してしまい・・・


先にも書きましたが、猫ちゃんはしぐさがどれも絵になってかわいいので
帯もいろいろ織られたり染められたりしています。


欲しいとおっしゃってくださったお客様もおうちで猫ちゃんを飼っていらっしゃいます。
そして、今回この中の一匹を連れて帰っていただくことになりました。
他の猫ちゃん同様、どうぞ、可愛がってくださいね




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今シーズンイチオシの小紋

2013-10-23 16:06:19 | わきごのみ
週末にはお客様のお越しくださる予定や、お客様とのおでかけがあるために
今日も台風の動きにやきもきしています。
これ以上、被害が出ないためにも、日本から離れて~~~



今日は店も静かなので、今イチオシ、お気に入りの小紋を紹介します

しばらく飛び柄の小紋が主流で、お客様の人気も高かったのですが
そろそろ、ちょっと違う感じのものに心が動きませんか?
小紋でも、柄の詰まった総柄や大きくて伸びやかな柄のものなど。

ご紹介する小紋は、やさしいクリームの地色に唐花を散らしています。

とっても上品
娘に着せたいな~~なんて思える小紋です。
年代巾もかなりあります。

店で話題の東京メトロの掘北真紀さんの着物のイメージもこんな優しい感じですね。








反物で見るとこんな感じなのですが
これが仕立てると、イメージが少し違ってきて、もっと華やかになります。







たとえば・・・と上前の柄を並べてみました。






後姿はこんな風に柄が並びます。


お客様にご覧頂く時、まずは反物の状態ですが、気になったものは
こうして柄を合わせてご覧になってみてください。

反物の状態で見ているより、好みの八掛がつき仕立てあがってくると
着物はさらに素敵になります




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秋に気になる色

2013-09-27 15:10:16 | わきごのみ
今日も爽やかな秋の空とお天気ですね。

私だけかもしれませんが・・・
秋になると気になる色があります。

「紫」


春一番には、黄色。もう少しするとピンク。
そして秋が近づくと紫。
きっと花の色のせいですね・・・




あつかましく、私作のお細工物を出してきて、店に飾っております
桔梗袋ですが、使っている布はやっぱり紫系です。


紫の地色の着物って、なんとなく大人の感じがして
そして紫と一口に言っても、赤みがかっていたり、青みかかっていたり
少しの色味の違いで、高貴な感じになったり、下品になったり
ちょっと難しい色だなと感じる色でもあります。


今日はその紫の小紋をご紹介してみます。
こんな紫だったら、若くても年齢が上がっても着こなせそうな上品かつおしゃれな着物です。





柄も大胆で、おしゃれ

写真の色がぴたりと出ませんし、ご覧頂くブラウザによってまったく違った色に見えるかもしれませんが。
この色が実物に一番近いかな・・・と






帯を置いてコーディネートしてみました。
柄がやはり紫系のかわいい花の柄の帯で
大人っぽくなりがちな紫の小紋もこんなに可愛くなります。






色相で言うと、紫の反対側になる黄色の帯揚と、紫に近いところにある赤紫の帯〆であわせました。
黄色といっても、着物の紫色と同じくらい強い黄色ですと、強すぎますので少しやさしいクリーム色。



もっとかっこよく着たいという方にはこんな帯合わせ、いかがでしょう









桔梗や竜胆、いかにも秋の景色・・
こんな紫の着物で秋に溶け込んでみてください




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季節が移り・・・&あさみ新作長襦袢のご紹介

2013-09-26 17:27:48 | わきごのみ
また台風が近づいたので、少々お天気が悪い日が続きましたが
お彼岸も過ぎ、朝晩は寒いくらいになりました。

気候の良いときは短いと思いますが、よく考えてみると
暑いときは、「暑い~~いつまでこの暑さが続くんだろ・・」と
寒いときは、「早く春が来ないかな・・・」と
ついつい思って秋や春を待ちわびるので長く感じますが
いい季節は、心地よくて、文句のつけようがないので、短く感じるだけだな~~って。

しばらく、気温の変化はあるでしょうが、
毎日のすこ~しづつ変わっていく季節を楽しんでみましょう

そうしたら、気持ちの良い季節、きっと意外にも長く感じるかもしれません。


急に秋めいてくるこの時期、洋服も着るものに困ってしまいますね。
着物は、「単衣」と決まっているので考えなくてすむのですが
それだけに、気温によっての調節は、下に着るもので調整するようにします。

長襦袢の素材や、着たときの生地の感触で、涼しいものを選んだり
下着も、暑い日にはまだ麻などをつかってもいいと思います。

上手に使い分けて、心地よく着物を着てください。


そこで今日は、長襦袢をあさみの長襦袢の新作をご紹介します。

いつもうっとりするようなきれいな長襦袢、加えて着心地抜群ですので
ホントにお勧めです。








かわいいでしょ


次の2点は真綿のタイプ、少し柔らかい感触です。





柄が見えないので、アップにするとこんな感じ









これも大きな格子にぼかしてあるのですが、写真で色がなかなか出ません


実物をぜひご覧ください。

中に着るもの・・・だけど・・あなどれません





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わきごのみのお嫁入り支度・その2

2013-08-02 11:22:55 | わきごのみ
先日の続き・・・


附下 
小紋
長襦袢

袋帯
名古屋帯

道行コート
雨コート

バック、2点
草履
伊達衿・帯揚・帯〆 2点づつ


袷の喪服一式(喪服・白襦袢・黒共帯・草履・バック)

こんなお支度になったのですが、それぞれについて詳しく書きたいと思います。




★附下・長襦袢・袋帯

昨日書いたように、訪問着か附下の一式がまず必要と考えお勧めしました。
結婚後、着る機会を考えると、友人の結婚式、お子さんが生まれ お宮参り、七五三、入園・入学と
続きます。
このような場所に、フルに使える一枚として、こんな附下を選んでいただきました。  




古典柄でありながら、モダンな感覚の附下
赤みのかかったクリーム色で年代が変わっても長く着られる地色です。

今回のお嬢様は、お好みやお似合いのものがサッパリした感じのもの。
訪問着も花模様より、抽象的な柄のほうが個性に合うのではと


豪華な訪問着もそれはそれでいいのですが、最近の都会での結婚式は教会やレストランなど
場所もホテルだけではなくなり、あまりにゴージャスな訪問着より、着まわしがきくと思います。
八掛は、表地と同じ色を別染めし、附下ではありますが、一見訪問着と変わらなくしました。


また、その後のお子様の行事を考えると、お子様が主役。
お母様の立場として七五三や、学校の入学・卒業式でも「ちょっと控えめで、上品なママ
をイメージしての選択です。






あわせた袋帯も色使いが現代感覚ですが、古典柄です。
帯によってイメージが変わるので、選ぶのに迷いましたが、最終的にはお嬢様のお好みで。
着物のクリーム地と柄の色味にも、キレイに沿うと思います。





★小紋、
附下の一式では、カバーしきれない場所やもう少し気軽に着たいときのためにもう一枚
と考え、無地に近い感覚のぼかしの小紋を選びました。
最初、お母様は色無地ともおっしゃったのですが、お茶をしていないのであれば
色無地よりも、使いまわしのできる小紋のほうがいいと考えました。
江戸小紋のような着方ができると思います。
こちらの小紋には、名古屋帯を一本合わせておきました。

附下用の袋帯をあわせてもオーケーで、少しコーディネートを替えて楽しめると思います


そして、とりあえず、二枚のお着物に兼用できる長襦袢を一枚。


★道行コートと雨コート
それから、着物を作ったら、必ず考えていただきたいのがコート類ですので
道行コートと、雨コートを一枚ずつ揃えていただきました。
後で・・・と思っていると、そのままになりがちですが、ここで寸法を合わせて
用意しておけば、雨が降ろうが、雪が降ろうが安心です。

★喪服
そして、喪服も最近は用意される方が少なくなりましたが
作り時が難しい事と、お母様の「お嫁入り支度」の感覚では やはり喪服ははずせない物でしたので
最近のお葬式事情も考え、とりあえず冬物一式を揃えさせていただきました。


★小物類・バック・草履
附下と小紋、それぞれに合わせて伊達衿・帯揚・帯〆をコーディネートしてそろえましたが
少し気分を替えたいときは、附下用を小紋に、小紋用を附下に交換してお召しいただいて大丈夫
コーディネートを楽しんでいただけますように・・・






こちらは附下をお召しの時用に、よそゆきのバックです。
もっと、格調の高いものも考えましたが、先にも書いたように
これからお出かけする機会を考えると、このくらいのおしゃれ感のある、持ち物がたっぷり入る
バックが使いやすいかとお勧めしました。
お子さんの行事のときなどにも、いかにも礼装のバックよりステキですし
小紋でお食事会などでも持て、これも守備範囲の広いバックだと思います。






お草履はこちら、附下と小紋両方に使えるように・・







そして、こちらのバックはおまけ
道行コートを小紋でお仕立てしましたので、生地が残りました。
その生地を使って、オリジナルのバックを仕立てました。
先ほどのバックでは、あらたまり過ぎるときには、こちらで・・・。
横長のおしゃれな形、荷物もたっぷり入ります。



最近の東京でのライフスタイルを考え、
お客様に今後お召しいただけること、活用できることを願って
こんな着物の揃え方になりました。

そして、お若いうちはフォーマルな場が多いのでは・・と考えた「基本」の揃え方です。
着るチャンスが増えれば、帯を一本買い足したり、小物類を増やしたり・・していただけたらと思います。

そして、カジュアルなシーンで着る着物は、欲しくなったとき
自分で自分らしいものを選んで下さるといいと思ってます。
もしかしたら、それは、一年後かもしれませんし、子育てが一段落した20年後くらいになるかも
しれません。

ご年配の方から「タンスのこやしになってしまってる」と
着物を邪魔者のように言われ、悲しくなる事がありますが
お嫁入り道具として親がたくさん用意してくださったのに、着る事がなく
無駄になったからですよね。
そんな事がないように・・・と願っての一揃えです。

お嫁入りのときでなくても、まずは、着物をどういうときに着ようと思っているのか
と考えるのは大切です。
作っておいて良かったと思っていただけるような、ご提案や販売をしたいと思っています。


「わきごのみのお嫁入り支度」参考にしていただければと思います。



まだまだ、25周年の売り尽くしセール、まだまだ開催中です
期間も残り少なくなってきました。
まだ、ご覧頂いてない皆様、ぜひ、お待ちしています。


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わきごのみのお嫁入り支度

2013-07-30 21:30:49 | わきごのみ
先日、この秋にご結婚なさるお嬢様のお着物一式を
お納めしました。

私くらいの年代は、結婚の支度として家具や電化製品、食器、など一揃えを親が
用意してくれましたが、最近、特に都会では、「嫁入り支度」というのは
これもまた死語になってしまったかもしれません。

昔?は、結婚する時、着物に関していえば
一生着るのに困らないように・・・と
留袖・訪問着など礼装から大島やウール、浴衣などの普段着までタンス一棹につめて
親は娘のために用意して持たせたものでした。
私の親も、まず喪服だけはどうしても必要なもので、いずれ作らなければいけないと
私の知らない間に用意しておいてくれました。
一度には用意できないからと、少しづつ、支度を整えていくのも親の楽しみだったのかもしれません。
(仕事に熱中して、そんな気のない娘ではありましたが・・


昔と違って、「嫁入り」という言葉は、現代の結婚に対する考えと感覚にズレがあると思いますが
私は日本を感じさせる「嫁入り支度」という言葉は好きです。

でも、その「嫁入り支度」も
立派な家具は置き場所がないから・・・と
着物も保管が大変だし、着ないから・・といわれ、最近は着物を用意される方は本当に少なくなりました。
時代が違うのですから、仕方ない事かもしれませんけれど

今回のお嬢様はご結婚が決まった時に、まずはお母様がご相談にお越しくださいました。
「必要なものを、一揃え」
どんな着物そろえたらよいか、予算はどれくらい見ておけば・・・と。

昔ならば、最初に書いたとおり、タンスいっぱいになるようなお支度でしたが
時代も変わり着物を着る機会も、場所も変わっています。


これは当店でいつも考えていることですが、
結婚の際に何か一組着物を用意するとしたら・・・
「飽きのこない質のいい訪問着または附下と袋帯の一式」をお勧めします。

振袖の次に着る大人の着物を揃えるには、結婚はいいチャンスだと思います。

結婚を機に、キチンとした場に出られるような「よそゆきの着物」を用意しておけば
何かあっても慌てないですみます。
普段着は着たいときに自分のセンスで、自分の予算に合わせて作ればいいですが
礼装は、少し予算を多くとっていいものを用意されるほうが後々いいと思います
甘えられるのなら、そしてご両親が用意してくださるのなら揃えてもらえればいいですね。


今回、お母様にアドバイスさせていただく時にまず考えたのは
「もし、私が、娘に用意するなら・・・」でした。
年頃も近いですし、最近の世の中の着物事情も考えて同じ母親の立場に立って考えました。

最低限、ムリとムダのない着物一揃えというお題

その結果このようなお支度になりました。

附下 
小紋
長襦袢

袋帯
名古屋帯

道行コート
雨コート

バック、2点
草履
伊達衿・帯揚・帯〆 2点づつ


袷の喪服一式(喪服・白襦袢・黒共帯・草履・バック)


それぞれに選んだ理由や考えは、一気に書けなかったので、次回に詳しく書きたいと思います

今回、お母様が結婚のために着物を揃えたいとおっしゃってご来店いただいたとき
「こうして着物を用意される方が少なくなりましたので・・・」とお話をさせていただいて
どうしてそう思われたのか伺ってみましたら
「私も親が用意してくれたので、娘にもやっぱり・・・」とおっしゃいました。

この言葉に、とても感動したのと同時に、納得もしました。
私も親がしてくれたから・・という思いが何かにつけてありますし、そういう思いが
こうして伝わっていくといいな・・・と思います。

また、こうして着物を扱っていて、皆さんのお話を聞いていると
着物を着ようと思ったり興味を持ったきっかけや理由は
母が、(また祖母)着物を着ていた、好きだったので・・という方がとても多いのです。
小さいときに、なんとなく見ていたものが頭の奥のほうに残っているのでしょうか・・

話がそれてしまいますが、それを思うと、何とか着物が伝わって欲しいと願ってしまいます
お母さんの着物姿を見たことがないという子供も、今では多いのではないかと思います。
お家に畳がなくなっているように、着物も家の中にない・・・って、寂しいです
さらに呉服屋としては、悲しいです。



こちらは作って頂いた附下の写真です。





では、お嫁入り支度の着物一式、次回に・・・続く


夏風邪をひいて、声が出なくなって・・・とご心配をかけましたが
 声はまだハスキーながら復活しました。
もう、おしゃべりできそうです

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お客様の素敵な夏の装い

2013-07-26 17:57:22 | わきごのみ
今日も蒸し暑い一日でしたが
朝一番と夕方には浴衣の着付けをさせていただきました。

浴衣で行くと割引があるイベントなどもあるようですし
この週末には、町内会や幼稚園の盆踊りやお祭りなどもあるようです。
ぜひ皆様お出かけください。

今日夕方着付けをさせていただいたお客様は、ずいぶん前に仕立上がりの浴衣を
お買い上げ頂いたお客様でした。
たいへん失礼な事ですが、お求め頂いたお客様のお顔は忘れていても
お買い上げ下さった浴衣は覚えているものです。
すごい数の浴衣の中から選び、私自身が気に入って仕入れた物なので・・・


さて、夕方、お客様が歌舞伎にいらっしゃった帰りにお寄りくださいました。

とてもおしゃれな夏の着物姿でしたのでご紹介です





墨黒の無地の能登上布に、からむしの八寸帯です。

やっぱりに麻はいいですね。涼しげです。
風が通り抜けていくようなからむしの帯に、今日はへちまの帯枕を使っていただいて
さらに風が通りそう・・・







白のトンボ玉がまた涼しさを・・・
赤の三分紐を効き色にしたとてもおしゃれなコーディネートでした。




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構想?年、私仕様のうそつき長襦袢

2013-07-15 16:02:11 | わきごのみ
考え出してから、どのくらいたったのか・・・
「こんな長襦袢が欲しい・・・」
やっと形になりました。




地味な写真ですが・・
こだわりの一品


夏。暑くてなるべく涼しくラクに着物が着たい。
誰もが考える事です。

私など、皆さんが思う以上に、ラクに簡単に着たいと常に思っています。
めんどくさがりやなのですね
もちろんここだけは・・というところは押さえますが、いつも手抜きする事、考えてます


今日のうそつき長襦袢も、そのうちの一つです。
単衣の時期から夏には、私も普段、既製品の2部式長襦袢をよく着ていますが
ど~もしっくりこない

着付けに問題あり?って?
いえ、たぶんいつも自分サイズのピッタリのものを着ていると
既成品の仕立と、仕立て屋さんの仕立の着心地の違いを、とても感じてしまうのです。

既製品のうそつき襦袢だと衿周りが、とにかく思ったようにおさまらない
そして、2部式の襦袢だと腰周りがもたつく。


というわけで、理想のものを作るしかないか・・・と。

身頃が、木綿、裾周りが、麻で洗えること。
寸法はいつもの自分の長襦袢の寸法で、衿回りを手縫いしてもらう。

袖は、着る着物によって、絽、麻、単衣用のものと
簡単に取り替えられるように別に縫ってもらう。
それも、スナップやマジックテープだと、私はその部分に違和感を感じるので
簡単に自分で手縫いする。(ズブズブ縫っても支障ないから

紅梅や麻などの浴衣をちょっと着物風に着たいときには、お袖を縫い付けない状態で
きても涼しくていいかなと思います。


そうして、仕立て屋さんに注文してまずは試作品?でできたのが写真のもの。

着てみたところ、今までの既製品と違って、すとんとおさまります(当たり前ですが)
繰越もピッタリなので、肩に沿います

もう少し、改良の余地はあると思いますが、
こだわったら、自分仕様のこんなものを作ってもいいと思います。


私も皆さんにご紹介したいと思いますが
こんなのあったらいいなって思ったら、作ってみてもいいかも




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