半透明記録

もやもや日記

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【Villars】スイスチョコ(コーヒー)

2010年06月07日 | もやもや日記

ぐはっっ!!
うまい!





昨日、お菓子屋さんで買った「スイスチョコ」のコーヒー味が猛烈に美味しいです。うめー。うめーなぁ。

この「スイスチョコ」のコーヒー味は、チョコにコーヒークリスプが混ざっていて、ちょっとサクサクとした歯触りがあり、とても良い感じです。
スイス、ということで板チョコレートの表面にはエーデルワイスの模様が入っています。で、板チョコらしく区切れが入れてあるのですが、一区画分が結構大きい。いいですね、いいですよ。美味しいなぁ。
1枚しか買ってこなかったのは失敗でありました。もうちょっと買って来よう。


私はコーヒー味のチョコ菓子が好きです。チョコレートとコーヒーと両方を好きな私には一挙両得な製品。素晴らしすぎる。頭がどうにかなりそうなくらいです。うへへ。
しかしこのところだいぶ気温が上がってきたので、チョコはすこし柔こくなっていました。そろそろ冷やして食べようかな!






池袋で遊んできた!

2010年06月06日 | 旅の記録

沖縄物産フェアで売られていました。




「お菓子のポルシェ」というところの「紅いもタルト」が美味しいということで、ちょっと買ってみました。本日のお土産。沖縄のお菓子だそうですが、沖縄まで行って来たのではなくて、沖縄物産フェアで買ったのです。遠く離れたところのものを近場で買える。うむうむ、いい世の中だな~(^_^)


今日は、他にも「生パスタ」のお店でお昼を食べたり、またまた【乙女ロード】に出没したりして、池袋を堪能してきました。暑かったけど、楽しかったーー。ヘトヘトです!

同人誌(コミケで売られているような二次創作系の)を沢山置いているお店では、『テニスの王子様』とか『銀魂』とかジャンプ系の漫画の同人誌や、ガンダムその他のアニメ系の同人誌があることまでは理解できましたが、ふと棚の下の方に目を向けると、そこにはまさかの元ネタ同人誌のコーナーがありました。それは……


  サザエさん(^o^;)/


さ、サザエさんでBLとかってどういうことっ!?(ちなみに、その隣りは『アンパンマン』…カオス!!)
で、そのサザエさん同人誌の表紙をチラ見してみたら、なんか、スーツの男性が二人描かれている(ひとりは眼鏡、もうひとりはくわえ煙草)のですが、「誰これ、サザエさんにこんなキャラいたっけ?? あ、でも、眼鏡の方はマスオさんかも。え…じゃ、もう片方はもしかして……」、

  アナゴさん……か?!

 イケメンすぎwwwwww




今日はコレで、1年分くらい笑いました。死ぬかと思ったヨ(^o^)!
面白いなぁ、こういうエネルギーって素晴らしいなぁ! 深いね、この世界は。こういう発想の自由さはなかなか面白いものですよ。はー、おかしかった。




池袋では友だちと会っていたのですが、彼女とのお話ももちろん楽しかったです。その人はいつもとても頑張っている人なんですけれど、私が認識していたのとは別のところでもさらに頑張っていたので、心の底から感服いたしました。すごいなぁ! 多才で有能な人だとは知っていましたが、でもやっぱり凄い!
私もこういうところから良い影響を受けて、何でもやってみないとね。いや、ほんと。なんか、本当に頑張ろうという気になりましたよ。暑くなる前に頑張るぜ!


というわけで、楽しかったのでほんとはもう少し書きたいところですが、買ってきた漫画を読まないといけないので、今日のところはこのへんで!








『ONE PIECE』巻58

2010年06月04日 | 読書日記ー漫画

本日発売。第58巻






た、たたた、大変なことになってきましたね……!
白ひげが格好良すぎてえらいこっちゃ。
てゆーか、前の57巻の終わりも続きがメチャメチャ気になる終り方でしたが、この58巻はさらに一層気になりますね…!! ああ~、ああ~~~~ぁ、き~に~な~る~~~(/o\;)あわわ~~~~




『ONE PIECE』は面白いので、ときどき読み返したりしています。つい先日も「ウォーターセブン編」を読み返したばかりです。ロビンさん、好き、好き。何度読んでもこのシリーズは感動的だぜ。面白いなぁ。

なんと言ってもこの漫画が面白いのは、冒険の興奮があるところです。船で見知らぬ海に乗り出す、仲間とともにさまざまな冒険に繰り出す、あのワクワク感を味わえるところですよね。胸が躍るような冒険。「未知」ということが大きな意味を持っているのです。「未知」ということに対する、大きな喜びがあるのです。これが私にはたまらない。物語はこうでなくては!



ここ最新の数巻分は、物語の中盤の盛り上がりになるようで、あまり場所的な移動はないのですが、ストーリー的には恐ろしく盛り上がっていますね。しかも、私の好きな方向へと進みつつあるような気がして、今後にも期待! はやく次、出てくれ~~~!





もうすぐワールドカップ?

2010年06月02日 | もやもや日記




たしか、もうすぐワールドカップが開催になるんですよね? サッカーの。南アフリカのやつ。私はサッカーのことは全然分かりませんが、このあいだフライパンを買いに道を歩いていて、こういう橋を渡りました。

   ワールドカップ大橋


なんとなく和むネーミング。「わーるどかっぷおおはし」。うん、いいですね。でも、渡った感触は、普通の橋と変わりませんでした。

えっと、今日はそれだけです…(/o\;)
晴れてて気持ちがいいなぁ。






『わが悲しき娼婦たちの思い出』

2010年06月01日 | 読書日記ーラテンアメリカ

G・ガルシア=マルケス 木村榮一訳(新潮社)



《あらすじ》
これまでの幾年月を表向きは平凡な独り者で通してきたその男、実は往年夜の巷の猛者として鳴らしたもう一つの顔を持っていた。かくて昔なじみの娼家の女主人が取り持った14歳の少女との成り行きは……。
悲しくも心温まる波乱の恋の物語。2004年発表。


《この一文》
“私は、事物には本来あるべき位置が決まっており、個々の問題には処理すべきときがあり、ひとつひとつの単語にはそれがぴったりはまる文体があると思い込んでいたが、そうした妄想が、明晰な頭脳のもたらす褒賞などではなく、逆に自分の支離滅裂な性質を覆い隠すために考えだされたまやかしの体系であることに気がついた。 ”





だいぶ前に買ったまま、なんだか読めそうな気がしなくて放置してあったのですが、昨日ようやく目が合いました。すると読めた。驚くほどのスピードで読めてしまいました。なんてこった。本の見かけほどに長くもなければ、恐れていたほどに詰まらなくもなく、むしろ走り出したくなるような高揚感があるではないですか。

『わが悲しき娼婦たちの思い出』という題ですが、あまり悲しくありませんでした。それどころかとても明るい老人讃歌。老いてますます元気。数え切れないほどの女たちと交わってきた元新聞記者の90歳の老人が、自分のそばで裸でただ眠っているだけの14歳の少女への初恋に熱狂し、今も新聞の日曜版に出しているコラムの中で燃えるようなラブレターを書き募り、誤解にもとづく嫉妬から部屋の装飾品をぶんなげてめちゃくちゃにしちゃったりするという愉快な物語でした。けれども、たしかに老人と少女との愛は情熱的かつどこか神秘的で美しかったのですが、老人が過去に捨て置いてきたさまざまな女たちとの思い出はなるほど少し悲しいものばかり。そういうタイトル通りのところから始まって、意外に明るく終わるお話でした。


この小説は、こういう一文で始まります。

 満九十歳の誕生日に、うら若い処女を狂ったように愛して、
 自分の誕生祝いにしようと考えた。 


そして老人はその通り、狂ったようにうら若い処女を愛することになります。物語の冒頭には他にも予言めいた言葉が書き連ねられていますが、最後まで読むとその通りになるところが面白いですね。眠っている少女の手相を書き写して占師に見てもらうとか、乙女座の人間はどうだとか、そういう呪術めいたことが人物の言動の中にさりげなく紛れ込んでいるところがやはり魅力的でした。
実は最初はこれまでに読んだガルシア=マルケスの作品とは違った雰囲気を感じたような気がしたのですが、ハッピーエンドの予感が珍しかったのでしょうか、いずれにせよ変わらず面白かった。文字から目が離れませんでした。飛ぶように、猛スピードで文字が飛び込んできました。楽しかった。



結局のところ、老人は少女に対してこれといった行為に及ばず、眠る姿をひたすら眺め、汗を拭いてやり、体中に接吻するくらいです。起きている時の少女がどういう人物なのかを知らず、声を聞いたこともなけば(老人が空想の中に作り上げた少女は話すけれども)、本名も知りません。娼家の女主人の口から断片的に伝えられる情報があるだけです。けれども、老人と少女の間には確かに燃えるような愛情が通い合っているらしいという不思議。不思議なお話です。初めての恋に燃えて、いつ死んでもおかしくないと自分では思っていた老人が、全然死にそうにもなくなっていく過程が愉快です。自転車にだって乗ってしまいます。やる気がみなぎっている様子には、読んでいるこちらも元気がでるようですね。

しかし、そのような明るく愉快な老人の恋の向こう側に、これまで通ってきた無数の女たちの思い出が浮かんでは消えて行きます。そこには悲しみがある。たとえば、老人の家の家事をしに若い頃からずっとやってきていたダミアーナには、老人は肉体的な欲望を感じて関係を持ったものの恋愛は生まれず、「二十二年間あなたを思って泣いた」という老いたダミアーナをよそに、老人は別のところで「セックスというのは、愛が不足しているときに慰めになるだけのことだよ。」なんて言ったりもしています。なんて残酷なんだ。
想っても、相手からも想われなければ悲しいものとなってしまう愛もまた描かれていました。

悲しい思い出を越えてのハッピーエンド。この明るい終わり方が私はとても気に入りました。また、全体的に主人公がとぼけた感じに描かれているのが良かったですね。他にも老人が何人か登場しますが、誰も老いているからといって惨めに描かれ過ぎない。それがいいです。



面白かったです。いくつになっても初めて知ることがあるらしい。そいつは素晴らしいぜ!