半透明記録

もやもや日記

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ツバメ

2008年05月21日 | もやもや日記


田んぼの上を、ツバメが白い腹を見せてすいすいと飛んでいきました。1羽で飛んでいたり、2羽で飛んでいたりします。ツバメは小さくて姿の美しい鳥です。

5月に帰省したのは久しぶりでしたのでうっかりしていましたが、5月といえば、日本中の水田のある風景が最も美しい季節なのでした。水が張られた田んぼには、空が映っています。私は水に映った空を好みます。なんて美しいのだろ。とりわけ夕焼けが美しい。そこらあたり一面に広がる水田に、赤く焼けた空が映って、私は震えるほどに感激したものです(高校生当時)。
そんなことを思い出しました。風がなければ、水田はまるで大きな鏡のようです。

ところで、久しぶりに田舎へ帰ってみると、休耕田が増えていました。休耕田には水は張られておらず、麦が植えられていて、それは既に立派に穂を揺らしていました。それを狙うスズメは、賞賛したくなるほどの力強さでホバリングをし、麦の穂をつついています。
合間合間に麦畑を挟み若干数が減った水田には、それでもやはりいつものように大きなサギがぼんやりと立ったり歩いたりしています。

5月は鳥たちも元気そうな季節なのでした。




本日のおすすめ映画

2008年05月19日 | もやもや日記
衛星映画劇場 Z
BS2 5月19日(月) 午後9:00~11:08

実際に起こったギリシャの左翼政治家暗殺事件を題材に、権力による政治テロを強烈に糾弾した社会派映画の傑作。暗殺される政治家にイヴ・モンタンが扮(ふん)し、強い印象を与えるとともに、自らの信念で国家の犯罪を暴いていく予審判事をトランティニャンが好演している。アカデミー外国語映画賞、編集賞。カンヌ映画祭男優賞、審査員賞受賞。
(原題:Z)
〔製作〕ジャック・ペラン、ハーメッド・ラチェディ
〔監督・脚本〕コスタ・ガブラス
〔原作〕バシリ・バシリコス
〔脚本〕ホルヘ・センプルン
〔撮影〕ラウール・クタール
〔音楽〕ミキス・テオドラキス
〔出演〕イヴ・モンタン、イレーネ・パパス、ジャン・ルイ・トランティニャン ほか
(1969年・フランス/アルジェリア)〔フランス語/字幕スーパー/カラー/レターボックス・サイズ〕

NHKオンラインより


この『Z』、異常に面白かったのでおすすめです。
今晩(5/19)夜9:00から衛星第二で放送されるようですよ。私は観ましたが、もう一度観たいところです。

とにかく物語の展開のあまりの格好良さにしびれ、それと同時に物語の迎えるあまりにも皮肉で恐ろしい結末に震えあがりもしました。
(前に観たときの私の感想はこちら →→ 『Z』 )

社会に生きる人間が求めるべきものはいったい何なのでしょうか。言いたいことがある、そのことを言おうとすることをいったい誰に阻むことができるのか。いや、阻むことは容易にできる。だが、それは果たして許されるのか。許されるとしたら、何によって許されるのか。そもそも、彼らが言おうとしていることのすべてを正確に理解した上で阻んだと言えるのだろうか。

社会に属する人間なら一度は考えたことのあるはずの問題を、コスタ・ガブラスは燃えるような情熱でもって取り上げています。私は情熱を燃やして何かを言おうとしている人の言葉を聞き逃したくないので、この映画はもちろん胸に響きました。

もう一度観たい。

衛星映画劇場にはついでに3部作の他の作品『戒厳令』と『告白』も放送してほしいなあ。ちなみにいずれも絶賛絶版中……あんまりだ!






電子データが出来ました(ほぼ)

2008年05月16日 | 同人誌をつくろう!


YUKIDOKE もくじ


同人のみなさま、こんにちは!
同人誌【YUKIDOKE】ですが、電子データの整理が(ほぼ)完了いたしました。つきましては、同人のみなさまにデータをお渡ししますので、明日土曜日あたりにそのむねメールをお送りします。どうぞご覧下さいませ☆
追記:5/17午前 みなさま宛てにメール送信完了しました

このデータですが、PDF形式の(ほぼ)完全データですので、冊子の仕上がりの大体のところは想像していただけると思われます。これをご覧になって、「あれ、ここは?」という箇所があれば教えて下さい。
ちなみに私はこの期に及んでも、何枚か存在する白紙のページにどうにかカットを挿入しようかと思っているのですが、ネタが切れてしまっているので悩み中です。どなたかモノクロで絵とか入れたくないですか?(今さらかもしれませんが;)
まあ、とりあえずデータを見てみてください。私は余白が気になる性格なので無理にも埋めたくなっていますが、余白は余白でもいいんですよね;


ところで、今回の【YUKIDOKE】の一般公開についても、これから考えていこうと思います。私としましては、なるべくいつでも・どなたにでも・手軽に見てもらえるような形にしたいです。数名の方からはネット上での公開についてお許しをいただいているのですが、みなさんのご意見をさらに伺いたく。

あ、この記事をご覧の方で、今回の同人誌には参加していないのだけど「とりあえず、どんなものか見てみたい」とお思いの方々(←あえて複数形。きっと大勢いらっしゃるに違いない、と希望)も、「こんな形で見られるといいなあ」というご意見・ご希望がございましたら、遠慮なくおっしゃってくださいませ!
よろしくお願いします~★


というわけで。
ようやく私の肩の荷も下ろせそうです。いや、まだもうちょっとやらないといけませんが。でも、やっと終着点が見えてきたので、とてもほっとしています。はー、良かった。やり遂げるって素晴らしい! いや、まだ遂げてないか…。油断は禁物☆
みなさま、引き続きよろしくお願い申し上げます!



ミョウガ

2008年05月14日 | もやもや日記


これ、茗荷らしいです。昨日、山の畑へ連れて行ってもらった(というより連れられて行った)ときに撮影しました。
茗荷は大好きなのですが、全体的にはこんな植物であることは知りませんでした。なんか、そのうち地面のあたりから、あのお馴染みの芽(?)が出てくるんだそうですよ。
あと、タラの芽も意外な感じの植物でした。思ったよりデカイ。これは新芽を摘むんだそうです。へえ~。
食べられる草を育てるのはいいですね。ロマンだわ。


ところで、帰省中の私ですが、仕事は田舎へも持って帰っています。同人誌のデータ整理を今週中に完了する予定です。ここには娯楽がないので、仕事が捗ることといったらありません。わーい。


昨夜からは雨。


桃と山

2008年05月13日 | もやもや日記


さて、帰省中でございます。変な時期ですが、何となく。でもおかげで列車は空いてましたよ。連休中はなんだかんだで混雑しますからね。
それにしても、あー、天気いいな。なんだか暑いくらいです。

画像は父が植えた桃の木と、富山の山。山の名前は忘れましたが、さっき母が「あの山は○○岳といって、お坊さんのような模様がもうすぐ見られるようになる。その近くには猫の模様も出てくるよ」とか何とかいうことを富山弁で言ってました(方言でそのまま書こうと思いましたが、判読できないかもしれないと思い、やめました)。

それを聞いた私はと言えば、あの山の名前も知らない。私は20年も暮らした郷土のこの山並みを、来る日も来る日も眺めていたのに、意外と何も知らなかったのだなあ、としみじみしてしまいました。
そう言えば、私が都会暮らしを始めてからもう12年ほどになるので、「12年か……」と思うにつけても、なんだかしみじみするのでした。

そして、このあたりは静かすぎて、耳が「ぼう」っとします。普段私がいかに喧しいところに暮らしているのかを、思わず実感しています。


そんなこんなで、帰省というのは、どうにもしみじみするものなのですね。

何の役に立つのかわかりませんが、しばらく滞在する予定なので、田舎の風景をちょっとは記録しておこうかな。



YUKIDOKE サンプル

2008年05月12日 | 同人誌をつくろう!
同人のみなさん、こんにちは!
たいへんお待たせしておりますが、とりあえず YUKIDOKE のサンプルが出来ましたので、不鮮明な画像で申し訳ないですが、御覧下さいませ☆


(↓画像をクリックで別窓/拡大)



えーと、しつこいようですが、あくまでサンプルですので、あちこち微妙……(/o\)な箇所はありますね。実はこのサンプルの表紙なんて、ミスプリントした裏紙(しかも普通紙)ですし……エヘ☆ 糊付けしたところがヨレっているのは、まだちゃんと乾いていないからなんですね~、あはは。スミマセン、本番はちゃんとした厚紙でやりますので。

でも、まあ何とか冊子っぽくなりましたかね。

ところで、御覧の通り、表紙は3つの案のうちの「Y字花柄_白黒」として、割と好評だった「テニス柄」は口絵として無理矢理巻頭に挿入したりしています。が、これは【お試し】なので、あまり気にしないでください。
って、肝心の表紙に関してはあまり参考にならないサンプルのような気もしますが……まあまあ! 大体こんな感じ! ということでお願いします! 雰囲気だけ味わってくださいませ。


ということで、この画像だけではよくお分かりにならないとは思いますが、「あれ、ここちょっと変じゃない?」とか「ここはこうして欲しいなあ」という点がございましたら、どうかご一報を!
よろしくお願いします~♪



さむい! そんな近況

2008年05月11日 | もやもや日記
昨日は雨、今日は曇り。
で、ちょっと寒いです。
最近はずいぶんと暖かかっただけに、思わず体調を崩してしまいそうな突然の冷え込みです。うーむ、喉が痛いような気がするけれども、気のせいということにしよう。


このところ、いくつかの漫画と映画を見たのですが、感想を書く暇がないので、とりあえず忘れないようにメモだけ書いておきましょう。


**最近観た映画**

『スターウォーズ エピソード3』
2をだいぶ前に観て、そのままずっと放ってあったので、アナキンがいかにしてダースベーダーとなったのかがようやく分かってすっきりしました。なにげにオビ・ワンが非道い、と思うのは私だけでしょうか。まあ、悪い奴ではないんですがね。



『ライフ イズ ミラクル』
クストリッツァの作品。この人の作品は観るのにちょっとした勇気が必要になるため、DVDを買った後もしばらく観ることができず放置してあったものを、ようやく観ました。で、なんというか憂鬱になりました。どうしてだかうまく言えませんが、心にグサッと突き刺さるような何かがあったようです。言葉にはなりませんでした。ああ、これだから困る。『黒猫白猫』を観れば、ちょうどバランスが取れるかも。あの明るさと陽気さのもう一方に、このやるせないような悲しみのような世界があるのかも。



『花とアリス』
岩井俊二さんの作品。映像が美しいらしいと聞いていたので観てみたかった映画。たしかに美しかった。美しい、というだけでも価値があるかも。かなり繊細な世界を描いているのだろうという予想はまあ当たりましたが、そこでさらに結構笑えるつくりになっているのには驚きました。結末も素晴らしいですし。かなり面白かった。


**最近読んだ漫画**


『ペット』
『ぶっせん』の三宅乱丈さんの。『ぶっせん』で爆笑させられた明るさはなく、びっくりするほどグロテスクな狂気の世界でした。びっくりした。しかし、「ひょっとしたら連載の途中で無理矢理打ち切りになったのかしら…?」と思えるような唐突な結末ながら、ああいう意外性のある展開に仕立てているところはさすが! 面白かったです。幅の広い人だったんだなー、三宅さんって。



『ワンピース』9巻くらいまで
ナミさんのエピソードの途中まで読んだので、続きが気になる。でも時間切れで読めなかったのでまた今度(要するに、漫画喫茶で読んだんです)。今までワンピースを読まなかったのですが、読んでみると、何となく売れるのが分かる気がしました。何かね。冒険で友情なんですね。王道の清々しさというものがあるんですね。



『スティール・ボール・ラン』15巻 最新刊
そろそろクライマックスに近付いてきたんでしょうかねえ。今後が気になります。



『電波の男(ひと)よ』
これも結構面白かった。西 炯子さんというのは初めて読みましたが、絵がきれい。この作品は短編集でしたが、クールなメルヘンというような雰囲気があって素敵でした。たまにはこういうのもいい。


しかし、漫画については、まだ読み足りないですね。うーむ。うーむ。




イチゴ・パラダイス

2008年05月08日 | もやもや日記
イチゴ と イチゴドリンク



画像はイチゴと、色は薄いですがイチゴと牛乳のドリンクです。このあいだミキサーを買ったものですから、ちょっとばかしフルーツジュースにはまっております。

イチゴ。私の大好物のひとつ。
季節到来なのか、昨日はイチゴがたいへんにお安くなっていたので「箱買い」しました。ぜいたく~~!
でも、3パックでたったの500円でした。それでこれだけの贅沢感を味わえるのですから、我ながら相当にお得な精神構造をしております。いや、でも、やっぱ贅沢でしょ。一度に3パックも並べたのは(正確にはその前の日に別に1パック買っていたので4パックだった)、生まれて初めてです。ふふ。

そんなわけでイチゴが大量にあるので、普段だったらとてもできそうにないイチゴジュースにチャレンジというわけなのでした。味については、まあ、イチゴミルクなわけですから、おいしくないはずもなく。撹拌するときに、ほどよく泡立って、何とも言えぬうまさでございました。わ~、ほんと、なんて贅沢なんだろう!

上の写真では、イチゴの赤色があまり反映されていなくて、ほとんどただの牛乳に見えますが、今日また作ってみたら(昨日も作った)、今日のはとても赤かったので、イチゴミルクも濃いピンク色をしていてきれいでした。そしてやはり最高にうまかったです。


私はイチゴのなにもかもが好きだ!

と、宣言しておきましょうか。とりあえず。くふふ。




サンプル製本中

2008年05月07日 | 同人誌をつくろう!

同人のみなさま、こんにちは!


さて、YUKIDOKE もようやく仕上げの段階に突入しております。とりあえず、1冊分をサンプルとして製本してみました。

最終的にページを数えてみたところ、驚いたことに予定を25頁ほど上回り(数え間違い過ぎダロー)、220頁を超えておりました。わー、厚い! 読みごたえがありそうです。そういうわけでして、当初はくるみ製本に挑戦しようと思っていた私ですが、あまりの厚さに到底綴じることができそうになかったため、紐綴じにすることにしました。
微妙に和綴じっぽく綴じてあります。はい、それはもう微妙に……。まあ、強度的にはこちらのほうがしっかりしますし、それに手作り感だけは満載で、なかなか愉快な仕上がりになりそうです。うっ、スミマセン、わりと不器用なんです私は(/o\)  ああ~、なんかもうちょっとキッチリと仕上げたいなあ~! 練習するしかないですね、これは。

さらに、上の画像では部分的に汚れてしまっているところもありますが、えーと、サンプルなのでとりあえず今のところは見逃してください。

それにしても刷ってから見直してみると、本文にも(私のページ設定の際の不手際により)あちこち文字の大きさが不揃いだったり、変なところで改ページになっていたりと、修正すべき点がいくつか見つかりました。紙の上でないと気が付かないものですね、意外と。いやはや。


ところで、このサンプル版ですが、プリンタが途中で息絶えてしまったのと(いよいよ青が出なくなった…終わった……でも気まぐれなのでまた息を吹き返すかもと期待中)、綴じるのにも少々手間どったため、まだ表紙は張ってありません。そこまで終わったら、また改めて画像を掲載しますので、お楽しみに。

本日は、とりあえずのご報告でした☆