半透明記録

もやもや日記

お知らせ

『ツルバミ』YUKIDOKE vol.2 始めました /【詳しくはこちらからどうぞ!】→→*『ツルバミ』参加者募集のお知らせ(9/13) / *業務連絡用 掲示板をつくりました(9/21)→→ yukidoke_BBS/

『美女と野獣』ダイヤモンド・コレクション【Blu-ray】

2010年11月05日 | 映像(アニメーション)

右が新しく出た【Blu-ray】版。
左は2002年(?)に販売された【DVD】版。
私の『美女と野獣』愛を思い知れ!





先日発売になり速攻で注文をかけたもののその後すこしの紆余曲折を経て私の手元へやってきた『美女と野獣』の【Blu-ray】版を観てみました。

いやー、映像が綺麗ですね!!!
さすがブルーレイ!!
本編の最大のみどころである「舞踏会」の場面ですが、超絶美麗映像に私は感激しまくりです! ベルのドレスの襞が美しく揺れるさまがクッキリと観られます! それから大きな窓の向こうの星空。この星空も綺麗! ハワワ…! なんたる美しさ!!



というわけで、おおむね満足のいく品質でした(^o^)! 『美女と野獣』本編については、私は既に3回ほど記事を書いているので今回は省略。ただ一言だけ書くと、『美女と野獣』は正真正銘の傑作です。何回観ても面白さが色褪せない。映像も音楽も脚本も最高なのです。
特にこの作品の素晴らしいところは、物事の表面的な情報だけですべてを型通りに決めてしまうのではなく、その内奥を本質を見つめて、もしそれが自分の探しているものだったのなら表面を覆っている不格好な装いさえ違って見えてくる、新しい眼差しをもってそこへこそ真実の愛を捧げよう! というようなテーマを美しく表現しているところかと。美女(ベル)と野獣(王子)の恋の結末で、野獣は愛の奇蹟によって元の美しい姿を取り戻すのですが、その姿にベルが却って戸惑ってしまう、けれどもじっと瞳をみつめて「あなただわ」と告げるあの場面は実に感動的です。なんと美しい物語なんだ!!! 
って、あれ…? あまり一言では済まなかったかな; この『美女と野獣』をめぐっては、しかし無闇に感激するだけでなく、いつかもうちょっと深く考察したいものです。でもつい興奮してしまって……



旧【DVD】と比較すると、実はまだちゃんとは見比べていないのですが、【Blu-ray】化で画質はたしかにすごく良くなったという感触です。鮮明すぎるくらいに鮮明。アニメーションにとっては画面が鮮明なのは良いことですよね。音質についてはちょっとうちの環境では判断がつきかねますが、たぶん良くなっているのではないかと。

しかし、【DVD】のほうが良かったというのは、まずはパッケージデザイン。【DVD】版のほうは、パッケージに挿入された表紙の裏にも「舞踏会」の場面が印刷されていて、箱を開けるとDVDの盤が収まった背景が「舞踏会」になっているという仕様。グハッ、素晴らしい演出! 比べて【Blu-ray】版のほうは、表紙の裏は真白。これはちょっと詰まらんですね。いやまあいいけど! あとは扱いやすさという点でも、現時点では【DVD】のほうがやや勝っていますかね。【Blu-ray】はまだ気楽に観られない。【DVD】なら私のPCでも再生できますから(おかげでふとした空き時間に何度となく観た)。でもこれはただ時間の問題でしょうか。


うーむ。まあともかくとっても満足です(^_^) ひとつ心残りなのは、油断していたら【特別劇場公開】されていた『美女と野獣3D』を観に行き損ねたこと…。3週間で終わりやがった……そろそろ行くか、と思った日の2日前に公開終了してました……愛が足りなかったか。そんな私に超失望……(ヽ´ω`)フフ

どうしてこんなにこの映画が好きなのか、今でも全部は分かりません。だから今後もしつこく観続けようと思います!!