もう60巻かー。
物語もようやく中盤らしい。
《この一文》
“失った物ばかり数えるな!!!
無いものは無い!!!
確認せい!!
お前にまだ
残っておるものは何じゃ!!! ”
『ONE PIECE』の最新刊が本日発売ということで、早速買ってきて読んだわけですが……
もう、マジ泣きっスよ!!(ToT)ノワ~
しくしく泣いていたら、時間ばかり過ぎてしまいました; てへへ。いやしかし、ワンピってほんと面白いよなぁ。特にこの60巻目は、物語の前半と後半のちょうど間に位置するらしく、陽気でワクワクするような友情と勝利に満ちた冒険譚から、いくらか思想的な問題提起や愉快なだけではなく陰りのある物語へと移行しそうな雰囲気が感じられました。
(以下ネタバレ注意!)
ここ数巻の展開では、読者はこれまでのように仲間の一人がその過去に負った悲しみを乗り越える様子を読むのと違って、現在進行形で登場人物が悲劇に直面する状況に付き合わなくてはならなかったわけで、しかもその中心人物が主人公のルフィであることに少なからず驚かされたのではないかと思います(私は驚いたぜ!)
また、これまでワンピ的展開としては「過去の回想以外では、決して人が死なない」ヌルイ漫画だと囁かれたりもしていましたが、ここへ来てざっくりとそれを裏切られ、読者はかなりのショックを受けたはずです(私はかなりショックを受けたんだぜ!! てか、エース…白ひげ…嘘だと言ってよ…(ToT)もしかしたら…と願っていたんだがなぁ……お墓のシーンでは心が折れたYO!)
(ネタバレ、ここまで)
そういう点からしても、ここのあたりのこの盛り上げ方は尾田先生さすがだな、という感じでした。単行本の帯には「2億部突破!」とか書いてあって、一体どんだけ売りなさるんだ; と感心してしまいますが、まあ売れますよね、これは。だって面白いんだもん。
というわけで、60巻は内容的にもかなり密度が高くて、読み応えがありましたよ。本格的に「世界」との対立が始まったようで、私はワクワクを止められません。どうなるのかしら、これから。ドキドキ。腐った貴族階級や、それを打倒しようとする革命家なんかが出て来ちゃってて、意外と思想色が強くなりそうな予感…☆ まさかこんな展開になるとはな。想像もしてなかったぜ。
それから今回は久しぶりに麦わらの一味が登場していたのも良かったですね☆ ロビンさん! ウソップ! はやく合流してほしい!!!
あー、はやく続きを出してくれ~~ッ!!