

なにこれ、カッコイイ。
K氏が日本橋(にっぽんばし。大阪の秋葉原的電気街)で、謎の電子部品を買ってきました。ハアハアするレベルの素敵なフォルム。特に裏面の恰好良さは異常。やばカッコイイ! 電子部品って、なんでこんなにカッコイイのでしょうかね。シンプルで無駄のないデザインが良いのかもしれません。私はそれがどういう役割の部品なのかが分からなくても、その美しさにはいつも胸を打たれてしまいます。
それにしても、これは何だろう? 表面の数字表示から察するに、何かの時計部分として利用されていたのでしょうか。日本製。50円で売られていたそうですが、K氏がこれを何に利用しようと思っているのかも不明。まあしかし、とにかく恰好良いね。見ているだけで、手に取るだけで癒される。はぁ~、久しぶりに興奮した!
足がぞろぞろと揃っているところはちょっぴりムカデっぽいのですが、私は電子部品が昆虫めいて見えるのは平気です。昆虫自体は死ぬほど苦手なのに、機械が虫っぽい形をしていることには何の抵抗も感じないどころか、むしろすげーイカス! とさえ思います。不思議だのう。
金属で作られた生き物と言えば、【自在置物(じざいおきもの)】と呼ばれる美術工芸があるそうですが、これは鉄や合金で海老や蟹、鳥や虫などをかなり写実的に模倣した、可動式の精巧な置物だそうで、一度実物を見てみたいところです。金属製の動物とかって、ロマンだわー。ああ~。
人間って器用なんだなぁ!
ああ、素晴らしい!
器用な人がいるって素晴らしい!
私は技術と技能を信奉します。楽しいもの、役に立つものを作れる人っていいなぁ。しかもそれが美しいものであるとしたら、最高ですよね。素晴らしいものが、これからももっと生み出されますように!
*** 追記 ***
K氏によると、どうやらこの部品は
Vacuum Fluorescent; Seven-Segment だとのことです。
……(/o\;)「??…」「ああ…真空蛍光?」「はあなるほど…(分からんけど)」