これが1万円分の古書です
はっきり言って、安い
また古本を買いました。興奮。はあはあ。
今回は、ランサムのツバメ号シリーズの最終3冊。
それからフランス短篇ものを2冊(ひとつは上下巻なので正確には3冊)。
それからエレンブルグの『十三本のパイプ』。
そして、これは私には初対面のレオ・ペルッツ『第三の魔弾』。
ギャーーッ!! 幸せ!
興奮しまくって、さっきまでK氏を相手にしゃべりまくってました。
うふふふ。
ランサムとエレンブルグとフランス短篇は、もう面白いことが分かりきっているので安心ですが、『第三の魔弾』はどうなのかと興味津々です。ちょっと調べたところによると、[コルテスを倒すために悪魔と契約して得た3発の弾丸をめぐる物語]だそうです。もう、このあらすじだけで、購入決定です。なにそれ、超おもしろそう!
コルテスといえばメキシコの征服者。私はこのあたりにも微妙に興味があるところなので、ああ、はやく読みたい。とにかく読みたい。作者はスペインでもメキシコでもなくプラハ生まれのオーストリア文壇で活躍したベストセラー作家だったそうです。ユダヤ人らしい。エレンブルグといい、最近の私はユダヤ人づいています。でもって私はどうやら、「悪魔と………悪魔的な……悪の天才……」といううたい文句に弱いらしい。だけど、悪ってなんだ? つまりそれが知りたい。
この人はミステリーも書いていて、けっこう異色な名作らしいです。これは近くの図書館にあったので、あとで借りてきます。
ふう。どうにか落ち着きたいけれど、今はとても無理!
とりあえず、読みかけの1冊と、読まなければならない2冊を読んだあとに、これに手をつけることにします(多分。先走るかもしれませんが)。
5月は『フリオ・フレニト』ショックでほとんど読めなかったので、今月は読むぜ!
読みたい本がある、ということは、なんて幸せなんだろう。
走り出したい。