二日連続でややピンボケの写真で恐縮です。写真の下手さには昔から定評があり、自らも意識している。過日、尾瀬ヶ原に同行していただいた友人に「何枚か撮っておくのもよい写真を撮るコツ」と教えていただいた。デジタルカメラ・・・・何枚撮っても問題はないのだろうが、そうしない。適当な正確?貧乏性?まっ、いいか!!
「アキギリ」はシソ科アキギリ属の多年草。戸隠牧場から奥社に向かう“ささやきの小径”で撮った。トリカブトに似ているが何だか違う妙な花だ・・と思ってカメラに収めたが、調べて見ると全然別の種だった。中部から近畿地方の産地に生え、8-10月に花を咲かせる。草丈は30-50センチになる中型の植物。
紫色の花の形が桐に似ており、秋に咲くことから名がついているという。仲間が観賞用として多彩な展開を見せている。観賞用としてよく知られるサルビアが代表的。薬草としても使われることがあるというが、その場合は“セージ”がつく。当家でも咲いているブルーセージはその一つか?そういえば似ている。
下の写真「キバナアキギル」は全く同じシソ科アキギリ属の仲間。全国にあるが、花が紫のアキギリが日本海側に多いのに対し、花が薄い黄色の黄花タイプは太平洋側が中心のようだ。昨年は富岡市の丹生湖の縁で見掛けたが、今年は吉井町(現・高崎市)の牛伏山の山道で見つけた。昨年、初めて見つけたときは“珍しい花”と思ったのだが、結構どこにもありそうだ。
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