「ツグミ」は冬鳥で、秋にロシア(シベリア方面など東部)わたってくる。春にはいなくなるので鳴き声がしなくなる事からこの名が付いたという説もあるようだ。10月ごろに渡ってきて里山で過ごし、冬には里に下りてくる。
10日ほど前に、庚申山総合公園で姿を捉えていたが、数日前には自宅前のリンゴの木の下に姿を見せた。大きさはヒヨドリぐらいで良く似ている。ヒヨドリよりやや肥えており、胸の辺りの斑模様、目の上のところの白いスジなどで区別できる。
「ツグミちゃん」と呼べばアニメの主人公にしても通用しそうな可愛い名前だが、見た目にはポッチャリ系ではなくキリッと引き締まった感じがする。
「トラツグミ」を前橋市の嶺公園で撮った。庚申山にもいたが、絶好のチャンスをピンボケで逃した。ツグミの仲間で、この鳥は国内の山地で繁殖し、秋ー冬場になると里の雑木林などに降りてくる。「ヌエ(鵺)の鳴く夜は恐ろしい」(?=ちょっと間違っているかも)とかいう、映画か小説のPRコピーを聞いたことがないだろうか。夜に「ヒーッ」と細く悲しげな声で鳴き続ける、この鳥のことだ。
全体に濃い茶色形で、斑模様が特徴的。可愛くはないが、動作がユッタリ系で目玉がクリッとしているように見え「恐ろしい」と言う感じはない。落ち葉の間をノソノソとあるいていた。
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