群馬県、甘楽町小幡という所に、風情ある美しい町並みがある。ここは何と、あの戦国時代の大スター、織田信長の次男、信雄(のぶかつ)が築いた2万石の城下町。白壁の武家屋敷や庭園、喰い違い郭、大手門礎石、養蚕農家群の町並み、武家屋敷の中を流れる雄川堰・・この水は陣屋内の家臣の屋敷に配水するための用水路。耳に心地よいせせらぎが、より一層町の風情を引き立てる。そしてメインは、国指定名勝となっている「楽山園」。
楽山園・・「知者ハ水ヲ楽シミ、仁者ハ山ヲ楽シム」。論語の一説が名の由来とか。番所でチケットを求め中門を入ると、拾九間長屋。使用人たちが暮らしていたスペース、井戸、作事小屋・・目を奪われたのは、京都の庭園を彷彿させる美しい庭園。見学途中、学芸員と思しき方にお声がけしたら、親切にも、庭園の鑑賞スポットを教えていただいた。そして気付いた茶屋。現在は、梅の茶屋と腰掛け茶屋の2つ。実際は他にも2つあったようだ。作庭者を尋ねたが、それは不明だが、京都から庭師を呼び寄せたのではないか、とおっしゃっていた。何かの資料で読んだ記憶によれば、信雄は若い頃から能を好み、茶人として名高い、織田有楽斉から手ほどきを受けていたようだ。織田有楽斉といえば、利休十哲の一人。織田というブランドで、優秀な技術者をたくさん呼び寄せたのではないか。
美しい楽山園。是非来訪をお勧めしたい。訪れた昨日は曇天で、貸切状態。凌雲亭で庭園と若葉の美しい山々をのぞみながら、干菓子とお薄を一服。気の合う、遠慮のない仲間と楽しい時間。
小幡、是非桜の季節に。武者行列も見どころです。
楽山園・・「知者ハ水ヲ楽シミ、仁者ハ山ヲ楽シム」。論語の一説が名の由来とか。番所でチケットを求め中門を入ると、拾九間長屋。使用人たちが暮らしていたスペース、井戸、作事小屋・・目を奪われたのは、京都の庭園を彷彿させる美しい庭園。見学途中、学芸員と思しき方にお声がけしたら、親切にも、庭園の鑑賞スポットを教えていただいた。そして気付いた茶屋。現在は、梅の茶屋と腰掛け茶屋の2つ。実際は他にも2つあったようだ。作庭者を尋ねたが、それは不明だが、京都から庭師を呼び寄せたのではないか、とおっしゃっていた。何かの資料で読んだ記憶によれば、信雄は若い頃から能を好み、茶人として名高い、織田有楽斉から手ほどきを受けていたようだ。織田有楽斉といえば、利休十哲の一人。織田というブランドで、優秀な技術者をたくさん呼び寄せたのではないか。
美しい楽山園。是非来訪をお勧めしたい。訪れた昨日は曇天で、貸切状態。凌雲亭で庭園と若葉の美しい山々をのぞみながら、干菓子とお薄を一服。気の合う、遠慮のない仲間と楽しい時間。
小幡、是非桜の季節に。武者行列も見どころです。
コンニャクパークの袋詰め、忘れられない想い出になりそう・・・ふふっ。