啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「五感で」

2018-12-14 21:03:25 | 庭の花木
 「イソギク」  キク科
 ”クリスマス プレゼントです”と渡された可愛らしいパッケージ。中からは、日日是好日の本。さすが、私の好きな本をよくご存じの友。久方ぶりであったのに。その夜、一気に読破。食事を摂るのも忘れて。勿論、映画は観た。素晴らしい!本当に素晴らしく、感動の連続だった。でもねっ、本はそれ以上。一つの言葉から、頭の中では、映像となって想像の翼を広げられたり、考えたりもする。その連続。だから、本は楽しい。そして、心の栄養もたっぷりいただく。
 文庫本の帯から
 「会いたいと思ったら、会わなければいけない。好きな人がいたら、好きだと言わなければいけない。花が咲いたら、祝おう。恋をしたら、溺れよう。嬉しかったら、分かち合おう。幸せな時は、その幸せを抱きしめて、百パーセントかみしめる。それが多分人間にできる、あらん限りのことなのだ」。
 文中に登場する先生、凛として、何と素敵で魅力的な方なのでしょう。こういう方に出会いたい、とつくづく思う今日この頃。文中、銀座 空也、島根 三英堂 、長岡 大和屋 越乃雪・・・どれもこれも絶品。
 イソギクは、漢字で磯菊。字のごとく、磯を代表するキクとのこと。あざやかな黄色の花は、直径1cm弱。とても小さい。葉っぱは厚みがあり、白い縁取りもある。その裏は、細かい毛でおおわれて白く、肌触りもスベスベ。10月頃から咲き始め、冬になってもまだ咲いている。
 ブログ、少しお休みします。

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