啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「臨時休館」

2021-05-08 16:24:01 | 庭の花木
「アマドコロ」 ユリ科
 感染急拡大に伴い、県の警戒度が「4」に引き上げられ、市有施設、イベントも一部または中止が決定している。プールもその中の一つであり、差し当たって今月中は臨時休館。確かにプール内ではマスクもマウスシールドもつけないので、感染の危険性は常々感じており、必要以外のおしゃべりは極力控えていたが、いざお休みとなると少し寂しくもある。昨日は三桁に近い感染者数も示され、目に見えない変異ウイルスに怖さを感じる。
 茎がアーチ状になり、それぞれ葉っぱのもとから細い柄がでて、そこから細長い鐘を2つ並べて咲いているいる姿が可憐なアマドコロ。少し意地悪して、茎のもとをゆらゆらゆすってあげると、カランコロンと小さな音まで聴こえそう。よく似ている植物に、ナルコユリがあるが、同じような姿形だけれど、ナルコユリは茎が丸く、花も3~4個くらいつけるので、見分けられる。

果実が赤く色づきはじめたころ、野鳥が行ったり来たり。1日さらに1日と日を追うごとに彼らの数も増え、丁度食べ頃を見計らって、そばにいる私には目もくれず、1粒口にくわえて近くの木に飛び去り、また舞い戻り集団で賑やかについばむ。あれは、ヒヨドリそしてムクドリ・・。一夜にしてサクランボは一粒もなし。

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