啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ヒガンバナ」

2015-09-22 09:11:29 | 山野草
「ヒガンバナ」 ヒガンバナ科
 六本木、ミッドタウン、サントリー美術館、「藤田美術館の至宝、国宝 曜変天目茶碗と日本の美」展を訪れた。国宝に指定されている、曜変天目茶碗は3碗。1つは、世田谷、静嘉堂文庫美術館、2つは、京都、大徳寺塔頭、龍光院、そして大阪、藤田美術館が所蔵している。静嘉堂は、以前、夫と共に訪れ、その美しさに心奪われた。そして、今回もその美しさを、目のあたりにした。小さな天目茶碗の中に、きらめく大小の瑠璃色の輝き、光と見る角度で変化する表情は、目が覚めるような美しさだ。「曜変に手を出すと、身上をつぶす」と、やきものの産地では警戒されるそうだ。曜変は、中国、南宋時代に作られた天目茶碗。制作方法は全くの謎とのこと。3碗の2碗は拝見したので、あと1碗拝見したいと思うのだが、龍光院の天目茶碗は非公開。拝見するには、なかなかハードルが高そうだ。
 ヒガンバナは別名、曼珠沙華。秋の彼岸頃に咲くことからの命名。髪にさす、かんざしの様で豪華で美しいと思うのだが、個人的にはちょっと苦手。花が咲いているのに、葉が出ていない、それも強烈な赤い色。昔、墓地でよく見かけたことも、好きになれない理由の1つかもしれない。個体は白花。珍しいのでアップした。

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2 コメント

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Unknown (GrassHoppers)
2015-09-24 07:16:38
 秋の田んぼのあぜ道に鮮やかに咲いている朱赤の彼岸花。今年も米の稔りを知らせてくれる。金木犀の香りとともに懐かしい秋をかんじさせてくれます。白色はイメージが今一つです。
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Unknown (hidy)
2015-09-24 09:50:54
やはりヒガンバナといえば赤色ですね。群生している姿をよく見かけます。夫の故郷、朱鷺の島では、“葉みず花みず”というのだそうです。
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