啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「えちご 雪割草街道  大崎雪割草の里」

2018-04-07 21:03:21 | 里山
 ”雪割草を見にいらっしゃい”。長岡駅で迎えてくれたIさん夫妻。ご自宅に伺えば、それぞれの鉢に、種類の異なる可憐な、珍しい雪割草の数々、玄関の植え込みには、清楚な白い花、一人静が佇んでいた。長岡で、友人Nさんが同乗し、向かった先は、田中角栄元首相が好んだという”のっぺ”を、角さんの台所というレストランで堪能。勿論、お米も美味しい。さらに車を走らせ、大崎雪割草の里へ。約30万株が群生とのこと。しかし、訪れたのは、閉園2日前、花も終盤。従って、雪割草は次回アップの予定。園にはその他たくさんの花が咲いていたが、初めて出会った、面白い植物を掲載したい。
 「コシノカンアオイ」  ウマノスズクサ科
 これって花? 不思議・・。果実が熟して、はじけ落ちたような姿で、ペタッと土にくっついているかに見える、変わった花。花びらに触れていないので分からないが、パッと見た感じでは、硬そうな印象。漢字で、越の寒葵。越は、最初の発見地の越後、寒葵は、冬でも枯れない葵に似た葉の植物からの命名とか。なお、図鑑には、コシノカンアオイはギフチョウが葉の裏に卵をうみつけ、幼虫は、その葉を食べて育つと記載。なお、方言でブンブクチャガマとも言うらしいが、当方、想像の翼を働かせても、この花から、ブンブクチャガマがちょっと・・?

 「キンギョバツバキ」
 もし、植物の横にネームが示されていなかったら、その存在に気がつかず、通り過ぎるところだった。名を見たときは、どこで区切って読むのか戸惑ったが、葉を見てすぐに納得。ねっ、ねっ 葉っぱがキンギョみたいでしょう?日本海の強い風に吹かれ、葉が痛んだのかと思ったが、どの葉をみても、皆こんな形をしているのです。ユニークですね~。
 
 

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