3日前の尾瀬・至仏山は半袖のシャツだと寒く感じる気温だった。が・・日本一の暑さを誰でも感じる可能性のある群馬県の平野部。この暑さは何だ!!明日午後には、南アルプスに向け出発する。企画してくれた友人の“天候に関する感の良さ”に敬服する。嬉しい悲鳴だが、暑さが心配。暑気払いになるかどうかは判らないが、至仏山に咲いていた清々しい“オゼソウ”をご覧頂きたい。
「オゼソウ」はユリ科オゼソウ属の多年草。日本特産種で1属1種。高山植物。北海道・天塩の問寒別、至仏山、谷川岳の蛇紋岩地帯でしか確認されていないという。至仏山で発見されたのでこの名が付いている。至仏山へは4,5回登ったが意識してこの花を見たのは初めて。オヤマ沢田代のお花畑の木道脇、小至仏山への蛇紋岩の岩場などに静かに咲いている。
図鑑によると根茎は横走りしており、節の部分から細長い笹状の葉をつけている。花期は7月。今年は開花が遅れたのかも知らないが、今月24日では咲き始まった感じだった。花茎は直立し、高さは20-30センチほど。花茎の先に総状花序(柄のある小さな花が長い円錐形、円柱形に並び、下から咲いていく)をつける。個別の小さな花は径が5ミリ弱で淡黄白色。穂状に咲き揃うと清楚で清々しい。初めて見たと言う感激だけではない。
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