啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「フヨウ」

2017-09-06 18:11:19 | その他
「フヨウ」  アオイ科
 お稽古で活躍してくれたお茶筅に、感謝の気持ちを込め、お焚き上げをし、供養する、いわゆる”茶筅供養”が、今年も成田山(高崎)で行われた。茶筅がなかったら、お茶を点てることができないのだから、傷んで使えないからと言って、ぞんざいに扱うことはできない。したがって、それらに感謝し、供養するのだ。住職の読経をききながら、改めて、伝統ある日本の文化を再確認した。
 境内に咲いていたフヨウ。2mほどの丈はあっただろうか。花の径は10Cmほどで、やや大きなピンク色。上品で気品のある美しい花。葉は、ところどころ虫に喰われ、哀れな気がした。昔から、その花の姿から、美しい人のたとえに用いられる花。そういえば、新田次郎の小説”芙蓉の人”。数年前、ドラマになったので、記憶に新しいが、明治の女性の感動的な物語。夫は、新田次郎の小説の愛読者で、彼の作品はほとんど持っている。改めて、棚を見れば、”芙蓉の人”おさまっていました。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (アッキー)
2017-09-09 22:58:44
こんにちわ。ピンクのフヨウの花、きれいですね。実は先日、皆野町の「ムクゲ自然公園」に行って来ました。同じアオイ科の仲間ですのでよく似ていますが、フヨウの葉は、大きくて薄緑、ムクゲの葉は、小さくて濃緑の違いがあるそうです。ムクゲもまだ見頃が続いていて、お勧めの公園です。追伸 ご心配をお掛けしましたが、無事に退院することができました。ではまた。
返信する
Unknown (hidy)
2017-09-09 23:21:25
皆野町、ムクゲ自然公園、朝のテレビで放映していました。沢山の種類があるのですね。映像からも、その品格ある美しさが伝わって来ました。確かに、ムクゲもフヨウも似ていますね。どちらも、みとれてしまう美しさです。
まだ、暑い日がありそうです。どうぞお身体、大事になさってくださいませ。
返信する

コメントを投稿